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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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3/7 日本 4-3 チャイニーズタイペイ  ヤッタァ━━━v(*´>ω<`*)v━━━ッ!!


も、もも・・・ど、どうなることかと・・・ぜいぜい。


試合終了は日付も替わろうかという深夜。その瞬間まで、お風呂も入れず寝る用意もできず固唾をのんで見守っていた人は少なくないに違いありません。


王建民は前評判どおりのすばらしいピッチングでした。来るとわかっていたのに手も足も出ず、相手の望むまま6回まで投げ切らせてしまいました。ただ、控え投手が出てくれば勝機も見えてくるかもしれません。それまで僅差にとどめおきたいところ。追いついた野手陣の粘りもそうですが、投手陣の踏ん張りも輝いていました。


ひとつ気になるのは、交代のタイミングがワンテンポ遅いかと・・・。調子を取り戻したかに見えたマー君を続投させたのは謎です。最初から全力で投げているのに、同点になり捕手も替わったこのタイミングで、なんで続投させんねんと。


謎といえば、糸井の送りバントも謎だったなあ・・・。


まあそれはともかく、狙いどおり、終盤の控え投手から得点を重ねて、なんとか勝つことができました。結局、勝敗を分けたのは、控え投手のわずかな差だったように思います。


しかし台湾の粘り、気迫には途中まで完全に負けていました。とくに4番ショートの林智勝、試合中手を痛めたようなそぶりがありましたが、何度も外野へ抜けそうな打球を止め、マー君からは大きな2塁打を放ちました。終盤には何度も台湾ベンチが映されましたが、一球一打に沸くベンチ、祈る王建民の姿、すべてが胸に迫ります。試合後、グラウンドで一礼した選手たちに日本を応援しにきたはずの観客から大きな拍手が送られたのもむべなるかな。また敗者復活を勝ちあがり、ともにアメリカへ渡りたいものです。


さあ、まずは一勝。なにやらややこしいダブルエリミネーション方式ですが、要するに「2回負ける前に2回勝てばよい」のだそうです。つまりは次のオランダ戦に勝てば、いざアメリカというわけです。


日本を破ったキューバを破ったおそるべしオランダ。


台湾戦での粘りを、あの盛り上がりを、侍たちにはふたたび見せてほしいところです。


まあ、欲を言えばもう少し早く攻撃を・・・。


 


※今日のMVP


地面にはいつくばってでも身を呈して糸井を止めた3塁コーチの高代さん!


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ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
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