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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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5/8~10 vsF ●○○
東明が打たれた時はどうしようかと思いましたが、日ハムキラーディクソンと、ようやく初勝利の西が連敗地獄から救ってくれました。苦手の上沢を打ち砕いたカラバイヨ&ブランコの連弾は痛快でした。翌日もバイヨ連発。バット折ったりファールゾーンから戻ってきたり、脅威のパワー。西野も良い活躍でした。指名順位も低く守備も打撃も今ひとつで、「いつまで使うんだよ!」とイライラしていたのですが、プロの世界に慣れてきたでしょうか。それにしても上沢-ディクソンの対戦はいったい何度目なのですかね。もう見飽きたのですが…。
ともかくもひさびさに感じる連勝です。

5/12~14 vsE ●○雨
初登板で好投するも勝ちつかず、2戦目で「ああやっぱりな」となる近藤は去年と同じ。それにしても見切りが早かったです。打線はチャンスに一気逆転しましたが、岸田が同点にしてしまいました。ちょっと集中力に欠けていたような場面もあり、不運なタイムリーで勝ちこされた塚原に負けがついたのも納得いきません。翌日はバリントン、6-1から追いつかれるという信じられない展開。10勝10敗の投手という前評判は間違いではなかったのか…。しかしブルペンも打線もよく粘りました。新星西野が打って、調子を取り戻してきた感のあるサトタツ平野が締めるという、ファンにとっては歓喜の展開。翌日は小雨で中止。良い雰囲気で札幌へ乗り込もうという魂胆だったのか、昨年3連続で中止にした楽天への意趣返しだったのか…。

5/15~17 vsF ●○●
やっぱり、札幌ドームは苦手だ…。
初戦は新人に初勝利を献上。もったいない試合でした。このひとつの「もったいない」の積み重ねが今の順位なわけですが。翌日は安達のビックリホームランによる勝利。「勝ちに不思議の勝ちあり」とはよく言ったものです。まったく隙のない吉川のたった一球の失投を、得点圏打率が無惨な割に打点はそこそこの安達が見事に仕留めました。もちろんディクソンのキラーぶりがあってこそですが。こちらのキラーの上沢は先週攻略したから大丈夫だろうと思いきや、序盤のチャンスをものにできなかったのが痛かったですね。西の不調も痛かったですが。
それよりブランコ。走塁ではなくハーフスイングで足痛めるて…どゆこと?

(結果)15勝26敗1分
前回から借金数が変わらない…。
最悪な時期で借金12ですから、そこからは5割で来ているといえばそうなのですが、5割じゃダメなんですよ!
パ・リーグはすっかりAクラスとBクラスが分かれてしまっていて、このままではCSもおぼつかない状態です。なんとか打開策はないものか…。
塚原佐藤平野佳という新たなリレーが構築されていることは光明ですが、その3人につなぐ先発不足は解消できていません。金子の復帰が待たれます。
打線では西野が輝いています。安達との連携も上達していますし、打席でも思い切ったスイングをしています。左に強いのも良いですね。平野恵の怪我によるチャンスを見事につかみました。不安要素だったセカンドが埋まったのはうれしい限りです。なにせあれほど世間を騒がせた補強組が怪我に次ぐ怪我でマトモに揃わないから…。活躍しているのが1000万のカラバイヨとドラ7西野というのもね…。



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4/28~30 vsE ●○○
西くんまさかの顔面けいれん発症で急遽マエストリ先発という非常事態。この結果はどうしようもありません。ようやく復帰した岸田が登板しましたがあえなく撃沈。これは大差がついている場面だとイマイチな習性のせいなのか、まだ本調子でないからなのか…この日だけでは何とも言えませんでした。打線は9回にようやく反撃を見せましたがすでに時遅し。出鼻をくじかれるとズルズルいくのがこのチームの特性ですが、翌日は超満員のオリ姫デー、みっともない負け方だけは勘弁してくれと祈っていたらまさかの西野デーとなりました。一年目の川端のようにブレイクしてくれるかと思わずかすかな期待をかけてしまったのは、劇的な勝ち方で心理的に浮かれてしまっていたからなのか…。
3戦目は先発が近藤のあたり、今の厳しいチーム状況を表していますが、昨年の先発時同様、最低限で踏ん張ってくれました。こんちゃんのがんばりにこたえるべき打線は、勝ちをつけることはできませんでしたが、代打の切り札・竹原の鮮やかな一打で逆転。前日は代打竹原をコールしておきながら、相手投手が右に代わると左の駿太に代えられておりました。この日は右でもそのまま竹原。ようやくベンチは、竹原が右でも左でもチャンスで打てることに気づいてくれたのか! …と思ったのですがね、この時は。

