5/3 vsL ○
5点差があっという間に1点差…この球場ではこういう展開をよく見ます。今までのあれやらこれやらいろんな悪夢が脳裏をよぎりましたが…ここで勝ちきれるのが、今のオリックス(たぶん)。
先制弾のTをはじめ、攻守に活躍した伊藤、駿太、安達。この四人がスタメンをはらないと、チームは上昇気流に乗れないのです。ようやく、かたちが整ってきました。あとは逆襲あるのみ。
白仁田は楽な場面の登板だったはずが、守備の乱れで暗転してしまいました。西野は疲労もあるでしょうが、もう少し安心できる守備力を身に着けてほしいです。
5/4 vsL ●
安達を休ませたのは評価できますが、その穴の大きさをまざまざと思い知らされることに…。
しかしそれ以上に東明の調子が戻ってきません。佐藤達も点差のある場面でこれでは…。ふたりとも二軍で調整させる時間が必要なのではないでしょうか。
最後通牒を受けたモレルが、お得意様の西武戦で躍動。浮上のきっかけをつかんでほしいところです。
この日のスタメンは安達の不在のみならず、お試しデーだったのでしょうか。いきなりファーストに伏見を起用したのには驚きましたが、まったくいいところを見せられなかったのが残念です(本格的に守備練習はしていたのだろうか?)。あと、先発が左であってもセンターは駿太を起用してほしいなと思います。
5/5 vsL ○
この3連戦、先制できているのは大きいと思います。ホームランが出ない、タイムリー欠乏症といわれていた頃が嘘のようです。モレルはホームランに好走塁と大活躍。苦手意識の大きい西武戦にキラーが登場したのはうれしい限り。
近藤もナイスピッチングでした。降板のタイミングが少し早いようですが、信頼を得るにはもう少し結果が必要でしょうか。
そのおかげで、今日も余裕の点差がたった一球でヒヤヒヤに。登板するたびに失点している岸田を起用するのはいいかげんどうなのかと思います。しかも相手は竹原…右には穴の多い打者ですよ…。
どうやら勝ちパターンは吉田一・塚原・平野で確定したようです。吉田は比較的西武に相性がいい投手なので、他のカードでもハマれば新たな強みとなりますね。
5/6 vsM ○
金子千尋×マリン×雨、中5日のおまけつき。戦前は不安しかなかったのですが、今のニューちー様には無問題!
それに加え、絶好調男・Tが得意のマリンで先制ホームラン、伊藤→駿太→西野の並びで追加点をもぎとるオリックスファン狂喜の展開。唯一残念だったのは、5点差の最終回で塚原が登板したことでしょうか。同じ場面で白仁田を出してヒドイ目にあった記憶も新しいので仕方ないのかもしれませんが、ここはリベンジの機会を与えても良かったのではないかなあと思います。勝ちパターンは大事にしないと、2014→15の二の舞ですから…。
5/7 vsM ●
試合中継は見られなかったのですが、どうも後味の悪い内容だったようで…。
いろいろ不運が重なってもそれをはね返して勝ちきれるチームが、おそらく上位に定着できるのだと思います。
松葉は好投でした。これをくり返せば先発ローテ復帰も遠くはないと思います。
吉田一の暴投の場面は、コリなんとかルールのせいでホームインが認められたのかと思いきや、どうやら空タッチが判明して覆ったようですね。いずれにしても、マイクを持った審判はなぜその場で理由をきっちり説明しなかったのでしょうか。誤審と口にしたくないのかもしれませんが、説明責任は果たすべきでしょう。しかし吉田も吉田で、きっちりタッチにいかないと。その長い手足は何のためにあるのだ! そもそももっと上から見下ろして投げるくらいの向こうっ気と強気が欲しいです。
塚原は不調の清田に同点弾。だから連投させちゃ…。
平野inマリンはサヨナラしか見えませんでした。復活のきざしは見せていますが、同点だとなぜか打たれる…。今年はどのチームも抑え受難ですね(サファテ除く)。
5/8 vsM ●
この日も西は四球が多く、失点した回はいずれも四球から始まっていました。結果、5安打で4失点。途中、持ち味のコントロールで三振を取る場面もあっただけにもったいない投球でした。
一方、こちらは13安打で3得点。西野5安打、糸井4安打と当たりに当たっていたにもかかわらず、打線が寸断され13残塁。まさに負けに不思議の負けなしで終わりました。昨日と同じで、少ないチャンスを確実にものにできるチームが上に行くということなのでしょう。
勝ち越しはおろか、3タテも決して不可能ではなかっただけに、チームの雰囲気が沈んでしまいやしないか心配です。次のカードもビジターです。
(結果)14勝19敗 脱・最下位
魔のゴールデンウィーク、ビジター6連戦を3勝3敗。例年と較べればまずまずの成績です。しかし中には白星を取れたはずの惜敗もあっただけに、いささか心残りがあります。
T・伊藤と二軍から上がってきた選手が活躍し、金子も本来の姿を取り戻しました。少しずつシーズン前に思い描いていたチーム状態になりつつあります。あとは、西・東明あたりが勝ち星を伸ばし、松葉・山崎福らが交代でローテを担えるようになればまたいっそうAクラス争いの仲間入りを果たせそうです。問題は勝ちパターンの安定感、そして糸井・小谷野・中島あたりのベテラン勢を休ませることのできる控え層の整備あたりでしょうか。とくに後者に至っては目を覆いたくなるような場面も多々あるだけに、切実です。
異次元の勝敗数をほこるソフバンは置いておいて、とりあえず3位までは1.5G差。次なる相手もAクラス。上位を叩いてめざせ五割の壁!
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