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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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8/18~20 vsH ●○●
え…金子vs千賀で負ける…? ちょっと信じられない。強力ソフトバンク打線を1失点で抑えたというのに、まさにこれぞ見殺しの極地という見殺し貧打線。しかも7回まで投げさせますか。翌日も中田を完投負けさせてまで、勝ちパターンの中継ぎの温存をはかる余裕綽々ソフトバンクブルペン。く、ぐ、ぐやじい~(´;ω;`)
そんな進撃の巨人レベルの敵を相手に、勝ち越したいな…勝ち越してくれないかな…というのがそもそもおこがましい願望だったわけですが、それでももう少しくらい希望を持たせてくれてもイイジャン…という結果的には完敗の3戦目。我が家の解説者によりますと、ターニングポイントは同点の7回1アウトランナーなし、近藤がカニザレスに四球を出した場面。なぜ高山コーチはこのタイミングでマウンドに行ったのか、ということです。ベテランバッテリーがきなくささを感じて勝負を避けただけ(に見える)のに、わざわざよけいな間を取ったがために、次の高田でブランコがエラーをしても、本来取るべきところで間を取れず、結局内川を敬遠せざるをえなくなったわけです。こうなれば先頭に戻る打順で交代した岸田が打たれるのもやむなしです。それもこれも数あるチャンスで追加点が入らなかったからです。そういえば、長いことタイムリーを見ていないような。

8/21~23   vsF   ●○●
よみがえる5xの悪夢。
サトタツもいいかげん擁護できないのは当然として、そもそもホームラン以外で点を取れないからこうなるのです。この日の球審はストライクゾーンが極端に狭く、両チームとも苦労していました。ならばなぜ終盤に相手の勝ちパターンでない中継ぎが登板した際、粘って四球を取るなりしてあと1点にこだわる攻撃をしないのか。2点あれば余裕だった去年のブルペンではないのです。
翌日はその鬱憤を晴らすかのような大差勝ち。両先発を考えれば分はあると考えていましたが、5回まではヒヤヒヤでした。西でなければあのままズルズル抑えられていたかもしれません。西にもやっと勝ち星がつくようになってきて、二桁も見えてきました。しかし糸井はよくわからない状態ですね。中島が二塁打を打っても一塁から帰れないほど足の状態が悪いのかと思いきやふたつも盗塁を決める。どっち?
この点数を次の日にもわけてくれーと叫びたい日曜日。零封負けはまぬがれましたがただそれだけの試合。あいかわらず継投には疑問だらけです。なぜこうもしつこく塚原にこだわるのか。打たれては落ち、打たれては落ち、これで怪我を抱えた塚原がシーズン中に立ち直るとでも起用側は考えているのでしょうか。もう今シーズンは肉体的にも精神的にも、どう見ても限界です。

(結果)46勝64敗2分
毎カード、オレオみたいな勝敗表。
ブランコと川端が昇格、これまでの昇格組のように起爆剤になってくれるのかと思いきや、期待はずれもいいところ。ブランコのたまに(本当にたまーーーに)の一発には確かにみどころがあるとはいえ、果たして横浜時代の輝きを取り戻してくれる日が来るのだろうか…(`-д-;)
…来る、とは思えないのですよね、今のところはどうしても。武田も一軍でスタメンを張るにはまだ修行不足かなあ。
今年の低迷の象徴であるブルペンについては、昨年とまったく様相の異なるメンバーを、まったく変わらない起用法で送り出しているがための投壊です。ブルペンコーチの仕事が電話番だとは知りませんでした。今年の秋キャンプは、なにもかもがいちから見直しになるでしょうね。


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今年も高校野球が終わりました。
盛り上がった大会となりました。

注目校の初戦が土日に固まったことで、1回戦から楽しめました。スーパー1年生・清宮に衆目が集まった早稲田実。甲子園出場すら危ういと言われていたチームが、めきめき力をつけてベスト4まで残ったのには驚きました。清宮くんのスイングスピードもさることながら、捕手で4番の加藤くんのキャプテンシーも印象的でした。でも、すべて第一試合というのはねえ…高野連さん…おかげで遅起きのツレが一試合たりともリアルタイムで観戦せず清宮の実力を確かめることができなかったという。
第二試合の敦賀気比-明徳義塾。明徳の初戦負けなしジンクスも、気比の圧倒的な投打の威力の前にはかないませんでした。互いの意地を感じた1回戦のベストゲームでした。
そして贅沢なことに、次の試合は大阪偕星―比叡山という関西勢対決。偕星を応援しつつも、9回2アウトから比叡山の控えのキャプテンが代打で同点タイムリーを放った場面には感動しました。投手に代打を出したことで次の回には勝ち越されてしまいましたが、これぞ高校野球という攻防で大観衆を沸かせました。偕星の投手も粘り強く投げていました。

