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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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9/27 vsF ●
札幌ドームが得意なディクソン。中5とはいえ、なぜ5回で降ろす必要があったのか、ちょっと疑問です。確かに万全な投球とは言えなかったかもしれませんが、中継ぎが登板過多になっているこのシーズン終盤で、しかも前日それで失敗しているこの状況で、勝負に出なければいけなかったのかというと…。うーん…。
しかも先乗りのディクソン以外、飛行機の到着遅れで調整不足の中のゲームでしたから。
馬原も怪我明けで万全ではない中シーズン通して登板していますから、抑えを務めたこともある岸田と配置転換しても良かったのではないでしょうか(もっと早い段階で)。
馬原&平野で逆転負け。つい最近も見た光景でしたから、ショックは少な…いこともないですが、
ハードスケジュールだったとはいえ、打線が再三のチャンスを潰しまくりましたから、遅かれ早かれ引き分けは難しかろうと、こうなることも覚悟の上でした。満身創痍の糸井がフル回転したにもかかわらず、こういう結果は悲しいですね。
チームを通じてバント失敗は少ない印象でしたが、とくに上手い伊藤が3バントに挑戦してアウトになってしまったのは、これも優勝への重圧でしょうか。3バントするか打たせるか、采配の難しいところではありました。

マジック消滅。「ついたり消えたり、だからマジック」と監督はのたもうておりましたが、これでさらに優勝戦線は厳しくなりました。
ソフトバンクの直接対決に勝つことを絶対条件に、ソフトバンクが今日仮に負けたとしても、オリックスがその勝率を上回るには残りロッテ1・楽天4試合のうち、2敗しかできなくなります。ソフトバンクが今日勝つと、許されるのは1敗に。
…厳しいですね。
それも札幌→千葉→仙台の強行日程。
肉体的にも精神的にもギリギリの中で戦う選手たち。頑張れ踏ん張れとしか言えません。
今日は里崎の引退試合。先発は吉田。数年前福岡で小久保の引退試合にノーノーしたKYぶりを再現できるでしょうか。

(結果)76勝60敗2分(首位と1G差&M消滅…隠れM6)
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今年ホーム最終戦。…シーズンゲームのね!



というわけで京セラへ突撃だー!

一度平日の夕方に(手ぬぐい買いに)来た時よりもずっと多くの人が。週末なみ。
さすが最終戦、いや、さすが優勝マジック点灯球団!
券売所には長蛇の列。内野自由席へ。

 

いつものライブ指定席より、グラウンドは遠いですが、全体がよく見えます。外野応援団の声も迫力もよりいっそう、響きます。

今日の先発はルーキー東明。今年二度目! 前回は勝ちましたので、良い兆候。今年不敗を継続させておくれ!
先頭を出すも、無失点に抑えます。

さて相手先発は難敵・牧田。が、先頭駿太がヒットで出塁すると、安達が送って、打席には糸井。見渡す満員の観客席全体で振られる糸井フラッグの鮮やかさには感動すら憶えました。
その糸井、大歓声に応えるように見事な二塁打で、オリックス先制!
さらにペーニャ死球、T-岡田四球で満塁に!
打席には坂口キャプテン! 選手プロデュースのタコ飯を食べながら応援!



…内野フライて、アナタ。
ここで意気消沈するのがいつものオリックスですが、優勝マジックを持つチームはひと味違う!
続くヘルマン、外野の頭を越す特大二塁打で走者一掃タイムリー!
…のはずが、エンタイトルでTが戻されてしまいました。結局この回は3点どまり。

4点と3点じゃ違うよなあ、と嫌な予感を抱えつつビールを飲んでいたら、こういう時に限って当たるもの。制球が定まらないのか、東明は四球絡みで1点を返されてしまいます。

ならばもっと点を、と願うものの、先制打の糸井が併殺などで得点できず。

今日の東明はイマイチか。おかわりの打った瞬間「うげええ」とうめいてしまった2ランで、試合はあっさりふりだしに。おまけにその裏は3凡。
流れは西武へと傾いてしまうのか。次なる回はTのエラー(ちょっとかわいそう)から。結局この回、比嘉が出てきてしまいます。昨日は早めの継投がうまくいきましたが、果たしてどうなることやら。

牧田を攻略できないまま比嘉が続投。得意の右が並ぶ打順にもかかわらず、先頭の浅村に二塁打を打たれます。それでも比嘉なら…と願いをこめる次の中村の打球はレフトへ。突っ込む坂口に目を疑いました。ノーアウトなのになぜ無理をする必要があったのか…。比嘉の無失点記録は途切れてしまいました。
流れはさらに悪い方向へ。ここ最近登板のかさんでいるマエストリ。森のすさまじい才能を見せつける2ランで、試合は決定的に…。

甘いモノでも食べて帰ろう、と、T-岡田プロデュースのかき氷を買おうと売店へ並んでいる間に、6回が始まりました。通路のモニターには何やら不穏な映像が。どうやら、審判の判定に監督が抗議しているもよう。客席からは監督を後押しするような拍手まで聞こえます。どれどれと足を止めてモニターを眺める人たち。ようやく問題のリプレイが。
「アウトやん!」
全員がいっせいにツッコミました。

流れが悪いとこうなります。まあ、中山やし…。



かき氷はおいしいけれど、目の前の試合展開はおいしくない。

それでもその裏の原拓の執念を感じるヘッスラには、沈みかけていた客席がよみがえりました。しかし得点にはつなげられず。
タイムアップ。

帰りの電車で、8・9回に反撃していたことを知りました。さぞ盛り上がっただろうなあ。
勝っていたら、タクシーを使ってでも最後のあいさつまで残っていたかもしれませんが…。

初黒星。残念!

