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『美しい隣人』
サスペンスはラストの落とし所を間違えるとアレとかソレとかのように結局駄作となってしまうものですが、
コレはなかなか秀逸だったと思います。
仲間由紀恵は、最後まで怪演。貼りついたような笑顔がかえって不気味でした。
檀れいのだんだんおかしくなっていくところもリアリティがありました。
善と悪はうつし鏡。沙希と絵里子もうつし鏡。同じような人生をたどりながら、ある一点を境に背中あわせ。ひっくり返せばまた悪も善。
しかし、男性はどいつもこいつもヒドイですね。不倫した慎二はもちろん、雅彦も被害者ぶってるけれどやってきたことは鬼畜だし、駿も子どもだからってそこまで残酷なんかいって感じだし、理生に至ってはおいおい恋愛感情で犯罪を正当化すんなよって。
秀逸といっても、「秀逸な逃げ方」ですが。沙希の台詞を消すところなど、ちょっとズルイかなという気もなきにしもあらず。
しかし私は誤解していました。最後に絵里子が言った「沙希はアノヨから・・・」を、「あの夜から」と思いこんでいました。で、シチュエイションがつながらなくて、アレ? とモヤモヤしていたのですが、
「あの世から」だったのですね・・・。く~。
『外交官 黒田康作』
視聴率の低さが話題になっていました。薬害問題はよくあるテーマだし、謎解きものではないとはいえ真犯人の予測もついていたし、香川照之はお腹いっぱいだし、ちょっと目新しさがなかったかなあと。斬新だったのは織田裕二の「ちくわぶ」くらいですかね。
織田裕二も歳をとったとはいえ司馬先生並みにカッコよかったし、柴咲コウもかわいくて、他のキャストもハマっていました。我が母が愛してやまないビョン様ですが、堪能な英語とあの唇の端をつりあげてニヤッと笑うところには、ハートを矢で射抜かれそうになりました。放送前に「ビョン様が出るよ」と母に教えてあげたけれど、たぶん忘れていただろうな・・・。
次の映画でラストのようですね。ドラマがコケたせいで、続編を作れなくなったのでしょうか・・・。