日曜日も朝から堪能。智弁和―津商はこれもまた高校野球の残酷さを象徴した試合でした。前評判も智弁和が圧倒的有利、実際に先制した時にはこのまま大差勝ちするだろうと考えていました。しかし驚くべきは津商の初出場とは思えない落ち着いた試合運び。初回から前進守備をひかず、先制点を捨てる賭けに出ました。あとから考えれば、この時智弁和が2点しかとれなかったことですでに津商のペースにはまっていたのかもしれません。じりじりと追い上げられるも追加点は取れず。その後の相次ぐエラーには目を覆いたくなりました。いくら甲子園常連校でも選手たちははじめての夏の甲子園。独特の雰囲気に呑まれた選手たちに、ベテラン監督もなすすべがなかったのかもしれません。続投が決まった高嶋監督。さすがにこれで終わるわけにはいかないと勝負師の血が騒いだのでしょうか。甲子園にはまだまだ高嶋監督の仁王立ちが必要です。
そして、全力でプレーし全力で校歌を歌い全力で挨拶に走る津商の選手たちにはこちらも笑顔になってしまい、次もまたその次もこの姿を見たいと思わせる好感の持てるチームでした。
天理の相手は長崎・創成館。順当ならば勝てるかなあと期待していたのですが、順当にいかないのが甲子園。急造投手の冨木くんは粘り強く投げたと思いますが、継投させるタイミングを逃してしまったでしょうか。エースナンバーの斎藤くんがレフトからの捕殺で見せ場を作ったのはうれしかったです。橋本監督は勇退を発表しました。奈良の高校野球の底上げに貢献し、さまざまな苦境にあった天理野球部を復活させた監督。おつかれさまでした。そして新生・天理の新たな出発に期待します。

平日は見られないので、週末の話ばかりになりますが、秋田商エース成田くんはさすが石川二世と称されるだけはあります。気の強そうな面構えから繊細なコントロール、健大高崎の足攻にも動じない落ち着いたマウンドさばき、(投手力に比例しないチームの守備力と打撃力も加え)漫画みたいだと感じました。
中京大中京―関東一の息詰まる投手戦と意外な結末。打球がスタンドに消えても、あいさつの列に立っても、現実を受け止めきれていない中京投手上野くんの茫然とした表情が胸に迫りました。甲子園に棲むというマモノは実に気まぐれです。
この日はすべてが1点差で、見ごたえがあり楽しめました。

優勝するチームは、必ず一度は崖っぷちに立たされた試合を乗り越えるものですが、東海大相模にとっては花咲徳栄戦がそれであったでしょう。最後の最後に優勝候補の意地が勝った試合でしたが、前評判の低さからここまで勝ち残り、一歩も引かない試合を見せた徳栄もあっぱれです。

東北の悲願、と言われて久しい優勝旗の白河越えはまたも果たされませんでした。一度は同点に追いつき、大観衆を巻き込んで熱狂させた仙台育英。予選前の不調を克服したどりついた決勝のマウンドで、佐藤くんは力の限りの投球で東海大相模打線に真っ向から挑みました。しかしたった一球が勝敗の分かれ目となりました。
同点の9回。先頭バッターは相手投手。
決して気を抜いたわけではないでしょう。ただ連投の疲労がほんの少し、集中力を削いでしまったのかもしれません。
投じた初球は甘めのフォーク。打者の小笠原くんはそれを逃さず、スタンドへ叩き込みました。二枚看板の吉田くんと切磋琢磨して迎えた最後の夏。昨年も絶対的優勝候補と言われながら初戦敗退した悔しさをバネに、ここまでたどりつきました。投打のバランスにすぐれたチーム作りといい、優勝候補というプレッシャーに踊らされない落ち着いた采配といい、のべ100校目の栄冠を戴くにふさわしい優勝でした。おめでとう。

100回目の夏が幕を閉じました。
注目選手が次々現れ、日を追うごとに盛り上がりを見せた大会でした。

閉会式の日、首もとを吹き抜ける朝夕の風が涼しさを取り戻したことに気づくと、なぜか淋しさをおぼえる夏のおわり。
毎年新たな記録や記憶が生まれるけれど、この淋しさだけは変わらない。