5/1~3 vsH ●○●
いやー振り返るのもウンザリするようなひどい3連戦でした。3連勝できましたね、まともな試合運びをしていたら。初戦は平野がデホムランを浴びて同点にされましたが、それまでに追加点を取れるチャンスはいくらでもありましたね。竹原を出さなかったのはなぜですかね。10回表はもう振り返りたくないくらいヒドイ展開でした。海田がどうとか馬原がどうとか以前の問題です。2戦目はTの爆発とバリントンの好投で白星を拾えましたが、また平野がデホムランを浴びたうえに追いつかれる瀬戸際まで粘られました(牧原の初球ファールには心臓が止まりかけた)。球数も多いし、昨年後半の平野と何も変わっていないような…。3戦目も西の好投を台なしにする、今年何度目か数えるのもウンザリする逆転負け。2点差は守ってほしかった。結果論かもしれませんが、平野が4連投になるからといってあまり良くなさそうに見えた岸田を抑えに起用するというのもね…。好投している塚原や海田などを複数で1イニング投げさせるなどの選択はなかったのでしょうか。補球しようとして腰を痛めた坂口をしばらく放っておいたのも疑問だし、若月をなぜか代走で使ってすぐに下げなければ山崎に代打竹原を出せただろうし、とにかくすべてが疑問だらけ。
首脳陣の迷走が始まっているようにしか思えません。

5/4~6 vsL ●●●
ゴールデンウィーク、お休みの日に家でオリックス戦を楽しむリーマンも多かったでしょう。そんなファンに見せる試合ですか、これが。
小谷野が負傷したのはプレーの上のことですし仕方ありません。岩崎やら縞田やら内野手を下げてしまったのも予測できないことなのでまあ仕方ないとしましょう。で、二軍から上げてきたのが山本なのも、百歩ゆずって選択肢がなかったとしましょう。しかし、いったいなぜ同じ内野手の堤を下げる必要があるのですかね? 平野も試合に出られる状態ではないのですよね? 控えは原拓しかいない状態ですよね? 結局堤は一度も試合に出てませんよね? 岩崎や縞田も出場機会がほぼなかったのに、山本はいきなりレギュラーで、チャンス時も代打なしって、どういうつもりですかね? それまでに打っている、打てそう、ならわかりますが、気配もありませんでしたよね? それともベンチからは打てそうに見えたんですかね?
どう考えても押せ押せの場面で代打なしで、相手からすればホッとしたでしょうよ。小谷野がこんな時にも出られない状態ならば、落として静養させましょうよ。平野も同じく。
先頭が出て西野にバントさせないのかできないのか、打たせたのも理解できません。相手の二番・栗山とはわけが違うのです。本人が目標は平野と言っておりましたが、ベンチはもう西野は平野に追いついているとでも判断しているのですかね?
そして先発がなんと中山。目を疑います。こんな場当たり的な起用を続けて勝てるわけがありません。
悪い流れはとことん続いてついに佐藤まで打たれました。昨年の中継ぎリレーがすべて崩壊。
そして3戦目ですね、ハイ。もう迷いすぎて方向感覚失ってますね。樹海かバミューダトライアングルにでも迷い込んじゃったのでしょうかね。バリントンに捕手伊藤。間違い探しですか。伊藤の実力どうこうでなく、どうかんがみてもバリントンは伊藤と息が合わず、山崎と相性がよくて、山崎と組んで完封したのはつい先週のことです。イラチのバリントンはスタメン発表の時点でイライラしてたのではなかろうかとうがってしまうほど悪い立ち上がりでした。途中から調子を取り戻しましたが時すでに遅し。そのあとの継投もなんだかね。酷使に次ぐ酷使で疲労が蓄積しブランコも戻る絶妙のタイミングで二軍落ちしたマエストリ枠は海田にご指名入ったのですかね。カラバイヨと竹原がふたり気を吐きましたがそのあとの7番が今日も流れをせき止めましたね。その前の4番も含め守備もバリントンの足をひっぱりまくりましたが。試合後の監督コメントが誰のことを指しているのかは知りませんが、金曜からは内野手の岩崎が上げられますからね。どうなりますかね。

