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南の島の太陽の、
まばゆいばかりのkissを受け、
眠り姫は再び目を覚ました。
大好きなうたを歌うために。
Coccoを知った。
空の色を知った。
雨上がりの匂いを知った。
陽ざしのぬくもりを知った。
海のやさしさを知った。
その音楽は、
痛々しいくらいに鮮やかで、
カラカラに渇いてひびわれた、
心の隙間に沁みていく。
生々しいばかりの、血の温み。
揺りかごの上で命は、
沈黙の夜を仰ぐ。
星の生まれゆく刹那を瞼に刻む。
-------生きていける そんな気がしていた------
尺八は、大学に入った年にはじめました。
竹を手にして、10年目になります。
とはいえ、お稽古もお休みしているし、なかなか練習する時間もなく、
思ったように音が出せない日々。
今日吹いたのはわずか1時間に満たない間ですが、ゼイゼイして、指が痛くなりました。
学生時代は、1日10時間近く吹いていた日もあったのに・・・。
練習したのは、琴古流本曲『本調』。
説明文には簡素直観の調べ、とあります。
本曲の持つ独特の深み、味わいは、まるで底のない泉のよう。
尺八を始めた頃は、派手な現代邦楽ばかりに気を向けていましたが、
徐々に古典の三曲合奏、
そして琴古流本曲に魅力を感じ出しました。
たった一本の竹から、無限の宗教世界が広がる。
なんと素晴らしき楽器であることか。
まあ、自分のへぼこい音では、表現もなにもあったものではありませんが・・・。