MENU | MENU | MENU | MENU | MENU | MENU |
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今日の奈良は朝から熱い!
今年は天理と智弁のゾーンが分かれていたため、「今年は事実上の決勝ではなく、事実決勝で当たるな」と予想していたのですが。
思わぬ伏兵がひそんでいました。
今でこそ、天理vs智弁の二強時代と言われていますが、少し前まではそこに郡山も加わった三強でした。
県立である郡山高校は県下でも有数の進学校です。が、強豪校だけあって野球部は特別扱いなのだとか(・・・と、大学で知り合った出身者がボヤいていた)。
智弁、3回戦の相手はその郡山。
なんだか、押されています。ん、ん、ヤバくない? あれ、逆転された? うそー。
と言っている間に、打ちも打ったり、しかも全部外野の頭上。
気がついてみれば、7回表が終わって10-2・・・。
夏2連覇中の智弁が、コールド負け寸前ではありませんか!
それでも実況と解説がしきりに、「智弁がここで終わるわけがありません!」とくり返す。
グラウンド上の両校選手も、同じ気持ちだったようです。
せめて2点取ろう、そうすればコールド回避。しかし選手はそんな甘いことは考えていません。ここまで徹底的に抑えられていた打線がいきなり火を噴きました! あっという間に4点返し、スコアは10-6に。
実況が叫ぶ「これが智弁の底力!」。
こうなればオセオセです。9回裏も慎重にボールを見極め満塁。さすが強豪校、隙のない走塁でなんとなんと、2点差に! しかもノーアウト2・3塁。
「これはもう来た、智弁の勝ちだ」
そう信じた我々は、まだまだ甘かった。
強い当たりの打球を、なんとセカンドがジャンピングキャッチ! 当然抜けると思っていたランナーは飛び出しており、ダブルプレーに・・・。
結局、10-8で敗れてしまいました。
今年は小粒と言われたチームでしたが、智弁の実力はいかんなく発揮できたでしょう。コールド負け寸前の点差を、2点にまで縮め、あわやサヨナラ勝ちというところまで追いついたのですから。
球史に残ると言っても過言ではない熱戦でした。
また来年、楽しみにしていますよ、小坂監督♪