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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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『エンジェル・ハート』
原作は読んだことなく、アニメもほとんど見ていなかった『シティ・ハンター』ですが、それでも冴羽リョウのかっこよさや100tハンマーの威力は知っていますし、『Get Wild』もそらで唄えるという名作中の名作。その続編(作者いわくパラレルワールド?)のドラマ化。
上川隆也が究極の二枚目と三枚目であるリョウを演じられるのか不安ではありましたが、立ち姿が原作から抜け出たような再現度で驚きました。セリフ回しの不自然さや加齢の衰えを隠しきれないフェイスラインといういくばくかの難点はあるものの、ビルの屋上で風を受けながらもの思いにふけるリョウの背中だけでも、見ごたえがあるのではないでしょうか。
香はアニメ化当時あまり好きになれないキャラでした。主人公が純情な少女漫画を好んで読んでいた頃でしたから、乱暴な香の感情表現をくみ取ることができなかったのです。今ならわかりますし、香が死んでしまった『エンジェル・ハート』を『シティ・ハンター』の続編として受け止められなかったファンの気持も理解できます。相武紗季はイメージの香と較べて少し線が細めですし、上川隆也とのツーショットも年齢差のせいであまり恋人同士という雰囲気がありませんが、思いを残してこの世を去る切なさが伝わってきます。
作品のヒロインである香瑩。三吉彩花はCMでしか見たことがなかったのですが、そのスタイルの良さにガクゼン。ほっそー! 足ながー! しかしちゃんとアクションもこなしていますし、殺し屋の哀しさを表現できていてすごいですね。
気楽に視聴することにします。

『破裂』
椎名桔平主演、というだけで録画したのですが、案外おもしろかったです。心臓を若返らせる夢の治療法と超高齢化社会の解決策として起案された「天寿」なるプロジェクト。いまだ『半沢直樹』のイメージが強すぎる滝藤賢一のクセ者っぷりとクルクルパーマから目が離せません。原作も面白いのでしょうが、これだけ臨場感を出せるのは安定のNHKならではでしょう。主人公の父親で手術をほどこされた俳優と、足の悪い息子が物語の鍵となっていきそうです。

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ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
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