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今年を振り返るニュースなどあちこちで見かける年の瀬です。
私も自分の10大ニュースを考えてみましたが、
10個も語るほどたいした一年を送っていないことに気づきました。
半分の5個にしてみます。
5位:退職できなかった
何度もやめてやる~と決意しながら早やウン年、タイミングをはずしつつ気づけば同期も私ひとり、なぜかいつまでたっても卒業できない留年生のような気持ちになりながら、それでも慣れた職場は居心地いいし、立場は下っぱでもベテランというだけで「中途社員や異動者が気を遣ってくれるんだー」と友達に言うと「そうやって人はお局と化していくのよね」。がびょーん!!Σ( ̄口 ̄;;
4位:Rin'ファンイベントに行けなかった
このショックを三ヶ月くらいひきずっていじけていた。幸魂ポスターをヤケ買いした。と言っている合間に先日放送されたライブ映像を録り逃していた。おしなべて縁なきものとおぼゆ。そして尺八を吹いたのはたぶん一年間に両手で数えられるくらいだろう。いかぬなあ。来年は、もうちょっとマジメにやろう。・・・と毎年考えながら、年々竹を持つ日が減っていく・・・。
3位:役に立たない資格がひとつ増えた
勉強したのは卒論以来。自分の集中力のなさに驚かされた。おそらく人生にとって全然意味を成さない資格だから早く次のステップに移らないといけないのに環境が整わず・・・イヤイヤ、モチベーションが下がってかなかなか進めない。勢いって大事だ、やはり。
2位:祖母とマイの死
追い打ちをかけるような出来事もあり、喪失感は大きかった。やっと猫のいない家に慣れた。時折は夢に現れる。食卓のまわりをうろうろしている。なにかあげようと思って目が醒める。ミーコが好きだった和菓子やマイが好きだったおせんべい、今でも口に入れかける時わけてあげなきゃと考えてふと涙がにじんでくる。
1位:幼なじみの結婚
幸せと喜びで満ち足りていたはずの私の心はその日を迎えて思いがけなく揺さぶられた。自分が先に結婚しておいて何だが、はじめて見た彼の横に立つ友人の姿に自分の一部が欠けてしまったような淋しさを憶えたのだ。しかしそれ以上に、いつも奥手だった彼女が新しい人生をおのずから選んだこと、すばらしい人にめぐりあえたことが本当に嬉しかった。運命だとか赤い糸だとか言うけれど、結局出逢いとは何億分の一の奇跡なのだと思う。私と夫の、そして彼女との出逢いもまた奇跡のいくつかだったのだ。と、なんだかよくわからないままに泣いて、泣きながら書いた手紙を送ったら彼女も泣いてしまった。長くつきあっていれば当然軋轢も生じるけれど、たぶんこのままお互いの存在を心の奥深くに感じ合いながら、歳を重ねていくのだろうと思う。
そんな私の今年を表す漢字は「欠」かもしれない。
いろんなものを失った。
いろんなものが欠けていた。
なにかが足りないと感じながら補うことなく季節が過ぎた。
来年は満たしていく年にしたい。
欠けた月が幾つもの夜を経てやがて望月となるように、
少しずつ、少しずつ、いろんな刺激を受けながら、
明日は大人になっていこう。