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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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8/12~14 vsL ○△○
取っては取られの延長に、取られず取れずの延長に…糸井熱中症という忌まわしい記憶も新しい西武ドームでまだまだ真夏のこの時期に2試合も延長とは。それでも負けなかったのは本当にエライ! 3戦目も3試合連続延長も見えてきた終盤に、なかなか攻略できなかった西武の中継ぎ陣に打ち勝って9回で終わらせました。東明に勝ちがついたのも本当に良かった。西武の黄金ルーキー森くんにホームランを提供したのはまあ、ご愛嬌…。これでチームは引き分けはさんで5連勝。で、ゲーム差は…?

8/15~17 vsH ○○●
金子・西・吉田の3枚ローテをひっさげて勝負に出た首位攻防戦。最低条件の勝ち越しはクリアしたとはいえ、終えてみると、3タテしたかったなあ…できたよなあ…と悔しくなってしまいました。
初戦は攝津の負傷降板というアクシデントがあったとはいえ、やはりソフトバンクの強力打線を1点に抑えた金子の好投に尽きるでしょう。流石のひとこと。2試合目のシーソーゲームを制したのは鉄平の見事な一打によるものでしたが、それが3戦目の勝負どころでアダとなろうとは、これも勝負のアヤでしょうか。スタメン陣が何打席立っても武田の変化球にキリキリ舞いさせられていたというのに、犠打でも犠飛でも良いところで、いくらベテランでも初見ではバットに当てることすら厳しかったのではなかろうか、と思うのですが。前日に打っていなければ、ベンチの捕手は山崎ひとりという状況で代打を出すことはなかっただろうし、勝利打点の高い伊藤であれば…というifを思わず考えてしまったのです。吉田の活躍がめざましいだけに、残念な敗戦でした。まあ、ムエンゴもオリックスのエースの属性ということで(こんなんばっかり)。
それにしても、これでまた苦手投手をひとり増やしてしまいました。余裕を持って先発ローテを組んでいるソフトバンクは、次のオリックス戦に武田を回してくるのだろうなあと思うと今から気が重いなあ…。

(結果)61勝41敗(首位と3G差)  も う 全 部 勝 っ て !
あんなに高かった貯金20の壁をあっさり越えたにもかかわらず、首位との差はなかなか縮まらず。ソフトバンクという巨人をなかなか進撃できません。パリーグの他球団を勝ち星で圧倒しているソフトバンクに、後半戦はじめてカード負け越しをつけ、対戦成績でも勝ち越している球団はオリックスだけという状況で、もう優勝争いはこの2チームに絞られたといって問題ないでしょう。だからこそ、オリックスは他球団に負け越さず、直接対決で確実にゲーム差を縮めていかなければなりません。残り試合数は41。ソフトバンクとは7試合。ゲーム差は3。
ということは….。
ま、計算めんどくさいので、とにかく勝ちましょう…。

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今年も甲子園が始まりました。

あいかわらず、『ドラマティックナイン』は一日も欠かさず視聴した我が家です。

奈良大会で印象的だったのは大宇陀・吉野の連合チーム。
吉野は毎年部員不足で、昨年までは校内の寄せ集めチームだったのですが、今年は同じく部員不足の大宇陀と組んで10人ぎりぎりのメンバーで出場することになりました。吉野の部員は2人。しかしひとりは主将を務め、もうひとりはベンチ前で積極的に声を出してムードを盛り上げ、急造連合とは思えないチームワークで初戦を突破しました(ちなみに相手はなぜ硬式野球部があるのか不思議な日本屈指の超進学校)。続く2回戦はあえなくコールド負けをくらってしまいましたが、笑顔と涙が印象的な、これも地方大会ならではのチームでした。

昨今は関西中央や橿原学院など隠れた実力校の躍進も見られますが、大会を勝ちあがってきたのはやはり4つのシード校。中でも大和広陵-智弁学園、剛球投手立田対スラッガー岡本は、地方大会で見るには惜しい対決でした。軍配は岡本に上がりましたが、リベンジはプロの舞台にお預けということで、その未来を楽しみに待つこととしましょう。

決勝はひさびさに天理-智弁という、奈良の二強対決となりました。プレッシャーのせいか初戦からなかなか固さが取れなかった智弁ですが、試合を重ねるごとにようやく本来の強さを取り戻してきました。一方、投打に安定感のあるゲーム展開を見せてきた天理。近年智弁の後塵を拝すること多く覇権奪回に燃える天理でしたが、試合の主導権を終始握られた展開で反撃するも時遅く、代表の座は県内不敗の記録を伸ばした智弁の手に渡りました。

