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「日本ハムの八木智哉投手、糸井嘉男外野手と、オリックスの木佐貫洋投手、大引啓次内野手、赤田将吾外野手の交換トレードが成立したとの発表がありました」
。 。
/ / ポーン!
( Д )
いやいや・・・ウソでしょ? 糸井って・・・あ、糸数? それならアリかな。でもこっちが木佐貫・大引(・赤田)出しているのにそれはさすがに不均衡・・・。
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)ガガガーン
うーそーだー!!!
いや、もう、本当になんと言葉にしてよいのかわからないくらいのショックでしばらく放心状態でした。
だって、糸井ですよ糸井。WBCに誰も選ばれなかったとボヤいてからわずか数日、出場選手がついに誕生・・・って、そんな喜べる状況ではありませんよ。糸井なんて、日ハムの顔はおろか日本プロ野球の顔のひとりと言ってもいいくらいのスター選手ですよ。
札幌ドームの超満員の歓声の中、その打球は外野の頭上を超えるという悪夢を何度見せられたことか。「糸井の前にランナー溜めるなっていつも言ってるやろがああ!」と何度悲鳴を上げたことか。関西人なのにどうして指名しなかったのかと何度くずおれたことか。
そう、糸井は最下位チームからすれば、もはや雲の上のひとだったわけです。
それがいきなり、「オリックスの一員ですよ~」と言われても、にわかには信じられないわけです。オリックスのユニフォームを着ている姿がまるっきり想像できないのです。
なぜこんな超・大型トレードが実現したのか、オリックスから持ちかけたとか糸井がトレード志願したとか、翌朝には早、あれこれ憶測が飛んでいますが、真相は本人が語らない限り闇のなかでしょう。ただ日ハムという球団が一筋縄ではいかないということはよくわかりました。
今年オフのポスティングを希望していた糸井ですが、正直オリックスがそれを容認するとは思えませんし、実際球団側が容認しないような意を暗に秘めた発言をしています。FA権を取得する数年後、糸井に今と同じパフォーマンスが可能かどうかは難しいでしょう。海外移籍が真の目標ならば、それを失った糸井がオリックスという、日ハムとは(いろいろな意味で)正反対の球団で今までと同じモチベーションを維持してくれるのかどうか、それが気がかりです。
さて、オリックスから去る3選手。
木佐貫は本当に残念です。貴重な先発枠である以外にも、その善人ぶりや数々の真摯なファンサービス、まるでオリックスの生え抜きであるかのように錯覚していました。「骨をうずめる覚悟だった」というファンからすれば落涙ものの言葉を残してくれました。FAで戻ってきてくれないかなあ・・・。でも、きさぬっきーの性格上、なさそうですね・・・。
大引は選手会長に任命されたばかりでした。誰もが認める幹部候補生です。本人も、まさかトレードされるなんて夢にも思わなかったでしょう。スタメン安泰とは言わずとも、ショートの一番手は大引だったはずです。あふれるキャプテンシーはオリックスの内野陣には欠かせないものでした。びっきーを欠いて、内野は誰がまとめるんだっ!?
思わず着うたにしてしまったのあのわの登場曲が聴けなくなるのも残念です。札幌ドームでも、引き継いでくれるかな。
赤田は・・・うん、あのコミュ力があれば、どこでだってうまくやっていけるでしょう。いくつものサヨナラ打は忘れません。
寺原・木佐貫・フィガロと昨年のローテが次々と抜けて、先発枠はますます混沌としてきました。中山が中継ぎのまま行くのなら、貴重な左である八木の加入は大きいと思います。金子・西が一年通して働くのは大前提として、新戦力の東野の復活、怪我明けの塚原にも期待せざるをえません。
外野は頭痛のタネであったライトが埋まりました。T-岡田を一塁に回してそちらを競争枠にできます。川端・宮崎・駿太・深江・・・etc。坂口が以前の動きを取り戻せているのなら、糸井・坂口・駿太という12球団いち鉄壁の外野陣が完成します。よだれが出そう。
ショックの大きいトレードでしたが、これもシビアなプロ野球の一面。
新加入の選手の活躍を願うとともに、元オリ選手の飛躍もおおいに期待します。