101回目の夏もまた、この淋しさを感じることでしょう。

待ち遠しい淋しさ、それもまた日本の夏の風物詩。





8/11~13  vsH  ●○●
9回ウラ、4点差あれば勝ったと思うじゃん?
だからベルばらの録画見てたわけよ。
オスカルの叫びに涙してたわけよ。
終わってさ、スマホ見たわけよ。
そしたらさ、5xになってたわけよ。
もう泣いたらいいんだか笑ったらいいんだか、わかんないってヤツゥ?
…って、テンションおかしくなっちゃいますよ。ただでさえ毎日毎日暑くてバテてフラフラなのに、あんな試合見せられちゃあおかしくなっちまいますよ。
冷静に振り返りたくもないが振り返ってみれば、サトタツは抑えになってからもセットアッパーの時と同じスタイルで投げていたがゆえに、ブラックホールに陥ったのではないでしょうか。つまり1点も与えない投球。中継ぎにはそれが求められます。ゆえに8回に投げる投手がもっとも重要と言われるのです。藤川球児しかり、中継ぎ時代の平野佳寿しかり、昨年までのサトタツしかり。
抑えは何点取られようと、追いつかれさえしなければチームの勝ちが決まります。それで良いのです。防御率よりもセーブ数。劇場だの開店だの言われようが、リードを保ったままアウト3つ取れば良いのです。ですから求められるのは投手としての技術より、追いつかれさえしなければと開き直れるメンタルの強さ。クローザーとして名を馳せた数々の投手、岩瀬しかり馬原しかり平野しかり。サトタツにはそれが不足しているのかもしれません。
吉村に打たれた三塁打。ランナーを返してはいけないというプレッシャーがバッテリーを乱してしまったように思います。1点はいいから1アウト、とサトタツを落ち着かせるには、伊藤も若すぎたかもしれません。しかも敵地。雰囲気に飲み込まれてしまったでしょうか。
せっかく小田や岩崎が見せ場を作ったというのに、再三のチャンスにもなかなか畳みかけられず、本来ならもっと点差が開いて海田や白仁田あたりが登板して、あるいは金子がすいすい抑えて完投でちゃらっと勝っていた試合に思いますがね。中軸が機能しませんでした。
東明はもう安心して送り出せる先発投手の柱ですね。ソフバン打線にも怖じ気づかない精神力が要因かと思います。今日も援護がなくて厳しい継投にはなりましたが、サトタツもリベンジできましたし、良い1点差勝ちだったのではないでしょうか。ただ、相手側が故意に隙だらけの試合運びをしていたことにも言及しなければいけません。独走体勢に入って余裕綽々。投手にしろ野手にしろ、適度に休ませて捨て試合を作りながら、秋に向けて万全のコンディション作りに入っています。大事な時期に疲労であやうく優勝を逃しかけた昨年の反省でしょう。く、く、くやじい~(´;ω;`)
というわけで白星をひとつ捨てたからには絶対取りに来る3戦目、不調の内川を降ろして秘密兵器のカニザレス。期待(←相手の)を裏切らない初ホームラン。え、この人、スタンの産休明けたらまた二軍なの? だったらちょうだいよ!
しかし敗戦処理もできないブルペン陣は何なんですか。そら監督代行も笑いながら怒るわ。って、このネタ元を山福や森本あたりは知らないのでは…?
あと言い飽きましたがイデホにどれだけ打たれたら気がすむのでしょうか。今に始まったことではありませんが、特定選手の攻略がまったく捗っていないのは、バッテリーよりもはや裏方の問題でしょう。

8/14~16 vsM  ●○●
松葉が今年いちばんの投球をしていたのに、一本打たれただけで代えたことが勝敗の分かれ目だったでしょう。しかも昇格したばかりの平野が無駄に(と言いきれる。鈴木のヒットはともかく、井上への見切られフォーク連投での四球はありえない)ランナーをためたせいで岸田が1番荻野からの打順になり、嫌な予感がしていたら案の定でした。松葉のデスパイネ被弾は相手を誉めるべきですが、逆転のランナーをためてのデスパイネタイムリーはこちらのミスですね。監督は小田と岩崎のボーンヘッドをコメントしていましたが、問題は松葉の代え時がなかったどうのこうのという投手コーチのコメントの中にあるような。そもそも背信投球ばかりだった松葉が原因なわけですが。こんな代えられ方をさせられた際、西や前田はブチギレていましたが、松葉は(生来の顔つきもあるかもしれませんが)飄々としていたように見えました。もっと闘志をむき出しにしないと松葉に長いイニングはまかせられないでしょうね。
そんな鬱憤を晴らしてくれた西の完封劇。まったく危なげない投球でした。西in京セラ×ロッテは無双ですね。相手もウンザリしているかもしれません。小田の活躍もうれしい限りでした。この勢いが持続しないのが今年のチームの悲しいところ。同期の東明がずっとローテを守り続けているというのに吉田は何をやっているのか? 伊藤も干されがちなのにパスボールはダメだよ。よけい評価を落としてしまうよ。そして打線も大嶺の前に沈黙。なんだか日曜日の夕方はいつもイライラしているような…と思って調べたら、なんと3週連続完封負けでした。どういうこと!?
で、こういう試合にも使われる海田、白仁田。いったいどういう立ち位置なのでしょうか。塚原のように使い潰すつもりでしょうか。こういう時のために古川や高木を昇格させたのでは。今年の投手起用が、さっぱり見えてきません。ベンチとブルペンの意思疎通はできているのでしょうか。

