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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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7/28~30 vsF ○●○
記念すべき球団8000号が岩崎のバットから飛び出そうとは、いったい誰が予測したであろうか。上沢はいつもオリックス戦になると上がってきますが、今年はこれで5戦3勝。相手の思惑に一矢報いてやりました。金子はイマイチでしたが(京セラでないから?)打線の援護で白星先攻。夏男なのですから、頼みます。2戦目は勝てば月間MVP当確であろうと言われていた東明ですがあえなく撃沈。日ハムは天敵だったのですね。日ハムキラーといえばディクソンですが、彼の離脱で急遽先発を担うことになった山崎福。見違えるような落ち着いた投球でした。疲れてきた頃に2被弾はいただけませんが…次回に期待を持たせるマウンドでした。故郷で2HRの糸井はさすが千両役者。元気な糸井を見ているとこっちもうれしくなってしまいます。糸井にはやっぱり笑顔が似合います。

7/31~8/2 vsE ○●●
昨日の山崎福に続いて松葉も…と淡い期待を抱きましたが、松葉は二軍生活を経ても変わっていませんでした。相手が本調子でないので失点こそ2ですが、他球団相手だったら序盤KOだったろうな…というくらいの出来。もうちょっとしっかりしてくれないと。最下位脱出を賭けた(と書くとレベルが下がりますが、実質3位との差が縮まってきているだけに直接叩いておかなければならない相手との)3連戦、なぜか打線もちぐはぐに。プレッシャーに弱いのはあいかわらずなのか…。初戦は縞田のファインプレーが呼び込んだサヨナラ勝ちですが、追いつかれての延長戦なので勢いに乗った勝ち方では決してありません。怪我明けの塚原はあきらかに投げさせすぎでしょう。勝ちパターンとして使うなら、慎重に起用しないとツケがきます。あとチャンスで打てずベンチで涙ぐんでいたメンタルも不安視される駿太に代打を出すのはいいのですが、右投手相手に.280の竹原を残して、ほぼ同じ打席数で打率1割代前半の小島を使う理由はいったいどこにあったというのでしょうか。日曜の試合でペーニャと交錯し担架で運ばれた伊藤の容態も気になりますが、そもそも日ハムに完全狙い打ちされていたライト谷をレフトに移し、Tが慣れないライトを守らなければいけなかったのがあの一連のプレーの原因でもありますし、そこまで谷やドツボ状態の駿太を使わずとも、2軍で小田や武田が調子を上げているようなので、入れ替えもアリかと思うのですが。縞田や岩崎のように、二軍で好調なうちにチャンスを与えれば思わぬ活躍をすることもありましたし。なにかしらテコ入れをしなければ、この負け越しのダメージの早期回復は見込まれないと思います。

(結果)39勝53敗2分
7月は月間勝ち越し。なんとソフトバンクに次ぐ勝率で、あれだけ遠かった5位以上とのゲーム差がみるみる縮まり、なんとCSの光までかすかに見えてきました。これもひとえに3位西武が超絶不調の波の中にあるからなのですが…。おかげで我が家の西武ファンの精神状態はきわめて不安定となり、食事中にえんえん妄想を語りだす始末(主に黄金時代西武の回顧譚)。パ・リーグTVも解約してしまいました。まるで4月の自分の姿を見ているようだ…。
まあ、好調と不調は交互に来るものなので、7月の煽りが8月に来ないとも限りません。とくに野手起用については疑問を感じることが多く、フラストレーションがたまります。チームは何を目指しているのか?  目先の一勝か? CSか? それとも個人の記録か? それによってファンの楽しみ方も変わってくるわけですが。
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自己紹介:
ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
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