(結果)11勝22敗1分
はい、やっぱり今年も負け越しのgolden weakでした。
しかもそのまま迷子です。やっと正規ルートを歩めそうだったのに、みずから地図を捨てましたね。首脳陣は。
セ・リーグでもなんだかんだ言われている広島でさえ、巨人を3タテです。3タテかー。今年はいつ見られるのかなー。





4/21~22 vsM ○○
延長12回、マリスタ。よみがえるあれやこれやの悪夢…。
が、今のバファローズはあれやこれやを覆す勢いがある! ことを感じさせた勝利でした。
それまでの得点機に勝ち越せなかったことは気になりますが、苦しい台所事情を抱える中継ぎ陣が粘ってくれました。とくに塚原は、サヨナラのピンチを背負いながらもよく踏ん張りました(これまた投げさせすぎは気になりますが)。彼らの踏んばりが瀬戸際の勝ち越しを呼んだのだと思います。チャンスを潰していた小谷野のヒットからはじまり、ひさびさに良い姿を見た中村のバント、もうひたすら猛省しかない安達は飛ばして、満塁男・駿太は新たなロッテキラー? どさくさに続いた小島も昇格後いきなり結果を出せました。それに負けじと翌日、欲しかった追加点を叩き出したのが西野。それより前にチャンスを潰しており、まったく期待していなかった中、汚名返上となるタイムリーでした。屋外球場に慣れているバリントンの雨中の粘りも、海田→塚原→馬原の9凡も、5連勝を飾るにふさわしい試合運びでした。
しかしたった一打席で降ろされた縞田は、もう少し試しても良かったと思うのですが。せっかく二軍で結果を出して昇格したのにベンチ要員では少し不憫な気もします。西野は左でもそのままで結果を出したのですから、左右にこだわりすぎるのはこの首脳陣の特性とはいえ、ちょっと気にかかりますね…。

4/24~26 vsF ●○●
ここがひとつのヤマ場だと感じていた敵地での日ハム戦。先発の顔ぶれからして3タテされるかもしれないなと震えておりましたが、なんとかひとつ勝ててよかった…。などと安堵している場合でもありませんが、そのくらい日ハムには長きにわたる苦手意識が植えつけられています。
初戦はグダグダな幕切れでした。ビジターでマシンガン継投はいかがなものか…。右の鍵谷に左専用の竹原そのままだったのはなぜなのか…。
などの消化不良を解消してくれたのが翌日の試合。試合中にも二度にわたるバント失敗で胃酸があがっていましたが、竹原の一発が吹き飛ばしてくれました。「なんだよセンターフライかよ…って、え、えええー!」まさか宮西を打てるとは思いませんでした、すみません。
前日の東明に続き、ディクソンが粘りました。逆転時のうれしそうな姿も印象的でした。なぜかの前田、そして塚原はリベンジ達成、一発くらったものの馬原がセーブと、またも日替わりブルペン陣がつないでの白星。相手のミスを逃さなかった追加点も、縞田がいい仕事をしました。限られたチャンスをものにする姿勢は大切です。
再び連勝街道に入りたかったところですが、大谷相手ではもうお手上げ。結果論ですが、立ち上がりの悪い大谷相手に西野・安達の1・2番では…糸井の前にランナーを出さないと…。その糸井も少し調子を落としているように見えます。
中8でホークス戦の予定だった大谷がなぜ中6に戻ったのか、上り調子のオリックスにおそれをなして叩いておこうと考えたのか、今日が監督の誕生日であることを失念していてあわててローテを戻したのか、真相のほどはわかりませんが、足をつって6回から交代したのは登板日変更の影響はなかったのでしょうか。今年のオフにはポスティングでのメジャー行きが待っている大切な体なのですから!! え、行くんでしょ? 行くよね? もう行かなきゃね!? 

