いちねんのおわり

日本シリーズが終了しました。

結果的には、下馬評どおりソフトバンクの優勝となりましたが、

第7戦までほぼ接戦というもつれた展開になるとは予想もしませんでした。

貧打が目立ったものの、そこまで持っていけたのはやはり中日の、といいますか、落合監督の采配力だったのだろうなあと思います。

2011年のプロ野球シーズンが終わりを告げるとともに、落合監督も退任となりました。

交流戦では現地で負け試合も見せられて、「早くやめてくれ！　二度と顔見たくないわい！」と悪態をついたこともありましたが、やはり名監督去るとなると淋しい思いも顔をのぞかせたりします。

また球界に戻ってきて采配をふるってほしいなあ、でもパリーグはダメ・・・。

 

震災による開幕問題から始まった2011年。

あっという間のように思えたものの、いろんなことがあり、「あれ、去年じゃなかったっけ？」と記憶が飛んでいることもしばしば。それでも楽しんだり悔しがったり盛り上がったり、やっぱり野球が好きだと実感した半年間でした。

ドラフトも終わり、始まるのはストーブリーグ。

オリックスもFAやら大型外人の補強やら、いろいろ画策しているようです。他球団は戦力のメジャー流出が盛んな模様。今でこそ、「和田？　岩隈？　川崎？　中島？　おう、行け行け行ってくれ！　青木は残ってもいいよ」と他人事のオリファンも、数年後にはやきもきしなければいけないかもしれません。

 

菅野くんも結局浪人とは、野球好きには物足りない話ですね。立場的にも環境的にもイバラの道を選びましたか。数年後、彼が己の選択は正しかったと安堵する方向へ導かれるよう祈ります。