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正倉院展に行ってきました。
寒いし、もう終了近いから、人も少ないだろうな~と思っていたら、行ってびっくり。
入り口の前に行列ができているではありませんか!
しかも、この先さらに折り返し折り返し列を作って、ようやく入館です。
正倉院展を訪れるようになって3年目ですが、こんなことははじめてです。
きっと皇太子夫妻の来館で、知名度があがったんだろうな・・・。
中も、案の定すごい人混みでした。
去年までは、じっくり四方から展示物を観察できたのですが、
今回は人だかりの隙間からやっと目に出来る程度。
最後のほうには人酔いで疲れ、ほとんど見られませんでした・・・。
平日の昼間なら空いていると言われても、間に合わないし、
どうして閉館時間を7時まで延長するのが土日でなく金曜だけなのか?
混雑は初めから予想されているわけですから、
せめて8時や9時まで開くようなサービス精神が欲しいものです。
まあ、展示物にはあまり良くないのでしょうが。
1300年もの時を経て、私の前に現れた品々。
これを作った人は誰なのだろう、
この衣装を身にまとったのは誰なのだろう、
この楽器を演奏したのは誰なのだろう、
これにまつわる人々は、どんな生を歩み、どんな命を育んだのだろう。
時空を超えた世界を思う。
巨大な時の流れの中に、これらがあり、そして私がいる。
目の前にあるひとつひとつが、自分へと続くルーツである。
それを感じると、歴史というものは、決して教科書の中のものなのではなく、
細胞ひとつひとつに刻み込まれ、自分作り上げている組織なのだと思います。