(結果)8勝16敗1分
まだ借金8かいな…しかしパ・リーグ借金ひとりじめ状態ではなくなりましたし、すぐ上のしっぽも見えてきました。日ハムの貯金を半分以上献上しているのはゆゆしき問題ですが。次のカードではやり返してほしいものです。同じローテばかりらしいし…オフに導入したとかいう上沢や大谷対策用ピッチングマシンとやらはいったい何だったのですかね…。
まあとにかく、次からの9連戦で借金をひとつでもふたつでも減らしましょう。混パへの道はオリックスの巻き返しから始まります。まずは楽天戦、こちらも前回のリベンジを期待します。



4/14~16 vsH ●●○
初戦はやることなすことうまくいかない今のチーム状況が如実に顕れていた試合でした。中継ぎを出せば打たれる、西をひっぱっても打たれる。どないせーちゅーねん、という叫びがここかしこから聞こえてきそうでした。打っても打っても報われないカラバイヨ。翌日も見慣れた逆転負けで連敗はついに6。打線がつながってきているだけに踏ん張れない松葉が嘆かわしい。そのつながり始めた打線を切っているのはT-岡田。打てないわエラーはするわ、心身ともにどん底ですね。二軍でリフレッシュして、去年の感覚を取り戻してほしいです。
投手の要が金子なら、野手の要はやはり糸井。糸井が打てばチームは間違いなくよみがえる。というのもどうかとは思いますが、とりあえず糸井復活でチームも復活。とくにきっちりチャンスをものにできる川端はすばらしい。この図太さが誰かさんにもあれば…。東明はなぜか被弾が目立ちますが、基本的に実力も根性もある投手ですから、援護があれば勝てるのです。最後はヒヤヒヤものでしたが…。しかし海田をいきなり抑えで使うわけにもいかないし、悩ましいですね。

4/18~19 vsL ○○
青い空、緑の球場。黄色が生えるブルーウェーブのユニフォーム。超満員の観客の前でみっともない試合はできないがんばろうKOBE」デーの2日間、チームが見せてくれたのは眩しい陽ざしと同じくらいにあざやかな連勝でした。
初日は先発の好投に加え、先制&中押し&ダメ押しと、勝利にふさわしい条件を見事そろえてくれました。完封はなりませんでしたがお見事ディクソン! 伊藤に糸井に中島のタイムリー、坂口のホームランと打つべき人が打ち、ディクソンの打たせて取る打球を守るべき人が守りました。ああ、こういう勝ち方を見たかったのだ…(涙)
それにしても中島のタイムリーは、何度「あ゛あ゛あ゛あ゛!!」と悲鳴を上げさせられたかわからない右打ちで、『キセキ』とあいまって西武時代のトラウマを呼び起こされました。この一打で昔の感覚を取り戻してくれれば…。
との期待も一夜にして砕かれる負傷離脱。
それよりも前にマウンドを降りたバリントン。森くんに異常がなくて何よりです。
ほぼ準備なしに登板した前田は、準備不足以前の問題で打たれてもやむなしの状態だったのですが、なんとかピンチを切り抜けました。それが次の攻撃につながったのでしょう。相手のエラーに助けられた感もありますが、こういうたなぼたチャンスをものにできるかできないかで、チーム状態は変わってきます。ゆえに安達は猛省。
まさに「全員で勝ち取った勝利」、マエストリ&海田&馬原でワンチャンのリードを守り抜き、開幕のリベンジ達成。
ベンチの雰囲気も良くなってきました。

(結果)5勝14敗1分
なんだかものすごく勝っているような気がしましたが、まだ5勝かいな…まだ借金9かいな…。
スタートから出遅れるどころかつまずいてすっ転んで起き上った時には敵は道のはるか向こう。
しかし勝ち星は何よりの良薬です。選手もファンも士気高揚してきました。
いざ、分水嶺のgolden weakweekへ!


4/7~9 vsM ○●●
先制して追いつかれるもののサヨナラ勝ち! 2勝目! とにかく勝ち!
白星は佐藤につきましたが、勝因は西の頑張りにつきます。名コンビの伊藤はお仕置きなのか、山崎勝とははじめて組んだように思いますが、粘りを見せてくれました。しかも西野を打ち崩したというのも大きい。 で、波に乗っていけ…ないのが今のチーム状態。
逆転負けは見飽きました。去年とは状況が違うということを当人たちもわかっているからこそ、よけいにそれがプレッシャーとなっているのでしょうか。打てません。なんのための補強だったのかわからないくらい打てないし、去年打っていたはずの人たちも打てません。飛ばないボールのせいだけとは思えません。いったいどう指導したらこんなに貧打に陥るのでしょうか。
おまけにヘルマンまで離脱。もはや何かに呪われてるんじゃなかろうか…。
と、ガックリきたところに突如現れた救世主がなんとカラバイヨであったとは。獲得の際は「今さらかい」とツッコんでしまい申し訳ございませんでした。
そんなバイヨの活躍もフイにする3戦目の敗戦。ツッコミどころはたくさんありますね。ロッテキラー竹原の打順で右投手が出てきたからと代打T-岡田とか。そのくせまだ同点なのに投手がきな臭くなってきたからと守備中にTから駿太へ交代とか。1点差の9回で先頭に代打西野とか。これが本当に「選手の意気込みが空回りしているが、私がコントロールできていないだけ」なんでしょうかね、ねえ監督。

