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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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『ダブルス~二人の刑事』
性格の異なるコンビが反発しあいながらも協力して事件を解決。ちょっとなんだか懐かしい感じもする刑事ドラマ。これはもう、毎週のシャワーシーンでわかるように、イケメンふたりを見て楽しむ作品でしょう。惜しむらくは伊藤英明も坂口憲二も似た感じのワイルド系なので、「ぶつかり合う」雰囲気が出ていないことでしょうか。

『潜入探偵トカゲ』
松田翔太は最近コミカルな役柄が多いせいか、こちらのシリアスとユーモアの融合したキャラクターもハマっています。何かパンチが足りないのは、重要人物であるはずの香里が今ひとつ魅力を感じないからでしょうか。作り手が悪いのか、演じ手が悪いのか。

『TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~』
個性的な泥棒集団がまるでバラバラで、それがかえっておもしろいです。それぞれに目的があって盗みをするやつらに団結力があっても、それはそれで不自然ですし。松雪泰子は好きですが、設定的にもうちょっと若い女優さんでも良かったのではという気もします。

『みんな!エスパーだよ!』
かの園子温が製作にかかわったとあっては観ずにはおられませんが、いやはやいくら深夜とはいえテレビでやっていいこととわるいことがあるだろう、と言いたくなるくらい、園監督らしいエロ(主に女子高生のパンチラと神楽坂恵の乳)爆発です。録画して昼間に観ているのですが、テンションを合わせられずつらいです。長閑とか人情とかとはおよそかけ離れたねちっとした雰囲気の田舎の風景と親しみやすさをわざと排除した方言、なんだかふっきれたような俳優陣、ちょっとパワーが必要ですね。

『空飛ぶ広報室』
『八重の桜』から二時間続けて綾野剛。悩めるお殿様とは違い、過去を抱えつつも飛行機バカのかわいげある天然さんです。リカとは展開的に恋の予感ですが、ふたり並んだ画面が美しいですね。広報室の個性的な面々も魅力的です。それにしても、警察や役所と違っていかにも扱いづらそうな自衛隊を、いくら人気作家の原作とはいえドラマにするとはなかなか勇気がいりそうです。まあ、政治的な側面は置いておいて、仕事に使命を持って働くのはマスコミも公務員も同じですから、挫折を知った若者たちがどのような未来を選びとるのか見守っていきたいと思います。でもあのボールペンは胸元にはしまいにくそうですが、ちょっとかわいい。
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さや
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女性
自己紹介:
ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
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