忍者ブログ
おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

日本シリーズが終わると少し淋しい秋の夜。

 

ダルを待たずして、日ハム敗れ去る。

本当に4勝2敗で決めるとは。さすが巨人。

 

初回の東野のアクシデントには驚きましたが、リリーフした内海の好投が光りました。ニセ侍の面影はどこにもありません。年下の東野に先発を奪われ、発奮したのでしょうね。見事な投球でした。6回に直接マウンドに向かった監督に交替を告げられてもなお笑顔。投げたりなくても、本人は満足のいく内容だったのでしょう。

松本の好守備&好走塁も特筆すべき。もちろん代打の切り札であり南海を知る唯一のベテラン・大道の一打もこのシリーズを語るうえでははずせません。

今年の巨人にキャッチフレーズを与えるなら、維新でも侍でもなく、

ズバリ「餅は餅屋」。

 

日ハムはこの6戦、得意のつなぎが不発に終わりました。やはり絶対に勝たなければいけないというプレッシャーのせいでしょうか。稲葉らしくないエラーに、森本らしくないバントミスに、高橋らしくない見逃し三振・・・。餅を作れなかった餅屋が敗れるのは無理なしです。

それでもセリーグを圧倒的強さで制した巨人に、すべて僅差。敗れてなお強し。きっと来年も、パリーグ上位争いに進出するでしょう。今の選手に加えて、中田などの若手の成長も楽しみです。

 

CSから日本シリーズまで観てきて、日ハムファンのあたたかさには心が温もりました。日本一にはなれなかったけれど、誰も選手を責めないでしょう。正直、稲葉選手のエラーは痛すぎるし、ランナーを置いてすべて三振という打線のブレーキになったことは否めないのですが、「自分が敗因」と責任をひとりで背負おうとする彼にはきっと、惜しみない拍手が降り注いだことでしょう。中継を観ていた約半分の札幌市民の想いを、稲葉選手もきっと受け取ってくれたと思います。

PR
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
さや
性別:
女性
自己紹介:
ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
ブログ内検索
バーコード
ATOM  
ATOM 
RSS  
RSS 
Copyright ©   風花の庭   All Rights Reserved
Design by MMIT  Powered by NINJA TOOLS
忍者ブログ [PR]