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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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”RUSH BALL 07” at泉大津フェニックス


いったいなぜこのイベントに行くことになったのか、よくわかりません。

去年同じ会場で行われた”ロックロックこんにちは!”があまりにも素晴らしかったので、

野外フェスに味をしめてしまったのでしょうか。

 

藤原道山の音色の余韻もそこそこに、

準備を終えて実家に帰っていざ出陣。

 

出演者:ランクヘッド・PE'Z・Caravan・POLYSICS

     MO'SOME TONEBENDER・RIZE・髭(HIGE)

     銀杏BOYZ・the band apart・BUMP OF CHICKEN・Dragon Ash


はっきり言って後半しか名前を知らず、しかも聴きたいと思うのは最後2組、

だったら日が暮れてから行けばいいものを、

出演順は当然わかりませんから律義に朝から出かけたわけです。

やっと秋が近づいてきたかと感じたのも束の間、もう暑いという元気も失うほどの暑さでした。

野外ですから涼を得る陰もなく、

紫外線をカットする長袖カーディガンを着て帽子をかぶり、さらにタオルを巻きサングラスをかけて、

まるで養蜂場の人(あるいは甲子園のアルプススタンドで息子の活躍を見守る母親)。

それでも熱中症寸前でした。

やはり体力不足の身にはきついです。

 

さて肝心の音楽ですが、そういうわけでへばっていたのでほとんど右から左でした。

大音響をものともせず熟睡できるのが我ながら不思議。

ただ銀杏BOYZのMCには聞くべきものがありましたね。

バンド自体はまったく好きではないんですけども、

なにかを伝えようとする言葉の選び方はさすがだなと思いました。

まあ赤褌で出てこなくてもいいとは思うんですが。

そして隣にいたはずのツレはいつの間にか前方のスタンディングエリアへ走っていってるし。

これだけはつきあいきれません、マジで。

 

でもって、BUMP OF CHICKENはやっぱりいい。

基央さんはルフィー(『ONE PIECE』)みたいな恰好でしたが、『天体観測』は永遠の名曲ですよ。

観衆が一体となるあの感じ、素晴らしい。唯一感動しました。

 

トリのDragon Ashに関しては、最初の2曲をまったく知らなかったのでそこで帰りました。

限界でした。

出勤日、しかも月初日であることを失念してチケットを取ってしまい、

顰蹙を買いながら休みを入れたにも関わらず、日焼けしただけでしたね。

野外フェスは二度と行かないと思います。

 

でも、寝っ転がってこんな大空を見あげることはまずないので、

それだけでも良い体験でしたかね。

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”菊聖公一&藤原道山ジョイントライブ”

  

行っておかなきゃ損とばかりに、

炎天下、奈良町の坂を登る。

自転車にしなくて良かったです。

  

《くるま座》という、町屋を改造した風情ある場所で行われました。

演者と観客の距離が近いせいか、アットホームですね。

邦楽に限らず、こういう演奏会は良いと思います。

  

曲目は『名取川』『袖香爐』『末の契』『菊の朝』。

 

個人的には『袖香爐』が気に入りました。

追善の曲だそうですが、全体的に哀調を帯びています。吹いてみたい。

藤原道山さんは都山流なのですが、

そういえば琴古と都山では手が違うのでしょうか。

いちばん聞きなじみのある『末の契り』を聞いていて思いました。

  

それにしても、さすが「尺八界の貴公子」。

お客の90%は女性でした。

最後にサイン入りCDと色紙が当たる籤引きがあったのですが、

さすがにこちらは外れました。残念。

  

近くで聞いたのははじめてなのですが、

道山さんの音色は、さすがに雅です。

ある時は竹林を吹きぬける一陣の風、

ある時は穏やかに降りかかる木もれ陽。

心地よく耳の奥に舞いおりてきます。

 

充実した土曜日の午後を過ごさせて頂きました。

音楽を聴くのはもはや廃盤で交換したのに動きがおかしいMP3プレイヤーしかないというのも、

なかなか切ない今日この頃。

部屋の模様がえが終わったら、コンポを買うらしいですが、

いつになることやら・・・。

 

そんな私の10月はスピッツのNEWアルバム。何年待たせるんだ!

