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"藤原道山・菊聖公一 邦楽スペシャルライブinならまち"
くるま座での、毎年恒例の邦楽ライブです。あっという間に完売してしまったそうなので、間に合って良かった♪
しかし、あっつい! たどりつくまでに、汗ダクダク。昨日までの梅雨空が嘘のようですが、毎年この日だけはなぜか晴れるのだそうです。晴れ男なのですね。うらやましい・・・。
狭い町屋の中、演者の服装もカジュアルな、アットホームな演奏会です。真正面に座れば、楽譜も見えるくらいです。が、演台と若干ズレていたので、見えませんでした。とはいえ、都山譜の読み方を忘れてしまっているのだけど・・・。
かわりに、「手」をガン見していました。
しかも、曲が終わると上手・下手を交替。道山さんファンへのサービスだそうです・・・;
演目は、『老松』『最中の月』『躑躅』『新青柳』。
このライブに限っては、普段あまり演奏しないような曲目を選ぶのだそうです。しかしどれも耳新しく、聴きやすく、合間の解説を聴くにもユニークでした。
で、案の定、お楽しみ抽選会はハズレ・・・。
次は『八重衣』ぜひ、聴いてみたいです。正座で聴くにはしんどいかな;
ビルボードの古武道も行きたいなあ・・・。
年に一度のお待ちかね、尺八の元師匠である岡田先生のリサイタルでした。
めっきり手にするどころか耳にする機会も減ってしまった尺八(とくに古曲や本曲)。
『明鏡』
かつて自分の四年間を賭けたこの曲。生演奏を聴くのははじめてだったりするのですが、やはり特別な感慨があります。あんなことやこんなことがあったわね、とさまざまな思いが胸をよぎる。
そして心の中で一緒にロツレチリを歌ってしまう自分もおそろしい。
記憶の中で奏でられる明鏡はやはりいちばん身近な音、つまり自分の音なのですが、んなわけありゃしませんわね~。
自分がどんなに必死こいても到底手に入れられなかった尺八の持つ奥深さ、本物の音を感じさせていただきました。
『雨月譜』
十七絃と尺八の二重奏。尺八の手は本曲をモチーフとしていて長管と八寸管が使われていました。十七絃もバルトークや胴を叩くなど、いろいろな奏法が凝らされています。なんというか、難しそうな曲でした(感想がド素人・・・)。
どちらの楽器も非常に情感があり重厚な響きが印象的でした。
『松厳軒鈴慕』
演奏には、プロであろうと素人であろうと、やはりその人となりが現れるものだと思います。
先生の尺八本曲を聴くたび、先生の本曲に対する造詣の深さ、真摯な姿勢を(僭越ながら)感じます。そして年々、そのお気持は深く強くなっているようにも思います。
一本の竹から現ずる無限の世界。そしてそれは音を受け取る我々の心にも、また、闇を裂いて。
『吼噦』
こんくゎい、と読みます。歌詞に「南無阿弥陀仏」が出てくる狐の物語、元禄時代の無闇なあかるさというか、非常にユニークな曲で、最初に聴いた時はなかなか新鮮でした。尺八よりは箏と三絃の音色と唄に聴き入ってしまいました、すみません。
もし、私が尺八などという楽器を始めなければ、人生は今と大きく変わっていたでしょう。それくらい大きな位置を占めているわりに、結局投げやりで中途半端に終わらせてしまいました。大人の趣味として続けるならば、楽しい気持ちで取り組まなければ意味がないでしょう。しかし今の私では、とても尺八を楽しめそうにありません。それを打開せずには、もう一度尺八と向き合う日は、来ないように思います。
笑えないよー!
キャプテンストライダム活動休止・・・(´ДÅ)
去年はRin'、今年はキャプスト、
どーして私のお気に入りがどんどん去っていってしまうのか。
最近、めっきり活動が少なくなって、あまりHPも見なくなっていたけれど、
永友さんのモストフェイバリットイベントの節分である今夜、活動休止を発表した今日この日、なにげにアクセスしたのも、こりゃー何かのおぼしめしなのでしょうか。
すぐには立ち直れそうにないけれど、御三方の今後のご活躍をお祈りいたします。
Rin'のManaさんこと吉永真奈さんのニューアルバム発売決定!