4/10~12 vsE ●▲●
最後まで行われるとは思いもしなかった雨の降りしきる中での初戦でしたが、まさか選手たちもそう思っていなかったわけじゃないですよね?
と穿ってしまうほど、見ている側としては舐めてんのかと舌打ちの耐えない試合運びでした。
「コンディションが悪かったのは相手も同じ」というディクソンのけなげなコメント。野手陣の集中力のなさは画面越しにも伝わりました。守備も打撃もとにかくグダグダ感がヒドイ。負けには慣れてきましたが、こういう負け方には怒りを憶えます。そして海田がぽんぽんと2アウトを取ったあと、スイッチの松井のところでマエストリに代えたのはいったいどういう意図があったのか、小谷野とTのバントなのか強行なのか指示がころころ変わったのはなぜなのか、いまだにわかりません。あいかわらず孤軍奮闘のカラバイヨ。そして先日の記事で「結果論」などとほざいてしまい申し訳ございませんでした。海田はもしかしてついに待望の左の中継ぎエースに成長してくれたのでしょうか。
で、その大事な海田を翌日3イニングも投げさせたのはどういう料簡なのでしょうか。もちろんその前に、海田が投げるハメになった原因を作った馬原に言及しなければいけないのですが。前回イマイチの出来からひさびさのマウンドで、しかも配置替えの抑えで、先頭の銀次に長打を打たれたところでイヤな予感しかしなかったのですが、同点ホームランて。しかもサンチェスて…。なにより勝利目前で同点にされても驚かなくなった自分がいることがいちばんの驚きなのですが。
ゆえに3戦目の逆転負けも、得点が3点で止まる→去年もだが中押しダメ押しができない→山崎福はせいぜい5回までしかもたない→どうせピンチで去年みたいなマシンガン継投→ろくな投手がいない→打たれる→負け、と容易に想像がついていたのですが、その想定どおりに試合が終わったということに対していいかげん苛立ちがおさまりませんでした。そのうえ、また継投ミス。
榊原は榊原であり、比嘉でないという事実に、いつまで目をそむけ続けたら気が済むのでしょうか。選手は将棋の駒のように歩からと金には絶対に変わらないのですから。
苦境を乗り越えるためには選手たちがベンチの思うように動いてくれなければならない、としか思っていないような頑なな采配ぶりには、呆れ果てて言葉も出てきません。
去年はベンチワークのまずさで落とした試合より、選手たちがそれぞれの役割を果たすことによって獲た白星の方がはるかに多かったために、監督の采配のアヤを学ぶことができなかったのでしょうか。しかし初年度はなにかと批判されていた他球団のビギナー監督たちは、二年三年経てばそれなりに学習しているように感じます。こちらの三年目の監督は一年生の時とまるで変わっていないように映るのは、決して気のせいではないと思うのですが。
打開策はどこにあるのでしょうね。

【ヤスオーの野球坊主】
 先週、今週と仕事が年度始めで忙しく、4/10~13の楽天三連戦(まけ、ひきわけ、まけ)だけしかきちんと見れませんでした。
 まあ開幕当初も弱かったのですが、この3試合を見るに、その頃なんか比較にならないぐらい、もはや絶望しか見えないぐらい弱くなっています。
 何が悪いのかといわれても、もはや全部としか言いようがないです。
 監督が悪い、コーチが悪い、選手の○○が悪い、誰を使えとか、誰を外せとか、そういうレベルではありません。
 こんなにどん底なチームは、久々に見ました。楽天1年目ぐらいですね。
 ただまあ、ほんの少しですが救いがあります。
 ①大型補強した打者はほぼ全員死んでいるが、最大の補強であるカラバイヨが頑張っている。
 ②元からいた打者もほぼ全員死んでいるが、糸井が復調気味。平野恵一、坂口、伊藤、竹原あたりはそこまで悪くない。
 ③中継ぎ、抑えはほぼ全員死んでいるが、海田が覚醒してすごい投手になった。塚原、マエストリあたりも実力通りには投げている。
 ④先発陣はまずまず。東明、ディクソン、バリントンあたりは全員未勝利だが内容はまったく悪くない。
 ⑤ベンチワークは本当にダメだが、まだ開幕したところなので、首脳陣をかえればよい。
 
