若き日本代表、サッカー風に言うならばU-26チームが小久保監督のもと初陣を飾りました。
世界大会はまだまだ先といえど、サッカーのワールドカップと違い、どうしても急造チームの色がぬぐえず毎回監督選考で難儀していたことを考えれば、かたちとしては前進と言えるのかもしれません。
といってもあくまで練習試合ですから、首脳陣の力量ははかりがたいところがありますが。
試合は3戦とも地味~な投手戦となりました。そんな中登場した松葉くん。まさかの日本代表。
…たぶん、西のバーターだよね…。いちおう、貴重な左だもんね…。
受ける相手はバッテリーを組むのは間違いなくはじめてであろう炭谷でした。まるで息子の檜舞台を見守る母親のような心境でしたが、無難に無失点で勝利に貢献できました。ヨカッタ。ありがとう銀ちゃん。
そしてわがオリックスから選出されたのはもうひとり、これはもう立派に日の丸を背負って遜色ない日本の若き司令塔、なんとオールスターファン投票一位にしてしかもイケメン伊藤光(誉めすぎ?)。期待のルーキー大瀬良くんをリードするという大役を仰せつかりましたが、危ない場面はあったもののなんとか無事に乗り切りました。ホッ。
若い選手ばかりということで、今まであまり意識していなかった選手を改めてまのあたりにしてその潜在能力に驚かされることもありました。なんといってもDeNA梶谷。「消えたセカンド事件」のイメージしかなく、あんなことがあっても中畑監督が一軍に戻して使い続けたということは、よほど見どころがあるのだろうとは思っていましたが、なるほどあの打撃を見たら使わないわけにはいかないでしょう。おっかなびっくりショートにもある意味驚きましたが。セリーグにDHがあれば…。
サード銀次とセカンド浅村の守備にもほころびがなくてよかったです。
そして台湾の投手陣の能力の高さと
陽岱鋼の人気っぷりにも驚きました。
それぞれが大きな経験を得たであろう3日間。さて4年後、小久保JAPANに選出されるメンバーにはいったい何人が残っているでしょうか。願わくば伊藤も松葉も、日本の黄金バッテリーとして文句なしにポスターを飾っていてほしいものです。
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