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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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やはり、と言っていいものか、

夏の甲子園奈良県代表は智辯学園に決定しました!

 

天理が出場辞退し、今年は智辯で間違いなしとは言われていたものの、何が起こるかわからないのが高校野球。

・・・と、波乱の展開を予想していたのですが、二強の壁は厚かった・・・。

心の底では、

「奈良と畝傍の南北進学校対決になったら面白いなあ~。どっちが出ても、文武両道大好き高野連ウハウハの展開やん」

と、ちょびっと思ってはいたのですけれども。

 

智辯の主戦・青山投手は2年生ながらプロ注目の本格派。2番手小野投手も、他校なら間違いなくエースを張れる逸材です。打つ方でもホームランを量産する3番青山からズラリと並ぶ長距離砲。予選でわずかエラーひとつの鉄壁の守備。今年の智辯は強い!

昨年の決勝で天理に大敗を喫した悔しさをバネに、一年間練習を積んできたといいます。もし天理が出場していたら、決勝で対戦していたら、結果は昨年とは大きく違っていたことでしょう(ちなみに今年の春季大会も11-10という泥仕合を展開していた・・・)。

桜井高校も一時は智辯を逆転し、さすがの勢いを見せました。かつて斑鳩高校を率いて選抜に出場した経歴を持つ監督だけあって、トーナメントに恵まれただけでなくそれだけの実力を兼ね備えていたことがわかります。高田商-奈良大附戦は実力校同士のぶつかりあい、見ごたえがありました。惜しまれるのは、高田商のエース仲川投手がこの試合で完投したために次の智辯戦で登板できなかったこと。監督は、トーナメントが決まった時から智辯戦には公式戦登板のない左腕を起用することを決めていたそうですが、智辯打線vs好投手仲川を見てみたかったです。

 

くり返し、今年の智辯は強い!

決勝はプレッシャーからかちょっとミスが多かったけれど、甲子園はそんなに甘くないぞ!

ガンバレ高校球児!

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