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【セ・リーグ】 TvsC☆☆
おおかたの予想を覆すことなく、広島が連勝でFinal進出を決めました。
初戦の藤浪起用は、「あ~やっちまったな~」でした。数年前、オリックスというチームがダルビッシュ相手に最多勝の小松を温存し近藤を起用してだね…。
そういえば、岡田という元監督が、スポーツ新聞のコラムで「私が広島の監督なら、前田健は2戦目に出す。初戦は野村&バリ&大竹で全力で取りに行く」と寄稿していました。デイリーなので、多少阪神に阿った論調になるのは仕方ないにしても、「おいおい、まえけんを温存するわけないやん、広島はそこまでバカとちゃうやろ」とその時は思ったものですが、まさか阪神がその道を選ぶとは予想だにしませんでした。ましてや、1戦目に藤浪&メッセ&スタンで全力で取りに行くわけでもなく…。CSはペナントと違い、負けるとあとがありません。負けていい試合など、ひとつもないのです。それを何度も経験している阪神というチームは、なぜいつまでたっても学習しないのか…。
2戦目、先制した時は1勝1敗になるかと期待したのですが。エルドレッドの奇跡の好捕で、風は一気に広島へと吹き始めました。野村監督が勝利の原因として真っ先にあげたのはレフトスタンドから甲子園の約三分の一を赤く染め上げたカープファンでしたが、今までにない圧倒的で熱狂的な応援が、この場所が甲子園というアウェーであることを忘れさせ、初のCSとは思えない走攻守すべてにいきいきとしたプレーを生み出したのだろうと思います。
それに加えて相手の後手後手継投とまずい攻撃、同じく中継ぎ・抑えに不安を抱えている広島にとってはすべてがいい方向へ傾いたのでしょう。しかし、Finalとなるとこううまくはいかないはず。巨人の強力な打撃陣と強固なブルペン陣、最後の牙城をどう打ち崩すか。借金持ちのチームが日本シリーズなんて、という反論はあるにせよ、今度こそ「史上最大の下剋上」に、ついつい期待してしまうのです。
【パ・リーグ】 ☆LvsM☆☆
やはり見出しは「倍返し!」。まさかの大差に次ぐ大差で星取表は1勝1敗。家でまったり観戦予定の3連休はこうでなくちゃ。
最終戦はうってかわっての投手戦でした。牧田と唐川、粘りの投球というよりあと一本が出ないもどかしい展開。エラーはあったにせよ、継投や采配で両監督が最善を尽くした結果、軍配はロッテに上がったものの、どちらに転んでもおかしくはない、CSにふさわしい熱戦だったと思います。
Finalの挑戦権を得たのは、どちらかというと楽天にとって相性のいいロッテ。1勝のアドバンテージに田中でまず2勝は間違いなしとしておいて、重要なのはおそらく2戦目に投げるであろう則本です。どんな強心臓でも、ルーキーにとってCSのステージは酷なもの。ここでロッテが勝利して1勝2敗に持ち込めば、勢いを取り戻せるかもしれません。かの下剋上に象徴されるように、ロッテの短期決戦の強さには目を瞠るものがあります。田中・則本以外の先発とブルペンに弱みを持つ楽天がいったいどんな継投を見せるのか、そして打撃陣がシーズンと同様に実力を発揮できるのか、ロッテの意地はふたたびの下剋上を果たすことができるのか、見どころ満載のFinalが楽しみです。
あ~…うらやましいなあ…。