(結果)44勝60敗2分
週間負け越し。5xのダメージは大きい。
自力CSもどうやら消滅したようです。やむなしです。オーナーもガックリです。
なんというか、もう、あとは無事にシーズンを終えてくれることだけ願います。あと、希望を申し上げればなんとか最下位だけは回避を…。

8/4~6 vsM ○●●
金子とブルペン陣の完封リレーから始まったCSの行方を争うロッテ3連戦。前日にクロスプレーで首を痛めた伊藤ですが、金子の正捕手は渡さんとばかりにスタメン出場しました。その意気や良しですが、今度はデスパイネのバット攻撃をくらうはめに…キャッチャーって、大変だね。先勝したのでこの勢いで、との期待空しく翌日はサヨナラ負け。根負けせず東明はよく投げました。腰痛で二軍落ちしたTに代わって昇格した小田がヒットを打つなど、再三チャンスはあったのですが。まあ、サトタツだってこういうことはあるわいね…。3戦目は4点ビハインドから追いついただけ価値があったと思います。しかし相手がDH解除までしていたのですから、ここは良い投手から出していくのがセオリーだったのでは? 首脳陣が他の投手<塚原という判断をしていたというのなら、仕方ありませんが。見ている限り、塚原の状態は防御率どおりとは到底思えないので。しかも自分のミスでの失点は、ダメージが残るでしょうね。最後の安達。せめて振ってほしかった。8月に入ってまた調子を落としています。

8/7~9 vsL ○○●
味方が点を取った後に取られる松葉はあいかわらずですが、打線の方はロッテ戦からの粘り強さを継続しています。安達は不調をひきずっていますが。守備までひっぱられないで。2試合目、ひさびさに感じるオリックスの9回ウラ逆転勝ちでしたが、それもそのはず、前回の逆転サヨナラはなんと2年前までさかのぼらなければなりません。なにせ7回終了時負けていればうんぬんかんぬんでしたから。その2年前の試合は伏兵・山本和作がサヨナラ打を打ちましたが、今回も伏兵中の伏兵・小島脩平によるサヨナラツーベースでした。打席に立つたび心ないヤジが飛んでいたようですが(いや、自分も一球速報でその名を見ると「マジか!」とボヤいていたのですが)、それを吹き飛ばして手首をクルクルさせる一打でした。しかし小島のお立ち台を見る日が来ようとは…しかも2日続けて…。宮崎のファイティングスピリッツが無駄にならなくて良かった。翌日抹消になってしまいましたが、宮崎は打撃で調子を落としていたとはいえ、ベンチの盛り上げ要員としては必要だったので、ここは痛い離脱です。海田の連日ガッツポーズは絵になりますが、その前にもう少し安定感をだね…。
3戦目は初回に攻められなかった時点で決まったのではないかと思います。ストライクの入らない高卒ルーキー高橋光成相手にバントで1アウト与えてしまったこと、これが起点だったのではないかと。ええ、結果論ですが。吉田はいい投球をしていましたが、たったひとつのミスで負けがついてしまいました。しかし8回の継投は謎でした。秋山を敬遠するならなぜその前に代えなかったのか、当たっている脇谷なのになぜ前田を出したのか、次も左なのに塚原を出したのはなぜなのか、ハテナマークばかりでおかわりに満塁弾をくらった時も、まあそらそーなるわなと悟りの境地でした。1点差で9回なら、牧田キラーであるらしいことが前日発覚したばかりの小島に回ったというのに。こういう時の岸田なのでは。もしかして岸田はまたどこか痛めているのでしょうか? 森本は、まあ、こんなもんでしょうね。