センバツでも2本のホームランを打った岡本くん。ドラフトでも上位指名間違いなしの逸材として衆目を集めていましたが、初戦の相手が馬渕監督率いる明徳義塾に決まった後は、松井の敬遠問題と絡ませた記事がまたぞろスポーツ紙面をにぎわせるようになりました。
はからずも話題の中心になってしまったことで、岡本くんは背負わなくてもよかったプレッシャーを背負うはめになってしまったかもしれません。それでもこれまた今大会注目の好投手・岸くん相手に、チームバッティングに徹したタイムリーはさすがの技術でしたが、百戦錬磨の馬渕監督を相手に、采配もチーム力も見劣りしてしまう智弁学園はその壁を超えることはできませんでした。
馬渕監督は試合前、岡本くんに対して「敬遠はしない、松井と一緒にしたら失礼」といった意味の発言をしていましたが、それはそのとおりだと思います。いくら高校生離れしたパワーの持ち主とはいっても、甲子園の歴史に燦然と輝くスラッガーの松井と同列に語っては岡本くんもかわいそうです。ただ、やはりちょっとは傷ついてしまったかもしれませんね。いつまでも敬遠問題をひっぱって意地悪な答えを引き出そうとするマスコミのやり口にも問題アリと思いますが。

智弁が早々に負けてしまったのは残念でしたが、個人的には馬渕監督ファンですので、次の大阪桐蔭戦に勝つのはもちろん、決勝まで勝ちあがってほしいと思っています。

今年の戦力図は東高西低。47試合を終えて、北信越や東北勢の躍進が光ります。優勝候補と目された有力校が次々破れ、今年も予想がつかない展開となりました。ちょいちょいしか見られませんが、守備の固いチームが増えた印象があります。8点差をひっくり返した大垣日大-藤代戦には地方大会決勝でいくつも見られた大逆転の流れの続きを感じましたし、息詰まる延長戦の末痛恨の判断ミスで勝利を逃した市和歌山の二塁手にはニュースの文面を読んだだけで思わず涙を催しました。また、今日の光星学院-武修館の意外な展開には驚かされました。

いきなりの嵐にさらされた甲子園。選手たちにはベストコンディションで戦ってもらいたかったですが自然の猛威には勝てません。暑すぎない青空が、甲子園の上に晴れ渡りますように。
8/5~6 vsF ○○
平日のデーゲームだったため、結果しか見られなかったのですが、初戦はヒヤヒヤものだったようですね。岸田はまた松葉の勝ちを消したのか…前回これも乗り越えなければならない試練と言いましたが、一ヶ月間に2回はあんまりだ。
サトタツが二死満塁3ボール0ストライクから稲葉を抑えた場面は、リアルタイムならば心臓が止まりかけたことでしょう。北海道の地方球場での日ハム戦はボコボコに打たれて負けた試合しか記憶にないのですが、このたびめでたく2連勝。しかしカード全勝にもかかわらず上との差が開くとは、これいかに。
あと、6日の試合後の森脇監督のコメントには感服しました。

8/7~9 vsE 雨雨雨
オリックスがお盆休みを取っている間に、またまた上との差が開いていく…。
中継ぎや怪我人、出ずっぱりの野手が休養を取れたのは良いことかもしれませんが、この振替がヤマ場にやってくるのかと思うと…。ただでさえ、すでに連戦のスケジュールが組まれている9月にはめ込まれるとかなり苦しいです。谷間を埋められる先発のコマが足りませんし、二軍戦を見ても、救世主たりうる戦力がいません。毎年この時期になると上がってくる季節労働者的存在の前田は何をしているのかな。10月であればおそらくこのままいけば楽天にとっては消化試合となるでしょうし、その時すでにオリックスが優勝を決めていて、昨年の楽天のように調整の場として戦えれば言うことありませんが…。

(結果)57勝40敗(貯金17)  こ の 夏 を し の ぎ き れ !
ソフトバンク強し。それしか言葉が出てきません。
いや、そもそもシーズンが始まる前は、ブッチギリでソフトバンクが首位を独走するであろうと予想していたのですが、意外にもオリックスが鎬を削っていただけに、期待するものも大きくなっていたわけです。しかしここへ来て圧倒的な戦力の差を見せつけられてしまいました。あちらは怪我人が続出してもそれを埋め合わせできる人材がいる。オリックスは平野恵が抹消されている間は勢いを失っていました。怪我を抱えている糸井やペーニャはおろか、T-岡田や伊藤らスタメンを張っている選手がひとりでもいなくなる事態は、もはや想像することすら恐怖です。比嘉・佐藤達・平野ら救援陣の連投による疲労を危惧する向きもありますが、コーチ陣は故障しないよううまく調整させているように見えますし、野手も同じようにしっかりケアしてくれていることでしょう。このままシーズン終了まで欠けることなく活躍してくれると信じています。しかしそれにはやはり控え層の充実化は必須。川端や中村のように、途中出場からしっかり仕事をしてくれる選手が増えてくれることを願います。

