風花の舞う庭から

今年も暮れようとしています。

毎年のようにあわただしく訪れる大みそか、ゆく年を回顧する余裕もなく、大掃除だ買い出しだと走り回ってひと息ついて。

ひさしぶりに紅白歌合戦を観ています。

 

さて、今年の一字は「新」となりました。

期待感もこめられているのか、上向き思考を持つには少し閉塞感の強い世の中ですが、

来年は変化のない毎日をくり返してきた私にも、新しい日々が訪れるのは間違いありません。

 

私の一年は「折」でした。

心も身体も折れました。

このままではダメになる。2009年、そう考えた私の2010年は、人生にひとつのコンマを打つことになりそうです。

「人生はコンマ、コンマの連続である」

ピリオドを打つ時、それは人生を終える時。

折れても、終わらない。終えられない。終わることはできない。

 

来る年、何が起きるのか、見えてくるものは何もありません。

 

転機。のちに、そう名づけることができれば良いのですが。