(結果)42勝56敗2分
最後の試合に勝って、楽天が負ければ5位だったというのにこのていたらく。パリーグ相手の3タテを見られるのはいつの日か。
今週も五分で借金が減りませんが、二軍から上がる《チャンスつかみたい組》が活躍しているのは良い傾向です。宮崎が抹消されましたが、小田がその穴を埋めてくれそうです。小田・岩崎・小島、今はリハビリ中ですが西野と、機動力のある選手を使ってかき回す野球が福良監督代行の目指すところのようなので。しかし彼らが塁に出ても、それを返す一打がなければ意味がないのです。チャンスで併殺やら凡フライやら、主軸がこれでは話になりません。ブランコもTも離脱で、今は糸井と中島くらいしか頼れる打者がいませんが…どちらもここぞの威圧感に欠けます。あとは同点や勝っている時の継投。先発完投できるはずの金子・西がここ最近四球のために球数が増え、完投が見込めないのですが、ブルペン陣の起用の順番が固められていません。いや、固める気がないのかと思うくらいの岸田・塚原・海田あたりの中途半端な起用。その日の調子を見極めて送り出しているのか不思議になるくらい場当たり的な投手交代が気になって仕方ないのですが。






7/28~30 vsF ○●○
記念すべき球団8000号が岩崎のバットから飛び出そうとは、いったい誰が予測したであろうか。上沢はいつもオリックス戦になると上がってきますが、今年はこれで5戦3勝。相手の思惑に一矢報いてやりました。金子はイマイチでしたが(京セラでないから?)打線の援護で白星先攻。夏男なのですから、頼みます。2戦目は勝てば月間MVP当確であろうと言われていた東明ですがあえなく撃沈。日ハムは天敵だったのですね。日ハムキラーといえばディクソンですが、彼の離脱で急遽先発を担うことになった山崎福。見違えるような落ち着いた投球でした。疲れてきた頃に2被弾はいただけませんが…次回に期待を持たせるマウンドでした。故郷で2HRの糸井はさすが千両役者。元気な糸井を見ているとこっちもうれしくなってしまいます。糸井にはやっぱり笑顔が似合います。

7/31~8/2 vsE ○●●
昨日の山崎福に続いて松葉も…と淡い期待を抱きましたが、松葉は二軍生活を経ても変わっていませんでした。相手が本調子でないので失点こそ2ですが、他球団相手だったら序盤KOだったろうな…というくらいの出来。もうちょっとしっかりしてくれないと。最下位脱出を賭けた(と書くとレベルが下がりますが、実質3位との差が縮まってきているだけに直接叩いておかなければならない相手との)3連戦、なぜか打線もちぐはぐに。プレッシャーに弱いのはあいかわらずなのか…。初戦は縞田のファインプレーが呼び込んだサヨナラ勝ちですが、追いつかれての延長戦なので勢いに乗った勝ち方では決してありません。怪我明けの塚原はあきらかに投げさせすぎでしょう。勝ちパターンとして使うなら、慎重に起用しないとツケがきます。あとチャンスで打てずベンチで涙ぐんでいたメンタルも不安視される駿太に代打を出すのはいいのですが、右投手相手に.280の竹原を残して、ほぼ同じ打席数で打率1割代前半の小島を使う理由はいったいどこにあったというのでしょうか。日曜の試合でペーニャと交錯し担架で運ばれた伊藤の容態も気になりますが、そもそも日ハムに完全狙い打ちされていたライト谷をレフトに移し、Tが慣れないライトを守らなければいけなかったのがあの一連のプレーの原因でもありますし、そこまで谷やドツボ状態の駿太を使わずとも、2軍で小田や武田が調子を上げているようなので、入れ替えもアリかと思うのですが。縞田や岩崎のように、二軍で好調なうちにチャンスを与えれば思わぬ活躍をすることもありましたし。なにかしらテコ入れをしなければ、この負け越しのダメージの早期回復は見込まれないと思います。

(結果)39勝53敗2分
7月は月間勝ち越し。なんとソフトバンクに次ぐ勝率で、あれだけ遠かった5位以上とのゲーム差がみるみる縮まり、なんとCSの光までかすかに見えてきました。これもひとえに3位西武が超絶不調の波の中にあるからなのですが…。おかげで我が家の西武ファンの精神状態はきわめて不安定となり、食事中にえんえん妄想を語りだす始末(主に黄金時代西武の回顧譚)。パ・リーグTVも解約してしまいました。まるで4月の自分の姿を見ているようだ…。
まあ、好調と不調は交互に来るものなので、7月の煽りが8月に来ないとも限りません。とくに野手起用については疑問を感じることが多く、フラストレーションがたまります。チームは何を目指しているのか?  目先の一勝か? CSか? それとも個人の記録か? それによってファンの楽しみ方も変わってくるわけですが。
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自己紹介:
ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
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