7/29~31 vsL ○○●
連敗ストッパーの名にふさわしい松葉と、めでたく西武キラー誕生の吉田の好投で、西武ドームの借りを返しました。しかし岡本洋はいつになったら打てるんですかね…せっかくの東明の粘りもだいなしです。3タテの勢いも見えていただけに、ルーキーの粘りに応えてほしかった。8回の代打攻勢は賭けに出たのでしょうが、9回にまだ移籍したばかりの岩崎が打席に立つことになったもののあれこれ細かいサインを出せなかったであろうと思うと完全に采配が裏目に出る結果となりました。それより、メヒアにどんだけ打たれりゃ気が済むのでしょーか。お得意様を作っちゃ駄目だってば。

8/1~3 vsM ○●●
西・金子・ディクソンといえば、「オリ自慢の3本柱! 全員15勝は堅いぜ!」なんて浮かれていたシーズン当初がもう遠い日のことのような。しかし不調の西で勝ち星を拾って、良い流れを呼び込むかと思いきやストリームブルーの蒼き水流は打線もヒエヒエに冷たくしてしまったようで…。「金子-涌井? ディク-成瀬? よっしゃ3タテや!」なんて浮かれていた1戦目の夜がもう遠い日のことのような…。打線はなかなか固まりません。3番バトラーは比較対象が坂口や鉄平ですから定着しそうですが、選球眼以外はまだまだ物足りません。上位の安達や、何番だろうとチャンスで回ってくるT-岡田に当たりが出ないと、この打線でソフトバンクより上に行くのは厳しいです。平野の代役でちょっと活躍した堤ですが、二邪飛でタッチアップを許してしまったうえに平野が一軍合流らしいので、降格やむなしだろうなあ…。あと完全に精彩を欠いているヘルマンは蓄積疲労でしょうか。平野が戻れば、原をスタメンにして休ませても良いのではないでしょうか。

(結果)55勝40敗  食 い 下 が れ !
白黒同率で、なかなか貯金を増やせません。一方ソフトバンクは怪我人を出しても白星を重ねています。ゲーム差2.5。これ以上離されるときつくなります。まあ、今週は佐藤や平野に休養日を与えることができたとも言えるか…。光明と言えば昇格した川端が結果を残していることでしょうか。2年連続で死球から調子を崩しただけに、今回は新人の頃の輝きを取り戻してほしいものです。
7/21~23 vsF ○○○
大事な大事なAS明け、しかも苦手意識のある日ハム相手に3連勝! しかも粘り勝ち!
またも勝ち星を消された松葉はちょっとかわいそうですが、平野佳・岸田に勝ちを消されるのもこのチームのエースに成長するためには必ず経験しなければならない試練ということで…。そしてなんといっても吉田のあわや完全試合の好投には驚きました。さすが競合必至と見られていた逸材。こうしてみると、駿太・安達・松葉・吉田と、ドラ一たちが順調に育って一軍に定着しているのは、うれしい限りです(うーん、その前のドラ一って誰だっけなー…汗)。

7/25~27 vsH ●●●
金子(と平野恵)が抹消されてイヤーな予感はしていたものの、初戦の西で勝てなかったのが痛すぎました。せっかく相性のいいホークス相手に好投し復活のきざしを見せていたのに、守備が足をひっぱってしまっては…平野恵の存在感も、ここにきてその大きさをつくづく感じさせられます。東明・ディクソンという若干格落ちの投手陣をもって接戦に持ち込めたのは、中継ぎの踏ん張りもありまあよしとして、問題は打線でした。3タテしたとはいえ日ハム戦もそこまでタイムリーが続出していたわけではないので、不安要素ではありましたが、手負いの糸井にくわえて好調をキープしていた安達やT-岡田の当たりが止まってしまったのも痛い部分でした。

(結果)52勝37敗(貯金15) 首 位 陥 落 
25日の試合前には1.5Gあった差を、5月の時の3タテ返しでひっくり返されてしまいました。ここからがふんばりどころ。暑い夏をこの薄い選手層で乗り切れるのか、全員一丸となって首位奪還へ、落とせるゲームはありません。休養をとった夏男・金子の無双、西の復活、松葉・吉田の若い力の躍動、岸田・中山を加えたブルペン陣の奮闘を願うとともに、投手が疲れてきているのはどこのチームも同じ、打線が神戸の夜空に華麗な花火を咲かせることを願います。
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ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
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