それでもCSがあります。もちろん、日本シリーズだって来ます。
優勝フラッグを持って帰るのを、待ってるからね!

9/26 vsL ● (結果)76勝59敗2分(M6)
点差がついて盛り下がった客席がひさびさに歓声に包まれたのは、他球場の試合速報がスクリーンに映し出された時でした。9-2…えええ!?
というわけで、試合には負けましたがマジックは「6」に。
27日はソフトバンクの試合はありません。勝って「5」に減らし、直接対決までにプレッシャーをかけたいところ。
比嘉・マエストリは、今日はお休みでしょう。ディクソンに長いイニングを投げてもらい、できればシーズン最初の勝利をもぎとった時のように完投勝ちで、千葉へ飛びたいものです!


9/25 vsL ○
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
執念の采配。執念のピッチング。ここまで復調の兆しすら見えなかったペーニャの先制・勝ち越しタイムリー。一投一打に歓喜するベンチ。熱狂するライトスタンド。すべてに涙。
今日も暗雲たれこめる展開。相手先発がアクシデントで降板する事態にも、スクランブル登板の投手陣を打ち込めないという大方の予想を裏切らない野手陣。それでもそんな重たい試合を救ったのはブルペン陣でした。「今年のオリックスはこうして勝ってきたんだ!」と言わんばかりの継投策。ピンチを救った比嘉はリーグ記録に並ぶ連続34回無失点。マエストリはみずから作ったピンチを圧巻の投球で収めました。もうすっかり勝利の方程式を担っている岸田は2回完全。佐藤もランナーを出せど点を取られる気配なし。こうなったら野手も黙ってはいられません。欲しかった勝ち越し点をもぎとり、継投のバトンはよみがえる守護神・平野へ。昨日でふっきれるところがあったでしょうか、直球のキレが冴えていました。1点差で連勝!

一方ソフトバンクは、
vsE ●(7-8)
ちなみに、ソ-楽の中継があったので、テレビではそちらを見ていたのですが…。
五十嵐の4押し出しには胸の痛むものがありました。後ろで守る選手、ベンチの監督やコーチ、もちろんファンの茫然とした表情に他人事とは思えませんでした。実際、平野が続けて打たれた時にはきっと自分も同じ顔をしていただろうと思うので。それにしてもここ最近楽天強すぎやしませんかね…。星野監督勇退発表によるモチベーションアップといえど、効果が長続きしすぎやしませんかね…。あと4試合も残っているのですがね…。

(結果)76勝58敗2分(M7)
マジック! マジックだと! しかも優勝のマジック!
夢じゃないだろうか…。
マスコミは、すわ「2位にマジック点灯する珍事」と「巨人優勝M2」の陰で報じてはおりますが、よくよくその数字を見てみると、これ、ひっじょーーーーーーーーに厳しいマジックなのです。
なにより、残り8試合でマジック7。残り3試合のソフトバンクの敗戦による減少をのぞけば、1回しか負けられません。直接対決も1試合、しかも相手のホーム。さらに稲葉引退の札幌シリーズ、里崎の引退試合、星野監督最後の楽天コボスタ連戦。…めっちゃきついやん。
数字上では、まだまだソフトバンク有利なのです。もちろん、今のソフトバンクの状態を考えると、有利とは言えないのかもしれませんが…オリックスもたいがい薄氷の上を全速力で駆け抜けていかねばならないようなもの。
とにかくずーーーーーーっと前からくり返していますが、「とにかく負けるな!」。
勝つべし!
9/23 vsL ●
いよいよ大詰め。本当に大詰め。
最後のホームゲームは、西武を相手に4連戦。ここを4タテでくらいつきたい。
…ところで、また完封負け。ここ10試合で4つめの完封負けとは、夏も終わったのにもうヒエヒエはいらないのですが。
西はよく投げた…のか、判断に難しいところ。ソロホームランであっさり先制では、やはり西に期待するところからすると肩透かしです。相手は岸ですから。
その岸に予想以上に手も足も出ませんでした。最高勝率のタイトルをプレゼント。
マエストリは立派に役目を果たしました。必勝リレーに岸田とあわせてブルペン6本柱と讃えてもよいくらいです。

