さて、いよいよ大通公園です。
『雪の断章』はこの大通公園で、迷子になった飛鳥と祐也が出逢う場面から始まります。その後も、祐也と再会したり、物思いにふけって歩いたり、物語の中でさまざまな印象を残す場所です。
残念ながら季節は春、そして真っ昼間ということで、感傷にひたることはできませんでしたが…。
整備が行き届いていて、とても美しい公園です。
大通公園といてば、とうきびワゴン。じゃがいもと焼きとうきびを買いました。これが昼ごはん。
噴水を見ながら食す。折から夏日、子どもが水遊びに興じていました。そしてとばっちりをくらいました…。
飛鳥が見上げたテレビ塔。
祐也に声をかけられた三丁目のベンチ。
ふたりが入ったユーハイムのあった場所。祐也と津田礼子が買い物をしていたという三越も見えます。
テレビ塔を昇ってみました。
高い! 怖い!
オリックスファンには良い思い出の少ない札幌ドームも見えます…。この日は試合は行われていませんでしたが。
この「テレビ父さん」とかいうキャラが今人気なのだそうです。
一階には雪印パーラーの売店があったので、思わずソフトクリームを買ってしまいました。
すぐ溶けた…。
さて、次なる目的地はこちら。テレビ塔からほどなく到着。
『忘れな草』で、葵がひとりで遊んでいた場所です。
そしておじさんと出逢い、白クマのぬいぐるみをもらった場所でもあります。
赤いカバンはどのあたりに置いてあったのだろう。
今は遊歩道が整備されていて、あちこちにベンチがあり、淋しくてひとりで泣いている女の子の姿は似合わない、とても穏やかな時を過ごせる場所となっています。
時は夕暮れ。風も冷たくなってきました。
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