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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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3/2 日本 5-3 ブラジル  ( ´Д`)=3 フゥーッ

やー、途中まではどうなることかと思いましたけれども。

先発・田中は出てきた時から顔に気合が入りすぎていましたが、不安的中でした。前から調子が今ひとつでしたが、やはりまだ調整しきれていなかったようです。

早々に降板させたのは正解だと思いました。球数制限のある中で、重要なのは先発よりもそのあとを引き継ぐ第二先発だと信じていたからです。ここで前回被安打ゼロの杉内、期待通りの完璧な立ち上がりで、あとは逆転するだけだ~と気を緩めてしまったのですが・・・。

田中にしろ杉内にしろ、やはり3連覇というプレッシャーと戦いながらの初戦は、気負うものがあったのでしょうか・・・。

杉内も無理してひっぱらず、3番手は攝津。追う立場とあっていい投手をどんどんつぎ込んでいきます。快足オルランドを二塁において、打席には今日絶好調のレジナット。ツーアウト、一塁は空いている、その次は無安打のユウイチ。

相川がマウンドへ行きます。続いて東尾コーチも。うんうん、ここは敬遠だよね。指示はしっかり固めておかないとね。・・・って、勝負かーい! いやいや、ワンストライク取ったからって、欲かいちゃ駄目だよ。打ちそうな気プンプン・・・あああー! ほら、 言わんこっちゃなーい! トンビー! マウンドで何言うたんやー!

イヤもう、ちょっとあそこで勝負しに行った理由が理解できないです。コーチ陣に弁明してほしいくらいです。勝ったからよかったようなものの・・・。

そこからは立ち直った攝津。1点差のまま、勝負は終盤へ。

壮行試合の時からでしたが、打線に今ひとつ覇気がありません。先制点を叩き出したものの、糸井は4番タイプではないし、といって捕手で主将で手負いの阿部に4番を任せるのも荷が重すぎます。長野も楽に打たせようという打順なのかもしれませんがちょっとドツボ。各打者が線としてなかなか機能しません。

追いつけぬまま8回へ。先頭内川が出塁。糸井が苦手そうなバントを決め、チャンスはもうここしかありません。

ようやく現れました、点と点をつないだ線はキラリと光るいぶし銀、井端。

実はというと、「え~。別に稲葉でいいやん、左投手に右打者って、左右病かい!」とツッコんでしまいました。ごめんなさい。

見事な一打でした。あれは、おそらく先発メンバー誰にもできない、華麗な右打ちです。ブラジルがもう少し知識を仕入れていれば外野が前進守備をして、ランナーは還れなかったという幸運も味方したところはあるでしょう。しかしここぞで自分の仕事ができる、こういうベテランもやはりチームには必要なのですね。

その後代打で出た阿部への歓声はこの日いちばん。打ち返した阿部よりも、飛びついたセカンドのプレーに感動しました。

軽打できっちり加点した松田のヒットも、格下と評価されていた(もちろん選手たちはそんな考えは持っていなかったと思いますが)ブラジルに劣勢をしいられ土俵際に追いつめられてた選手たちが、ようやく日本のすべき野球を思い出したのかもという気がします。

ブラジルといえばサッカー。野球をしているのは、(勝手な憶測ですが)ちょっと生活に余裕がある日系人が主なのかもしれません。それでも彼らが世界へ羽ばたく一歩となって、徐々に裾野を広めていってくれればと思います。

オランダも韓国を破りました。バレンティンやAJ、オランダ本国出身ではないのでしょうが、こちらもサッカー一色の国。前回準優勝国を破った活躍が本国でニュースになっていればいいなと思います。

日本が目指す3連覇ですが、これは多くの国どうしがひとつの栄誉をかけて争うワールドベースボールクラシック。いつも同じチームばかりが目立っていては、いつまでたっても野球はメジャースポーツにはなりません。後進国とされてきたあらゆる国がこの4年間でどれほどの力をつけているのか。「番狂わせ」が起こり、あっと驚く結果が待っているかもしれません。

・・・まあ、こんなことを考えるのも初戦を勝った余裕からかもしれませんが。

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