 なのでまず①、②あたりの打線の問題は普通に
 1(中)坂口
 2(二)平野恵
 3(右)糸井
 4(左)カラバイヨ (※ 守備がヘタなのは知っている)
 5(一)中島
 6(指)竹原(※右投手の時は伊藤と打順を入れ替えてTでも入れてレフト守らせれば)
 7(捕)伊藤
 8(三)原(※左投手の時は二軍からわさくでもあげてきて入れれば。奥浪をあげて三塁中島一塁奥浪でもいいし。別に今おる小谷野でもいいけど。どうせ8番打者やし)
 9(遊)安達(※こいつが一番の打線のガンやが他に守れる遊撃が思いつかない。だから川崎を獲れと)
 でいいんじゃないですか。決してすごい打線ではないけど、まあ糸井がもうちょっと復調してくれれば悪くはないです。カラバイヨがヘタる頃にはブランコの怪我が治るでしょうし。中島も実績で打線に迫力を与えます。Tや小谷野のどちらか一人でももう少し年棒に見合う働きをしてくれれば竹原や原をレギュラーからはずせますし。
 
 ③、④あたりの投手陣の問題も、先発は今のままでいいでしょう。僕は①~⑤のうち③が最もタチが悪い問題だと思います。良いと名前を出した海田、塚原、マエストリあたりも、すごい球を投げているようには見えないですし、1年通しで働いた実績もないので、まあこの3人じゃもちませんね。平野佳がもうすぐ戻ってくるみたいですが、この人にもあまり期待はしてません。年棒は高いですが、全盛期の力はもうありませんから。僕は2軍はあんまり詳しくないのですが、去年のドラフトで即戦力で獲得したと思われる社会人投手はいったい何をしているのでしょう。具体的にいうと4位の高木伴、6位の坂寄あたりですね。こいつらを全く見ないということは、①のことと、全く役に立たない即戦力野手(社会人出身の7位西野、8位小田あたりですね。)も含め、編成部門にもかなりの責任があるでしょう。

 ⑤の問題は、ネットではよく騒がれていますが、この3連戦を見てよくわかりました(笑)。僕は森脇という監督の采配に感心したことが今まで一度もないので、彼が無能なのは疑いようがないですが(生き方は上手なんでしょう。前ヘッドコーチの高代の本を読むに、前監督の岡田の時に選手に媚びて彼らに岡田と高代に対する不満を抱かせ、選手たちの不満が伝わるであろう背広組にもうまいこと取り入り、クーデターを起こしたと思っています。)、4/12に連投の海田に3イニング投げさせたこと、4/13にプロ初勝利のかかった先発の山福を4と3分の2回で榊原に代えたこと(もちろん結果は逆転された)など、無能なだけでなく人間的にもダメですね。
 楽天は4/11、4/12とカラバイヨにボコボコに打たれていましたが、4/13は完璧に抑えました(デーブか嶋か橋上か誰が分析したのか知りませんが)。完投は100%不可能な先発投手レイ、戸村を見切るタイミングも悪くないです。中継ぎのそんなにいい投手ではないですが左投手という貴重さがある金刃の使いどころも上手でした。打線は本当にヘボばかりですが、出塁率や調子を重視してそれなりに考えた打順を組んでいるのは分かります(藤田5番などはイメージとしてありえませんが、絶不調のTを5番にする監督よりは100倍マシだなあとは思います)。4/13に勝ちパターンの投手3人をまったく使わずに接戦を勝ったのも素晴らしいです。
 大嫌いな楽天のデーブですら客観的に見てこれだけ褒めるところがあるのに、森脇はこの3連戦で褒めるところが一つもない。本当に一つもないんですよ。そして、デーブは開幕当初から采配が進歩しているのがわかるのに(采配が進歩ではなく周りの意見を聞いているだけかもしれませんが、それはそれでいいことです)、森脇は3年間采配に何も進歩がないのが最もダメなところです。
 まあ、休養させるなら早くさせた方がいいでしょう。まだCS進出ぐらいは望みがありますし。

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