8/30 vsM ○
ピリッとしない西を打線が援護。たまにはこういう試合があっても良いでしょう。
Tが同点弾、吉田正が逆転弾。いやー、この瞬間を見たかった! アベックホームランはOM弾、TY弾…愛称を考えておかなければ。
最近海田が馬車馬のごとく働いています。吉田一が離脱して苦しくなったブルペンですが、海田がいなかったらと思うとぞっとします。佐藤達はゆっくり二軍で調整させたほうが良いと思いますが…何度も修羅場をくぐってきた経験を買っているのでしょうが、これでは本人も自信を失ってしまうのではと不安です。だからこそ海田に頼ってしまうわけですが、回またぎばかりで疲労が気になります。
それにしても審判にはあきれました。若月のきわどい内野ゴロアウト→佐竹コーチ退場からの、西野のきわどい内野ゴロセーフ→伊東監督激怒はもはやコントを見ているようでした。温厚な佐竹コーチがあれほど怒るのですから実際一塁手の足が離れていたのでしょうが、帳尻にしてももうちょっとうまくやったらどうなのと。そりゃ伊東監督も猛ダッシュしてきますよ。
8/31 vsM ●
あざやかな重盗などで援護をもらったのに、死球から崩れて3ラン被弾とは、「高卒ルーキーか!」とテレビにツッコんでしまった東明。ようやく監督が松葉とローテを入れ替えることを示唆しましたが、昨年の10勝投手が、今年は勝率1割とは…。守備の不運もあったとはいえ、東明にはなんとかこの試練を乗り越えてほしいです。
その後も追いつけるチャンスはありましたが、中軸が無安打ではなかなか勝ちには結びつきませんね。
角中ひとりにやられた試合でした。ええバッターやね…さすが首位打者ですわ。
それにしても、東明を擁護するわけではありませんが、中島の守備はちょっといただけませんね…。あきらかに狙われていたことは自覚していたのか、本人も相当落ち込んでいた様子が表情から伝わってきました。吉田正の合流と伊藤一塁起用でTがDHに入らざるを得ず、三塁を守ってもらわないといけないのが、チーム事情のつらいところです。
9/1 vsM ●
ヨーイドンでKOされた感のある山田。ひさびさの先発でしたが、信頼を取り戻すことはできませんでした。今年は大きな期待を背負ってローテを担った左腕でしたが、一軍定着への壁は高し。
その後を投げた赤間はなにげに好投でした。そろそろ大事なところで試しても良いのではと思います。
点差がついていたとはいえ、まだ中盤で押せ押せの場面での走塁死は痛かったです。三塁コーチの重要性をつくづく感じるシーズンです。
状態の良くなかったロッテ相手に負け越し、落ち込むファンの心を癒したのは吉田正のホームラン。本拠地でも大暴れしてほしいものです。
9/2 vsF ○
初回のチャンスではTが三振。金子がレアードに被弾。さらにレアードにタイムリー。まさか勝てるとは思いませんでした…Tの二ゴロを田中がエラーするその瞬間までは…。わからないものです。
つくづく、目に見えない「流れ」というものが試合の勝敗を左右するのだと感じた一戦でした。
宮西を出すにはまだ早いと判断されたのか先に石井が出てきたことがこちらには有利に働きました。宮西なら吉田正やT相手に、おそらく田中のエラーが生まれるような打球は打たれなかったでしょう。次の回、結果的に負けている場面で出てきた宮西のモチベーションは下がっていたはず。そのうえレアードが凡ミスし、超がつくほど苦手だったはずの宮西からTが今度はちゃんとしたヒットで追加点を叩き出しました。
ケーブルテレビを導入して、なんだかんだと文句を言いながら試合を見ていると、この「流れ」が見えて興味深いです(願わくば良い流ればかり見ていたい…)。あとこの日は解説の野田さんの指摘が的確で、聞いていてナルホドと感心する場面が多くありました。
駿太の守備に助けられたところも多くありました。逆転につながるヒットも打ちましたし、良いきっかけにしてほしいです。
ただ、Tは反省でしょ…。
今年の金子は球数の多さが気になります。負けが消えて良かったとはいえ…心配です。
9/3 vsF ●
流れ、といえば初回で決まっていたようなもの。その裏の攻撃が良かっただけに、点差が少なければどちらへ流れたかはわかりません。
レアードに打たれすぎ、のひとことですね…。
楽天戦といい、近頃外国人バッターを意識しすぎて裏目に出ているように思います。
八木がはじめて登板しましたが、お試しするには最適の場面だったにもかかわらず結果を出せませんでした。こんなもんかな…。
9/4 vsF △
日ハムが得意だったはずの山崎福ですが、カード勝ち越しを期待していただけにがっかりです。死球から不調の中島にタイムリーを打たれ、完全に向こうを乗せてしまいました。西野の拙守があったとはいえ、ローテを担うにはここで踏ん張らねば。信頼を勝ち取るにはまだまだ結果が必要です。
東明は陽岱鋼にトドメをさされました。こういう起用が果たして本人のためになったのか…じっくり二軍でフォームを整えてきてほしいです。
で、7点差ついてもういいやと画面はそのままで他のことをしていたのですが、反撃が始まったので糸井の打席からテレビの前に戻りました。実況席も絶賛でしたが、西野の粘りの四球が大きかったですね。エラーを取り返しました。左投手から左三人の出塁が流れを引き寄せました。願わくばここで逆転していればと思わないでもありませんが、今年の神戸ラストゲーム、復刻ユニフォームで恥ずかしい敗戦をくらわないで良かった。
海田、平野、佐藤達、赤間はナイスピッチ。特筆すべきは赤間です。大雨の中、よく抑えました(最後は中田が出塁を避けたのかもしれませんが)。
しかし審判の判断の遅さには解説の山Qも激怒していましたが、あの状態で赤間を投げさせ、その裏に先頭の西野が出塁してさあサヨナラ、という場面で切られてはフラストレーションがたまります。それまで意気消沈していた日ハムベンチがあかるくなっていたのと、がっかり感漂うオリックスベンチが対照的でした。切るべきなら12回の前、せめてその途中でしょう。
ポンタの食べていた卵かけご飯は太陽の意味だったのかな?
(結果)47勝72敗2分
あらためて数えれば借金25…。
攻撃は吉田正効果もあり多少良くなっていると思います。しかし先発が疲労からかピリッとしません。上位争いをしているチームならまだしも、最下位でこれでは…。
つぎ、つぎ! は、優勝目前にして受難続きのソフトバンク4連戦。せめてパ・リーグをかきまわす役回りは果たしてほしいですね。吉田正にはテラスと本拠地での連発を見せてもらいましょう。
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