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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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連続ドラマの映画化には、「2時間ドラマと映画と、何が違うんだろう?」と首を傾げてしまう作品がままあるのですが、これもその域を超えなかったでしょうか。
アタルとマドカの関係性がもっと深く描かれていれば、せめてその前作品でもう少し触れてくれていれば、まだ思い入れも出てきたのでしょうが…。
連ドラと異なり、舞子と沢は完全に脇役だったのであまりオイシイ場面はなかったのですが、沢と星管理官の関係はいわくありげで、ちょっと沢主任がカッコよく見えました。抱き枕あたりはいつものキャラですが。エプロンつけたりアタルを疑ったりラリーも株を下げてしまったし、今回は完全にアタルとマドカの物語でした。
その割に、堀北真希は表情に乏しく、それが役柄によっては時に良い味を出すこともあるのですが、マドカに関しては殺人鬼の冷酷さも過去を背負った悲しみも感じ取ることはできませんでした。冒頭で生々しい焼死体を映した割には犯人の最期が美しいというのも若干理不尽のような…。銀歯はインパクトがありましたが。正直、この女優さんの魅力が今ひとつわかりません。(まあ『梅ちゃん先生』をムカムカしつつも最後まで視聴できたことこそがその答えなのかもしれませんが…)。
中居くんはあいかわらずの好演。『ナニワ金融道』よりこちらのほうがよほど当たり役に思います。あの愛らしさと悲しさを表現できる四十男は中居くんだけかもしれないな。
小ネタもあいかわらず多かったようですが、そのあたり興味がないのであまり気に止めていませんでした。これは流行なのか、『SPEC』と制作陣が同じなのか、どちらでしょうか。ああそういえば『SPEC』も早く見なくては…って、ストーリー忘れてしもたがな…。


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ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
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