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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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7/26 vsM ●
7回の攻防が明暗をわけた試合。若月バント失敗→無得点の我が軍に対し、相手は首位打者角中にバントさせて勝ち越し成功。伊東監督の意地を感じました。
得意のスタンリッジだけに、今日は獲れる試合だと予想していたのですが、残念です。好調の西とはいえ連勝はいつか止まるもの。こういう時には攻撃がアシストしないと。
昇格したばかりの川端が代打でタイムリー。怪我で憂き目を見ただけに、いぶし銀の活躍を期待します。

7/27 vsM ○
待ちに待った、山田のプロ初勝利! おりほー!
秋季キャンプから首脳陣の山田に対する期待は伝わっていましたが、好投がなかなか勝ちに結びつかず、現場もファンもやきもきしていたことと思います。怪我や育成落ちを経て、ついにローテ定着した今年、登板ごとに課題を克服していく姿が印象的でした。ルーキーイヤーにこのほっと神戸で先発した時のことは今でも鮮明に憶えています。ホークス戦で、満塁のピンチを松中を併殺に打ち取り切り抜けました。あとを受けてマウンドに上がったのは一年先輩の西。それからふたりの歩む道にはずいぶんと距離が開いてしまいましたが、山田のプロ野球人生は今、始まったばかり。山田のこれからが輝くよう、願います。そしてそれを手に入れるだけの力を、山田は持っているはずなのです。

7/28 vsM ○
中9日の金子でしたが先頭を出すことも多く調子は今ひとつ。それでも1失点にまとめるところが金子たるゆえん。打線は7月絶好調の安達が同点打を放つも、その後は拮抗。最後は小田が…というよりも、糸井の暴そ好走塁が試合を決めました。糸井の笑顔はみんなを幸せにしてくれます。しかしサヨナラ打以来ヒットがなく、寸前にボーンヘッドもあった小田ですが、二度目のお立ち台とは、何かしら持っている選手です。あんなに手の届かなかった連勝が簡単に手に入るように…。ベンチの雰囲気も良くなってきたような気がします。

7/29 vsL ○
この試合、もし負けたら初回にモレルが併殺を打って流れが変わったせいだな…と、1回裏が終わった時点では感じていたのですが、相手の不調とこちらの好調がかみ合わさっての快勝でした。松葉がプロ初完投。こうなると1失点がもったいなく感じます。しかしホームランのあと四死球連発でみずから招いたピンチを切り抜けたのは、成長の証。夏場の連戦中に大きな仕事を果たしました。
打線も好調の上位から下位の若手に至るまでつながりました。欲を言えばそろそろTに本拠地で一本欲しいところですが、出塁しているのでよしとしましょう。
なにげにこの日はBs若月・L森と、2013年高卒ドラフト捕手対決となりました。高校日本代表でチームメートでもあったこのふたり。ついこの間のことのように思えますが、一軍の舞台でともにリードしている姿を見ると感慨深いものがあります。次はプロの代表の座を争うほどに成長してほしいものです。

7/30 vsL ●
傲慢な一球。敗因を挙げるならまずこれでしょう。
吉田一―若月バッテリーが選択したストレート。その時は、次の変化球で三振を取るつもりの見せ球だと思いました。
相手はこれまでディクソンのナックルカーブにまるでタイミングの合っていなかった山川。2アウトランナーなし。後に吉田一はストレートで差し込めると思ったと語りました。若月も同様の意図だとしたら、これは相手を侮った若いバッテリーの傲りだとしか思えません。
そこは勉強代だったとしても、そのあとガタガタと崩れていってしまったのはよけいな出費でした。しかし、これもまた経験。若月が正捕手の座を確固たるものにするためには必ず乗り越えなければいけない試練です。が、そこは社会人卒の吉田一が若月をリードしていってほしかったですね…。すぐ顔に出るし…。これまで8回を担ってきた平野しかりサトタツしかり、強靭なメンタルを持った先輩たちから対処法を学んでいってほしいです。

7/31 vsL ○
外出先でようやく速報を目にしたのはサヨナラ寸前でした。結果が出てからようやく、落ち着いて経過を順に見ていったところ、東明はまたも崩れてしまったようですね。しかも、山川に連発くらうとは…。勝ったからよかったようなものの、負けていたら責めに責められていたことでしょう。いや、次のカードからも打ちまくるのなら仕方ないがね。
6回から投げた山崎福が良い投球をしました。望んでいるのはこういう使われ方ではないけれど、今まで不在だったロング要員にハマっていますし、こうして徐々に信頼を得ていけば先発復帰も遠くないでしょう。
比嘉もここぞの一殺、2014年の姿を取り戻してきました。中継ぎが踏ん張る間に打線が追いつく、思い描いていたチーム像ができあがりつつつあります(今ごろ!? と言いたいのはやまやま)。
川端が試合を決めました。これでサヨナラの殊勲者は中村、小田、川端と伏兵ばかり。しかしホームを踏んだのは糸井です。主役と脇役両方の力で勝ちを得る、それもまた理想の姿です。

(結果)37勝55敗 あと一歩…
7月にしてようやく月間勝ち越し! ひとつだけだけど…。
安達がよく打ちました。発症時はもう野球をできなくなるのではないかと不安でしたが、よくここまで持ち直してくれたと思います。ホームランを打つパワーはさすがに戻りませんが、糸井
・Tの前を打つ選手の好不調が試合を左右するということを如実にしらしめてくれました。
最下位脱出も見えてきました。あとは上昇あるのみ!




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ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
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