一方ソフトバンクは、
vsE ● (2-3)
まだかすかに光明アリ。

9/24 vsL ○
ブラボー金子! 今年西武には3戦3勝、なんとその防御率は0.00。しかも得意のホームで前日の敗戦ショックをひっくり返すお見事な投球でした。これぞエース。
攻撃は初回に平野が死球を受けるアクシデント。点にはつながりませんでしたが、代役の縞田が危なげなく務めを果たしました。控え層の薄いベンチとはいっても、しっかりと地に足をつけてプレーしている姿は、今は全員が一丸となり目標に立ち向かっているチームワークを感じます。
とはいえ今日も菊池相手に終盤までノーチャンス。ようやくもぎとった1点、金子はそこそこの球数に。9回、点差は1点。マウンドには、まさか、まさか…。
平野ー!!!
森脇監督の男気というか、鬼采配というか。
結果抑えたといえ、これで平野が打たれていたらどう責任を取っていたのでしょうか…。
映像は見られなかったのですが、打球の先はかなり危なっかしかったようで。それでも1点差を守ったことで、平野の心に変化が生まれていればよいのですが。

一方ソフトバンクは、
vsE ●(3-7)
なにがあったんかね…?

(結果)75勝58敗2分(首位と1.5G差)
優勝争いは熱い熱い譲り合い! ここにきて絶不調の上位2チームが、これまた熾烈な脱・最下位を争うチームにさんざんやりこめられる展開に!
マラソンでいえば、中盤までデッドヒートをくり広げていたにもかかわらずかけひきに敗れ、一時はその姿が見えなくなり、足も痛めてヨロヨロながらも走り続けていたら、スタジアムの手前に来て同じくヨロヨロになっている相手の背中が見えた、といったところでしょうか。
並走なら奮起して追い抜くところですが、野球は相手頼みによるところも大きい競技。
そして、残り試合数も関係して、明日勝ってソフトバンクが負ければなんと2位ながらにマジックが! ま、マジック!? マジで…?



9/16~18 vsH ●○○
西の涙に始まった首位攻防戦。先手を取られると弱いオリックス、「ここまでか…」との落胆を打ち砕いたのはエースの好投でした。攝津とのエース対決、先制したあとすぐにデホの2ランで追いつかれる展開。打球の行方を追ってバックスクリーンを振り返る金子の表情に、すさまじい怒りを見ました。今までにない表情でした。それはきっと己の不甲斐なさへの怒り。忘れもしない2011年の最終戦、勝つか引き分けでCS決定という運命の一戦で打ち崩されて敗戦投手となり、その経験があったから今は精神をコントロールできているとも言います。その回以降は完全投球。9回リズムを崩したのか打ち込まれてしまいましたが、思いどおりにいかない己の投球に、やはり怒りながらの降板でした。正直、ここは点差もあることだし、平野のお試し登板でいいんでないの? とも思いましたが、後を託されたのは佐藤。さすがの投球で後続を抑え、勝利したことで、みごと2008年以来のCS権獲得。もちろん、目指すところはそこではありません。翌日は松葉を勝ち投手の権利を前にして降板させ、執念の継投で連勝。その差を2.5に縮めました。まだまだ高い壁とはいえ、まだまだ優勝への望みは捨てません。それいけ気迫だバファローズ!

9/19~21 vsM ●●○
というところで、近藤を先発させざるをえない薄い層の悲しさ。
たらればは言ってもしゃーないですがね、ええ。前回勝ちがついていれば、とかね。考えるわけですよ。まあこちらは「二軍でもさして良いわけでもない近藤だしな。吉田との二択だしな。こんなもんだよな」で、自分を納得させられます。
が、平野だけはね。しゃーないとはね、ちょっとね。
9月だけで3敗、4試合連続失点、3敗すべてがサヨナラ負けでうち2敗が逆転負け。次頑張れよとは言えない時期です。合間にセーブのついた試合でも2点差をホームランで1点差にしてしまう、ファンの顔色を失わせ背筋を凍結させながらの勝利。1点差では信用できないな…と思っていた矢先のコレです。
もちろん球団のセーブ記録を打ち立てた平野なくして、今の地位はありえません。
しかし平野の黒星がひっくり返っていれば、今首位に立っていることができたのです。
もちろん点差を広げられない打線にも責任はありますが、実質FA宣言しておいて、そりゃないよと泣きたくもなります。
この試合中、さんざん笑わせてくれた安達のリアクションだけが救いでした。
で、なぜソフトバンクも負けているんだろうと不思議でしゃーないのですが、こちらが勝つと向こうも勝つのがこれまた不思議でしゃーないのです。

(結果)74勝57敗2分(首位と2.5G差) 今 こ そ 耐 え て 反 発 す る 力 !
森脇監督がよく口にするこのわかるようでわからないキーワード。しかし今こそその力が必要とされています。満身創痍の土俵際、優勝は蜘蛛の糸。それでも可能性のある限り、あきらめない。残り少ない戦いを、どうか悔いなく、走りきってほしいと思います。
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自己紹介:
ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
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