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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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『医龍 Team Medical Dragon2』

疲れるドラマでした・・・。

毎週毎週、これでもかというくらい難病患者が現れて、

息をもつかせぬ展開で手術がされるので、

観ているこちらも力が入り、木曜の夜はやたらと精神力を消耗しました。

迫力は前作よりも上ですね。

今までの医療ドラマでも群を抜いているのではないでしょうか。

最後、これ以上どんな難手術があるんだと思っていたら、

まさか心肝同時移植とは! これにはやられました。

チームがふたつできた意味がようやくわかりました。

予定調和とはいえ、現代医療の問題も鋭く指摘している点は、認めるべきだと思います。

物語内で、朝田が「俺には時間がない」と言っていたことから、

もしや医療ドラマ(『白い巨塔』『白い影』『振り返れば奴がいる』等)にありがちな、

《名医薄命》の流れかと思いきや、

前作同様外国に行っていましたね。なんと思わせぶりな・・・。

 

『歌姫』

心が満ち足りるドラマでした。

毎週毎週、これでもかというくらい楽しくて切なくて、

最終回は最初から最後まで泣きっぱなしでした。

悲恋物語、とうたっていたことから、ラストはなんとなく想像できたのですが、

太郎と鈴が別れる場面を観たくなくて、最終回を迎えるのが口惜しかったです。

悲壮な決断を下した太郎の「演技」も、

彼の乗ったバスを追いかけ、それでも最後は手を振って別れを告げる鈴の決意も、

それぞれの思いが行間から伝わってきて、ただひたすらに泣けました。

「グッときたぜよーーー!!」

ちょっと過剰な演出も、シリーズ後半からはまったく気にならなくなり、

すべてが愛しく思えるドラマもめずらしいです。

本当は、15分拡大版にしたかったのでしょうか。

ちょっと駆け足気味だったような気がします。

太郎がどのようにして四万十川に流れ着いたのかとか、

その時計が8時15分を指していた理由とか謎のままだし・・・。

クロワッサンの両親がピカで死んだというエピソードに太郎がやや反応していたので、

伏線かと思っていたのですが。

まあ、それでも作品の質が落ちたわけではありません。

視聴率も関係ありません、本当にすばらしいドラマでした。

DVD買っちゃおうかと考えたくらいです。何度でも観たくなる作品です。

 

「連ドラなんかバ○OLの観るもんや」と、

『ラストクリスマス』(織田裕二主演の月9)の録画を逃した時マジギレしたツレはせせら笑いますが、

ドラマは1週間のメリハリです。

これを楽しみに1日がんばるんだもんねー。

来年も、楽しいドラマを観られることを期待しつつ。

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ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
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