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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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《スピッツ "JAMBOREE TOUR さざなみOTR 2007-2008" at フェスティバルホール》

行ってきました。

 

ここ最近で積もり積もったストレス、

勢いでかけたパーマとこのライブで晴らしてやるのだ!

 

席は2階席のいちばん前。ハコがハコだけに遠いかなあと少し不安でしたが、

案外ステージ全体を見渡せる状態。

しかし一物の不安が。

座席すぐの場所にある手すりの高さは、腰よりずっと下です。

ハジケて飛びあがろうものなら、どうなるかわかったものではない!

しかも、2階席とはいえ3階の高さですから。

高いところが得意ではないのでした・・・。

 

アルバムのトップも飾っている『僕のギター』で幕を開けました。

イントロを聴いただけで、「このアルバムは(も)最高かも」と思ったほどですが、

やっぱり涙が出そうでした。

続いて『不思議』。不思議と好きなんですこのメロディ。

イカン、身を乗り出してはいけない。あわてて我に返る私。

デビュー曲『ヒバリのこころ』。20年を経ても色あせない名曲ですよね。

『けもの道』の出だしはやはり「大阪の日の出」。

『トビウオ』『点と点』。こんな曲が続けば、またまた乗り出してしまいます。

スピッツ曲でひとつ選ぶとしたら、この曲を挙げる人は多いのではないでしょうか、『チェリー』。

結婚パーティで使おうとしていました。しかしよく考えたら「別れの曲やん・・・」。で、却下。

いやー、でも、すがすがしさと切なさの混在する、不朽の名曲です。

照明のピンクもかわいかったです。

ステージがブルーに染まって、『群青』。

シングルが続いて『ルキンフォー』。

『P』は、聴けば聴くほど味の出る一曲。マサムネさんの澄んだヴォーカルが会場に響き渡ります。

そして、切ないといえばこれでしょう、『楓』。生歌で聴いて感動は倍増。

これをアルバムの二曲目に持ってくるなんて、贅沢すぎる、『桃』。

「このアルバムは(も)最高だ!」と確信しました。

バンドがいよいよピークへの助走に入ります。『ネズミの進化』。

『夜を駆ける』は、私がスピッツに転んだ曲。何度聴いても、心の奥深くにまっすぐ突き刺さってきます。

『Na・De・Na・Deボーイ』『スパイダー』と来て、

『8823』『俺のすべて』、スピッツライブの最高潮はやはりこれに限る!

20年目の新たな決意を感じさせる『砂漠の花』。

さわやかな旅の始まりのような『漣』。

そしてアンコールへ、『魔法のコトバ』。

終わらないでほしかった、でもラストを飾るのは、『空も飛べるはず』。

結婚パーティで使ったのはこの曲です。

サビの一節は一生大切にしていきたい言葉。とてもとても、思い出深いこの曲を、

前回ではライブの幕開けに、

今回はラストに聴くことができて、ほんとうに幸せです。

 

マサムネさんが、以前芸人のNON STYLEが好きとライブで言ったら、

ビデオと手紙が送られてきたという話をMCでしていたのですが、

崎ちゃんはストリークに目をつけたそうです。

でも1回しか見たことがないそう。オンエアバトル観てください!

今回はドラムセットがよく見えたのですが、改めてそのスティックさばきに驚きでした。

ロックロックで虜にされた田村さんはグレーのニット帽がお似合いでした。

昨日は厚生年金会館でライブをしていたウルフルズのベースの方と呑みに行ったそうです。

ステージ狭しと飛び回り、久慈さん(サポメン)にネタにされていました。

そのクージーさん、フルート吹いてました。前回のツアーではバイオリンでした。多彩!

テツヤさんは今回もマサムネさんのフォローに回っていましたね。

なんだか鎖骨のあたりがセクシーでしたが。

マサムネさんは、冒頭で「時々寒くなるかもしれませんが」と断っていたのですが、

本当に時々寒くなりました(←MC)。

でも「マサカツさん」でなくて、良かったです。

 

「ツアーグッズはネットでも買えるし、いいや」と思っていたのですが、

ああ、目にするとダメです。

パンフとポスターとストラップ、お買い上げ。

しかも袋は有料ですと! ポスター素で持って帰れるわけないやん!

もれなくお買い上げ。

いいんです、これも愛。

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