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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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『HOPE~期待ゼロの新入社員~』
プロの囲碁棋士になる夢を絶たれ、流されるまま一流商社のインターンシップ試験を受けることになった主人公が、そこで出会ったアクの強い上司や個性豊かな同期生にもまれながら、社会とは何か、仕事とは何かを考えるうち、自分自身を見つめ直す日々を描いた物語。
あらすじを聞いた当初は、囲碁の世界で培った能力を発揮して社内外の問題を次々解決し活躍するサクセスストーリーかと思っていましたが、いきなり社会に放り込まれて悩める若者の姿を等身大で描いており、また中島くんの素直な演技もあって、遠くなりつつある若かりし頃をしみじみ思い出し、また改めて感じ入りながら視聴することができます。
韓国ドラマのリメイクとあって韓国ではメジャーな囲碁出身となっていますが、同じように年齢制限のためプロへの道を阻まれた棋士たちを描いた『将棋の子』を読んだことがあるので、その無念、突然社会に放り出された困惑は、感情移入しやすかったです。
少し前、人工知能を特集した番組で見たのですが、囲碁の世界は将棋同様凡人にははかり知れない記憶力や洞察力が必要で(だからこそそれを凌駕する人工知能の凄まじさを知ることにもなったのですが)、たとえプロにはなれなくとも、最後までその座を争った主人公にはそれらの能力が備わっていることになります。ですから一ノ瀬が一夜にして貿易用語を暗記できたり、使ったことのないパソコンをすぐに使いこなせるようになったり、立派なプレゼン資料を作りあげることができるようになっても何ら不思議はないのですが、そのあたりあまり囲碁棋士の特性が活かされおらず、もったいないように感じました。また、プレゼン発表の場において、仕事にもっとも必要なコミュニケーション能力や協調性をアピールすることもでき、めでたく入社試験を突破することになるのですが、かんじんのプレゼン内容があまり伝わらなかったのも残念です。香月や桐明の合格するに足る能力はよくわかったのですが…。まあ、めでたく与一物産の社員となったこれからが本番ですかね。

『そして、誰もいなくなった』
『アンフェア』の秦建日子脚本とあって、まだ2話なのに息もつかせぬ展開のサスペンスドラマ。
追いつめられる役ばかりなイメージの藤原竜也。今回もわけがわからぬまま他人になりすまされ、社会から抹殺させられようとするシステム開発研究員を演じています。
今のところ、味方が誰ひとり存在しなさそうな新一の周囲の面々。赤の他人のはずだった出演者たちまでことごとく敵に回っています。眼鏡の玉鉄…美しすぎる…じゃない、怪しすぎる。しかしこういうわかりやすい怪しさの人間は往々にして犯人でないことが多いのですが、どうなのでしょう。学生時の仲間、ミムラは早くも3話にして本性を現しそうです。まさかこいつに重要な役は演じさせないだろう、と思っていたキンコメも普通に怪しい行動をしていたのですが、もうちょっと配役は考えてほしかった。他が他だけに目立ってしまいます。
オープニングのクレジット時に表示される単語が意味深です。

『闇金ウシジマくん Season3』
映画の第2弾を見ないまま始まってしまいましたが、今のところついていけそうです。
さまざまなエピソードが一度に始まるのですが、今回はどんな債務者がどんな窮地に立たされるのでしょうか。漫画ほど深刻度がなく、ウシジマくんやカウカウファイナンスの面々が時にトボケた一面を見せるので、空気が和らぎます。
これが終われば映画2本で完結だそうですが、どんなオチをつけるのでしょう。






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ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
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