忍者ブログ
おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

『JIN-仁-』

タイムスリップという使い古された導入ながら、展開は目新しくて本当に面白い。1時間があっという間に過ぎてしまいます。

「歴史を変えてしまうのではないか」という不安、タイムスリップものなら必ず起きてしまうその流れに、仁は「歴史は巨大」であり、「自分はちっぽけ」であるということに気づいて、この時代でありのまま生きることを決意する・・・とまどいから強い意志へと変化する、主人公の心の動きに、自然と共感することができました。

綾瀬はるか演じる咲ちゃんが本当にかわいい。一生懸命で、いじらしくて。おそらく仁先生に恋をするという展開になるのでしょうが、先生には現代に未来という恋人がいる。しかも彼女に瓜二つの花魁が現れる。あやうし!

このまま、医療助手としてワーキングウーマンの先駆けとなり時代を切り拓くというのもアリですが、やっぱり咲ちゃんの想いが実ってほしいですね。

 

『不毛地帯』

よし、ドラマ化もされることだし、原作にチャレンジしよう! と本を買ったはいいものの、1話目にして、追いつかれてしまいました。

商戦の世界など、私もちんぷんかんですが、さすが山崎豊子先生、わかりやすくて迫力があります。

それよりも最初のシベリア抑留の場面は、読んでいるのが辛くてたまりませんでした。戦争が終わっても日本人の戦いはまだ続いていたのだという、今まで知らずにいた歴史を叩きつけられました。ドラマではかなり割愛されているのが残念ですが。

『白い巨塔』の視聴率には追いつけないようですが・・・舞台が商社、というなじみのないものですからね。仕方ないです。

キャストもさすがの粒ぞろい。注目は松重豊。いろんなドラマで名優ぶりを発揮していますが、今まで見たことのないちょっと小賢しい、いかにも利用されそうな役回り。あのねちこい笑顔が、たまりません。

 

『東京DOGS』

重いドラマ好きの私にしてはめずらしく、ひさしぶりにかるーい月9を観ています。

小栗旬&水嶋ヒロ+吉高由里子という魅力的なキャストに惹かれたのですが、ストーリーも謎めいていて、続きが気になる展開です。

それよりも主役ふたりの掛け合いがばかばかしくて、おもしろい。小栗旬も『花男』時代に較べたら、かなり上達したなあ、という感じです。はっちゃけ水嶋ヒロも新鮮。

こういうドラマも、たまにはいい。

 

『天地人』

見逃すな! 「さすが兼続」「兼続あっての上杉じゃ」は今週も8:35!

さあ~て、来週のどじょっこホイは!?

・・・てな序盤から、ようやっとついに米沢入り。

景虎→信長→秀吉→三成、とお目当てを変えつつ我慢に我慢を重ねてきましたが、最後の砦、菊姫様まで身罷られたとあっては、もう何を頼りにしてよいのか・・・。あと少しだけど・・・。

ま、貫禄でてきましたね、妻夫木くんも。

PR
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
魂のカーブ   *HOME*   戦慄の家
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
さや
性別:
女性
自己紹介:
ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
ブログ内検索
バーコード
ATOM  
ATOM 
RSS  
RSS 
Copyright ©   風花の庭   All Rights Reserved
Design by MMIT  Powered by NINJA TOOLS
忍者ブログ [PR]