5/19~21 vsH ○●●
おそるべし北九州の魔力。あの大隣ですらその前に屈してしまうとは…。
松葉はあいかわらずの状態でしたが、西野・安達・中村という伏兵が躍動しました。白仁田の背負ったランナーで一点差に迫られるも貴重な追加点で逃げ切り成功。いや、陰のヒーローは丸永製菓の看板か…? あれはかなりの宣伝効果でしょう。翌日は白くまを購入するオリックスファンが増えたに違いない。あとなにげに一塁ベンチを指さして高谷を翻弄しようとしたヘルマンがツボでした。ブランコ降格ですわスタメンはどうかと思いますが。あおりをくらっているマエストリが不憫で。
ひさびさに初戦を取れたことで、なぜか3タテできるようなアゲアゲ気分になってしまったのですが、現実はそんなに甘くなかった。ここの監督はスタメンを勝とうが負けようがコロコロ代えるのが好きですね。143通りの実現でも狙っているのでしょうかね。違和感を訴えて交代したバリントンは検査の結果異状なしだったようですが、あっさり降格させているのは、吉田や山崎に目途が立ったことに加え、しばらくリフレッシュが必要な状態なのかもしれませんね。序盤は先発ローテが暗黒状態の中ディクソンとともに奮闘してくれたので、復活を期待します。
あとイデホに打たれすぎ。いくら好調といっても、毎試合打たれてやいませんかね。
5/22~24 vsM ●●○
ディクソン、神戸、花火。これだけの条件をそろえて、負けますかね…。中5で好投したディクソンを、かつて苦手にしていた古谷の前に打線は見殺し。3安打のうち左の西野が2本というのが何とも…。しかも終盤のチャンスで代打小島って…。同じ左なら昨日ホームランを打っている原拓が残っていたのですが、小島を選択する意図は何なのでしょう。確かに今年代打で2安打していますが、状況と相手投手の差は考慮したのでしょうか。
2戦目は期待と不安半々、いや6:4でテレビの前に座りましたが、すわ撃沈。ぶっつけなんて、やはりそう何度もうまくいくものではないよなあ…。でも金子だから、と少し、いやかなり希望的観測を持っていたわけですよ…。最終回は西野・安達がいい攻撃を見せてくれました。いいかげん相手投手が左でも西野を1番で出してほしいです。もはや守備の人扱いだった安達も打撃フォームを変えて結果が出てきましたし、バントも決まるようになってきましたから、このふたりは1・2番で固定してもいいように思います。とにかく金子は次ですね、次。あと危険球のサトタツも心配。
3タテなんて絶対に許されない交流戦前最後の試合は、京セラにおいて対ロッテ不敗の西が結果を示してくれました。2死球はいただけませんが。
スコアこそ大勝ですが、相手の自滅に助けられたところが大きいですし、後半無得点だったことが気になります。西野が報復気味に内角を突かれて三振した場面も印象に残りました。注目されてくると攻めが厳しくなり、調子を落とす若手野手を多く見てきただけに、西野にはここを乗り越えてほしいと思います。そしてロッテ戦カラバイヨが無安打だったのは、不調期に入ってしまったのかロッテに弱点を暴かれたのか…交流戦で再爆発してくれることを祈りたいのですが。
(結果)17勝30敗1分
借金増えてるやん!
借金1ケタどころか、状態がまるで上がらないまま交流戦を迎えてしまいました。
次なるテコ入れはバッテリーコーチの入れ替え。捕手問題に関しては、伊藤を修行という名目で二軍に落としておきながら、山崎でも勝てないとなるとまた戻してすぐスタメンで使うなど、何がやりたいのかどうしていきたいのか今でもさっぱりわからないのですが、そもそも金子専用捕手のイメージしかなかった前田大輔がいきなり一軍コーチ就任したところから謎でした。伊藤に押しつけたご自慢の投手陣の炎上責任を、今度は前田コーチに押しつけたきらいがなきにしもあらずのような…。
とはいえ鈴木コーチに代わったからといって何が変わるのかはまったく想像がつきませんが…。
今年の交流戦は昨年のようにはいかないはずです。しかも最初のカードは絶好調のDeNA。打線のつながりと強固なブルペン陣、その勢いは昨年のオリックスを見ているようです。とりあえずどのチームも、今のオリックスよりは調子が良いでしょう。監督の常套句ではありませんが、気持ちを切り替えて2015年第二のステージを戦っていってほしいものです。
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