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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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4/21~22 vsM ○○
延長12回、マリスタ。よみがえるあれやこれやの悪夢…。
が、今のバファローズはあれやこれやを覆す勢いがある! ことを感じさせた勝利でした。
それまでの得点機に勝ち越せなかったことは気になりますが、苦しい台所事情を抱える中継ぎ陣が粘ってくれました。とくに塚原は、サヨナラのピンチを背負いながらもよく踏ん張りました(これまた投げさせすぎは気になりますが)。彼らの踏んばりが瀬戸際の勝ち越しを呼んだのだと思います。チャンスを潰していた小谷野のヒットからはじまり、ひさびさに良い姿を見た中村のバント、もうひたすら猛省しかない安達は飛ばして、満塁男・駿太は新たなロッテキラー? どさくさに続いた小島も昇格後いきなり結果を出せました。それに負けじと翌日、欲しかった追加点を叩き出したのが西野。それより前にチャンスを潰しており、まったく期待していなかった中、汚名返上となるタイムリーでした。屋外球場に慣れているバリントンの雨中の粘りも、海田→塚原→馬原の9凡も、5連勝を飾るにふさわしい試合運びでした。
しかしたった一打席で降ろされた縞田は、もう少し試しても良かったと思うのですが。せっかく二軍で結果を出して昇格したのにベンチ要員では少し不憫な気もします。西野は左でもそのままで結果を出したのですから、左右にこだわりすぎるのはこの首脳陣の特性とはいえ、ちょっと気にかかりますね…。

4/24~26 vsF ●○●
ここがひとつのヤマ場だと感じていた敵地での日ハム戦。先発の顔ぶれからして3タテされるかもしれないなと震えておりましたが、なんとかひとつ勝ててよかった…。などと安堵している場合でもありませんが、そのくらい日ハムには長きにわたる苦手意識が植えつけられています。
初戦はグダグダな幕切れでした。ビジターでマシンガン継投はいかがなものか…。右の鍵谷に左専用の竹原そのままだったのはなぜなのか…。
などの消化不良を解消してくれたのが翌日の試合。試合中にも二度にわたるバント失敗で胃酸があがっていましたが、竹原の一発が吹き飛ばしてくれました。「なんだよセンターフライかよ…って、え、えええー!」まさか宮西を打てるとは思いませんでした、すみません。
前日の東明に続き、ディクソンが粘りました。逆転時のうれしそうな姿も印象的でした。なぜかの前田、そして塚原はリベンジ達成、一発くらったものの馬原がセーブと、またも日替わりブルペン陣がつないでの白星。相手のミスを逃さなかった追加点も、縞田がいい仕事をしました。限られたチャンスをものにする姿勢は大切です。
再び連勝街道に入りたかったところですが、大谷相手ではもうお手上げ。結果論ですが、立ち上がりの悪い大谷相手に西野・安達の1・2番では…糸井の前にランナーを出さないと…。その糸井も少し調子を落としているように見えます。
中8でホークス戦の予定だった大谷がなぜ中6に戻ったのか、上り調子のオリックスにおそれをなして叩いておこうと考えたのか、今日が監督の誕生日であることを失念していてあわててローテを戻したのか、真相のほどはわかりませんが、足をつって6回から交代したのは登板日変更の影響はなかったのでしょうか。今年のオフにはポスティングでのメジャー行きが待っている大切な体なのですから!! え、行くんでしょ? 行くよね? もう行かなきゃね!? 

(結果)8勝16敗1分
まだ借金8かいな…しかしパ・リーグ借金ひとりじめ状態ではなくなりましたし、すぐ上のしっぽも見えてきました。日ハムの貯金を半分以上献上しているのはゆゆしき問題ですが。次のカードではやり返してほしいものです。同じローテばかりらしいし…オフに導入したとかいう上沢や大谷対策用ピッチングマシンとやらはいったい何だったのですかね…。
まあとにかく、次からの9連戦で借金をひとつでもふたつでも減らしましょう。混パへの道はオリックスの巻き返しから始まります。まずは楽天戦、こちらも前回のリベンジを期待します。



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