新たなスピッツワールドが楽しみでなりません。

そしてライブに行けたらもう言うことありません。

《"ロックロックこんにちは! Ver.11PM(Positive Men)" at Zepp Osaka》

 

行ってきましたよー!

しかし私は痛恨のミスを犯してしまいました。

会社を早退したのですが、減らされるお給料を少しでも少なくしたくて、

「まー30分もあれば着くだろー」という甘い見通しで、ギリギリまで仕事したのですが、

到着したのはなんと開場15分過ぎ。

すでに入場中の整理番号は我々の数を400以上超えていました。

いい番号だったのに!! 大ショック!!

ああ~ケチるんじゃなかったああ~私のバカバカorz

でも思ったよりは近かったです。

 

登場は、案の定知名度順でした。

つまり、キャプテンストライダムがトップバッター。

ファン層は、開演前に舞台でPVが流された時の歓声でわかっていました。

つまり、キャプストにとってはアウェー・・・。

でも、がんばってましたよ、3人とも。

まずは『キミトベ』。

「ふ~ん」という感じの周囲をよそに、跳ね踊る28歳。

続いて『LONE STAR』、『ケムリマン』。泣ける!

そのあと新曲、そしてラストは『マウンテン・ア・ゴーゴー』(元祖)。

永友さんは、サビのところでお客にマイクを向け、一緒に歌おうとアピール。

「歌わないとスピッツは出てきませんよー!」

さすがです。

 

次はフジファブリック。

手すりにもたれて体力の補給タイムに入る28歳。

生で聴くのは2度目なのですが、すみません。良さがわかりませんでした。

 

ここで客席に変化が。テンションが一挙に上がります。

オレンジレンジの登場です。

『上海ハニー』『ロコローション』『花』くらいしか知りません。

でもその中で歌ったのは2番目だけでした。

イントロが始まるなり、それまでのバンドでは静かだった周囲が、

突然奇声を発してタオルを振り回し始める。

いきなり置いてけぼりにされる28歳。

でもやっぱり、人気には理由があるんです。

サビしか知らなくても、ノッてしまいます。見事です。

とかいいつつ、2Fのスタッフ席で鑑賞している永友さんを発見。

 

さすがに2時間以上立ちんぼはつらい。

でも、この瞬間のためです。

トリはもちろんスピッツ。

なんと『君はジェット』から入りました。

『スパイダー』『胸に咲いた黄色い花』と続く。レンジファンは大丈夫か?

最近のシングル『ルキンフォー』『群青』。初生歌に、もう感動。

なんと『うめぼし』が。ライブでやるのは10年以上ぶりらしいです。

今年は結成20周年なので、ひさしぶりにやってみようという話になったらしい。

「ここから盛り上げていきます!」と、『8823』『スピカ』『ヒバリのこころ』。

その時私は田村さんの笑顔に釘付け。

アンコールは、『スターゲイザー』。『俺のすべて』でしめくくり、夏が終わりました。

 

それにしても、マサムネさんのMCのつたなさには毎回のことながら驚いてしまいます。

「来年は12回目だから、十二単を着てやります」。

目の前にいたレンジファンがすかさず「さむっ!」とつぶやいていました。

さらに、20歳以下の客を相手に、テツヤさんが「うめるねー」と言った時、

「うめる? なにが? うめるの?」と突っ込み、

1曲終わったあとで、「わかった。俺たちが産んでもおかしくないって歳だってことだね。

若くて腹が立つから地面に埋めるのかと思った」とわざわざ解説しておりました。

あくまで我が道を行くボーカル・草野マサムネ・・・。

 

真夏の夜の夢はあっという間。

この夏いちばんの良い思い出になりました。

 

↓勝負Tシャツ

《ロックロックこんにちは!ver.11pm》のチケットが手に入りそうです。

 

先行予約はことごとく抽選にはずれ、

一般発売は開始30秒で売り切れ、

どうなることかと思ったら、

ツレがオークションで落としてくれました。

定価の●倍で。

 

ハコがせますぎなんだ、おのれスピッツ。

 

そのスピッツ、今日『HEY!HEY!HEY!』に出演していました。

あいかわらずトークが下手・・・。

テレビだからかと思っていたら、ライブでもあんな感じだったのは驚きです。

新曲は、最近のスピッツらしい、ふわふわした柔らかい曲調でした。

アルバムが楽しみ。

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ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
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