9/12 vsE ●
頭角を表した赤間が初先発、しかも地元の東北で、となれば奮起を期待してしまうものですが、プレッシャーに弱いのだろうか…。今年いっぱいは敗戦処理や同点の延長要員に徹してもらうべきだったのか。まあ、ドラフト9位でここまで信頼を勝ち得たことは大きな経験になったと思います。
その後を受けたのは斎藤綱。展開が展開だけにあまりきちんと見なかったのですが、これも経験ということで…。強気が垣間見えるマウンド上の姿には好感が持てました。ベンチで福良監督と会話している姿はおじいちゃんと孫のようでしたが、監督の言葉にハイハイと頷くだけでなく、自分の意見をきちんと話しているようでしたので、そこも今時の若者らしい怖いもの知らずな一面でした。カメラで長い間抜かれていたので、楽天側の解説も言及していましたね。
雨にも見舞われてさんざんな夜でした。
9/13 vsF ●
ここのところ順位争いから遠ざかり、割と達観して試合を見られるようになったので、負けていてもテレビはつけっぱなしだったのですが、久々に悔しさのあまりチャンネルを変えてしまったこの一戦。
日ハムを苦手としている西が好投し、糸井が大谷の164kmを打ち返して先制したにもかかわらず、敬遠の後に打たれるという、しかも中島に長打をくらうという、いちばんやってはいけない失点…。
大谷の球数制限や石井の負傷降板など、つけいる隙はあったはずなのにつけこめない、もどかしい試合展開でした。園部のフェンス直撃二塁打はお見事でした。
ちなみに、これでCSが完全消滅。ポンタが持っていたのは七夕にCS進出を願った笹ですね。枯れるまで捧げていた願いも届かずパパの滝行も御利益なく…。
9/14 vsF ○
家にたどりつく前に3点先取していたのですが、油断は禁物と気を引きしめて経過観戦。しかし趨勢は初回で決まっていたようです。いきなり先頭を四球で出しながら牽制で刺殺、これがなければどうなっていたかわかりません。松葉も援護をもらって余裕を持ったようでした。最近不調とはいえ有原相手に8得点。その後も吉田正の打った瞬間確信の3ランで、とどめを刺しました。いやあ、痛快痛快。風邪ひいたポンタパパも熱が上がるまで応援した甲斐があったというものです。
翌朝のスポーツ紙では、ソフトバンクに続き日ハムも首位から陥落させた吉田正のホームランはデス弾、などと報じられました。この時期にオリックスが一面になろうとは…まあ、何より。
岸田が復帰登板。洗いものを始めて終わってもまだ投げていて「なんでやねん!」とツッコんでしまう、この懐かしい感じ…。一軍に戻ってきてくれて、まあ…何より。
9/15 vsF ○
金子の好投、糸井の3本。こんな試合をシーズン当初から見たかったなあ。
金子は打たれる気がまったくしない、解説も脱帽の快投でした。ストレートを終盤まで一球も投じなかったとか? すべての打者のタイミングをずらして打ち取っていました。前回相当数を投げての中5でしたから、8回は継投でもよかったのではと思いますが、志願だったのでしょうかね。苦手の中島にランナーを置いて回ってしまったのは誤算でした。ブルペンがドタバタしていたので、足がどうこう言っていたのは時間稼ぎ作戦だと思います(思いたい)。それでも吉田一はまったく準備不足のようでした。不調の岡でなければどうなっていたのやら…。
ともかく鬼門中の鬼門、札幌ドーム最終戦を勝利で飾ることができました。糸井のレアなインタビューも聞けましたし。
(結果)53勝75敗2分 猛牛デス軍団
ここにきて優勝争いの鍵を握ることにされてしまったオリックス。知らんがな。
残すところ13試合。ローテをずらしてホーム最終戦の先発を金子に設定し、千秋楽の舞台は整いました。あとはこの残りをどのように戦うか。園部が昇格し結果を残しています。ルーキー青山の登板も決定しました。宗や武田も下で好調のようですし、他の若手の起用もあるかもしれません。
その一方、外国人はディクソンとモレル以外全員入れ替え。さもありなむ。むしろモレルはよく残留できたな…という気もしますが。糸井の残留交渉のためにも、戦力となる(←ここ重要)助っ人の獲得は急務です。長谷川滋利が外国人補強のアドバイザーとしてフロント入りするそうですが、これまでとくに野手のアタリがほぼなしに等しく、「カープのスカウトをスカウトしろ!」とラロッカへの苛立ちがやまなかっただけに、来季への期待がふくらみます。
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