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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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6/2~4 vsG ●●●
「切り捨てるべきところを切り捨てないと」と書いた矢先の監督休養。
早い話が更迭なのですが、NPBにおいてあまりこの言葉を使わないのはなぜでしょう。Jリーグだときなくさい言葉がバンバン飛び交っているようですが。
昨年、西武が伊原監督から田辺監督代行に代わって勝ち星を伸ばし、序盤積み重ねた借金を最終的に五分まで戻しましたが、監督交代でチームの雰囲気ががらりと変わった例は少なくありません。オリックスでもコリンズ監督→大石監督代行で2位になりましたし、そもそも森脇監督もシーズン残り9試合の時点で岡田監督休養から監督代行となり、7勝2敗の成績をおさめたことで正式に監督就任が決まったようなものです。
しかし、このようなすげ替えでチームが上昇する例は、不振のそもそもの発端が監督と選手の意識の乖離である(ようにしか見えないくらいファンにすら雰囲気の悪さが露呈している)ことに限ります。
今回の場合、これだけ黒星がかさんだ原因は、主に怪我人の頻発、補強選手の不振、既存戦力も不振、采配の拙さ…etc。思いつくあたりを並べてみましたが、監督が代わって変化することといえばひとつかふたつくらいで、少なくともただでさえおとなしい選手が多くて負けこむとすぐ暗くなるベンチの雰囲気がガラッと明るくなることはないでしょう。
しかし、それでも少しくらい奮起してくれよ…という願いはむなしく、3・連・敗。
正直、なんでこれで首位やねん、というくらい、巨人に強さを感じなかったのですが、それでも勝っているあたりが強さそのものなのでしょう。全部1点差ですし。
松葉も東明もディクソンも、しっかり仕事を果たしてくれました。とくに東明は再三のピンチをしのぎ、予定どおりの回を投げ切ってくれました。交代させないあたり、監督と代行の違いを感じましたが、それに応えられない打線が何とも…。T-岡田は東京ドームに合っているのか、3戦目は全打席二塁打級の当たりを打っていましたが、ファインプレーで2本損しています。しかも最後の最後で…。あれは見えざる壁を感じました。トランプの大富豪で、大貧民になってしまうとなぜか最初の手札に悪い数字しか回ってこず、Kを大富豪に渡して「ええっ、ウッソー!?」と驚かれてしまう、あれと同じです。そして貧しさからは逃れられず、負のスパイラルに陥るのです。そんな悪夢を思い出しました。
あと、平野に言及しないわけにはいきませんね。同点の9回裏、先頭に二塁打を打たれた時点で達観しました。監督代行は抑えから配置転換を決意したようですが、もう失うものはありませんから、糸井を6番に下げたように、どんどん新しいことを試していってほしいです。

6/5~7 vsD ○○●
めでたいドラ1初勝利! まさか連敗を止めるのが山﨑福とは思いませんでした。ナゴドのマウンドも投げやすかったのでしょうか、みちがえるようでした。初勝利に初ヒット、めでたい尽くしです。高校当時から打撃も良かったので、セリーグに入団していたら面白かったかもしれませんね。ウィニングボールを持ってはにかむ姿がまたカワイイじゃありませんか。
巨人戦からT-岡田に気合が見られます。ようやくチームをひっぱる自覚に目覚めたのなら良いのですが。
2戦目はめでたい続きで金子今季初勝利。ランナーが常にいる状態でまだまだ本調子にはほど遠いのですが、ピンチでも動じず自分の投球を貫けるあたりはさすがの貫禄です。やはりこのチームは金子と糸井なのだと改めて思い知らされます。
さて今季初めての3タテなるかと期待大でのぞんだ3戦目。・・・・・・。
あのー、なんで8回岸田だったのでしょうか。てっきり塚原だと思っていたのですが。
ナゴド×岸田の呪いを知らないわけではあるまい。いや、それはオカルトの域であったとしても、1戦目の登板で無失点とはいえかなりのピンチでしたがね。といいますか、どうして岸田をしれっと勝ちパターンに復帰させているのでしょうか…? あいかわらず不安定な平野も、配置転換というのは「勝ちパターンの中継ぎ」だったようですが、いったい塚原やマエストリや海田は、チームにとってどういう位置づけなのでしょう。それにしても岸田の連勝ストッパーぶりは健在ですね。これもオカルトといえばそれまでですが。
もちろん、3点差にした直後、西が初被安打の2ランで1点差にされたことも敗因です。しかし、審判の不利な判定があっただけにちょっと不運でした。いずれにせよ、1点差ゲームを勝ち逃げできる継投方法を考えるべきでしょう。

(結果)21勝38敗1分
ウーン、「交流戦は得意」とは何だったのか…。
ともかくも、糸井が復調気味なのと金子の初勝利で、チームが上昇気流に乗っていければよいのですが、それだけに3戦目の負け方が火曜日からの試合にどう影響してくるのかが気がかりです。しかも交流戦残り6試合の相手は破壊力のあるヤクルト打線と大谷に土をつけ日ハムに勝ち越した阪神。これまでの戦績ではホームの利がほぼないに等しいだけに、なんとかこの両カードは勝ち越しで交流戦を終えてほしいですね。あと、せめて交流戦最下位だけは回避してほしい…。





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