反射的に予約をポチっとな。
CDを買うのはひさしぶりのような気がする。同じ曲を何回もくり返している毎日。去年行ったライブといえば古武道だけだし・・・。
ライブに行きたいよー・゚・(。>ω<)・゚・
ブルースアレイの購入特典ってなんだろう;気になる;;
《KOBUDO -古武道- 『時ノ翼』 Special Live atビルボードライブ大阪》
チェロの古川展生、
ピアノの妹尾武、
尺八の藤原道山、
今をときめく演奏者3名のユニットとあれば捨ててはおけないわけですが、
とはいえCDは1枚も持っておらず、Youtubeで音楽を聴いたり、『NEWS23』のオープニングの時間にはチャンネルを合わせる、
その程度のファンです。
会場はセレブ感ありすぎて寄りつかない梅田ハービスエントの地下にあるライブハウス。
ライブを楽しみながらお料理やお酒をいただける、というよりは、
オサレなレストランの中にステージがある、という感じ。
整理番号は良くなかったのですが、おひとりさまの特権、いちばん前のテーブルのひとつ空いていた席に座ることができました。
とはいえ淋しいおひとりさま、黙々とピスタチオの殻をむく私。
そういえば昔、ピスタチオを殻ごと食べて歯の詰めものが取れたんだよな、とアホな回想をしている間にようやく開演時間。
シャツやデニムなど、ラフな恰好で登場された3人。
オープニングは『リベルタンゴ』。
タンゴのあふれる情熱、『メトロポリタン』のスタイリッシュなスマートさ。
ピアノや、もちろん尺八もそうですが、演奏ジャンルの幅の広さは無限大。
それに合わせて、本当にすぐそばで演奏を目の当たりにしたチェロも柔軟な楽器であることを実感しました。
元来、楽器には西洋も東洋も管も絃もなく、フラットにどんな色にも染まれるものなのでしょうね。
でもやっぱり竹を6本抱えて出てきた道山さんの尺八をガン見してしまうのだ。
タンゴからクラシックから古典的奏法まで、狭い会場から世界へ音は広がります。
「今度は【デカイ】【絃楽器】をやってみたいな・・・」となんとなく考えていた私でしたが、
映画『おくりびと』を観て、「うん、やっぱりチェロがいいわ」とさっそく無料体験を検索してしまいました(検索だけ)。
あの音楽は本当にすばらしく、映画の質をさらに高くしていたと思いますが、
主旋律がチェロから尺八へ移る古武道バージョン、映画の感動を思い出して胸が熱くなりました。
尺八の切ない音が朗々と響く『月想ひ』。
秋の寄せては返す波の静けさ『材木座海岸』。
だんご3兄弟『TANGO-J』。タンゴいいですね、タンゴ大好き。
もっとも心に染みたのが、古川さんの若くして亡くなった友人を偲び作られた『空に咲く花』。なぜか今朝、ふと亡き人のことを考えていたので、目頭が熱くなりました。別れは悲しみではない、かの人はきっと青く澄んだ空で羽ばたいている。
羽ばたき、といえば尺八ではよく表現される音ですが、
『NEWS23』オープニングの『翼』も、タイトル通り軽やかで鮮やかでやさしい楽曲です。就寝前にはこれに癒されないと。で、このあたりまさに23時になろうとしているところ。なにせ開演21時30分。観客もたいへんですが、演奏している方々はもっと大変なはず。
『リバーダンス』の激しいセッションから『百花繚乱-長唄「元禄花見踊」より』へ。
あの『元禄』が、こんなにハイカラになるとは! まさにしののめの空に舞い散る花弁のごとく艶やかな色気あふれるひと時でした。
アンコールは切ない秋の抒情『赤とんぼ』から。
そしてラストは、関西では放送されないという『NEWS23』エンディングの『明日は晴れるかな?』でした。
終電が気になったのでさっさと帰ったのですが、まさかサイン会とか握手会とか・・・23時目前にあるわけないですよね・・・。
それにしても御三方とも、ステキでした♪♪♪
CD買おうっと・・・。