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今日もがんばって、スタート前に起床しました!
昨年はこの6区で逆転を許した東洋大・市川選手でしたが、今年は独走態勢の差がついていたにもかかわらず、見事な区間賞の走り。タイム差を守るのではなく、あくまで貪欲に勝利を求める姿勢がすばらしいと思いました。
5区でルーキー・山本選手が激しいデッドヒートを制して往路2位に飛び込んだ早稲田大でしたが、ここでさらなる差をつけられてしまいます。明大・広瀬、駒大・千葉両選手も追い上げを見せます。しかしここでとてもいい走りをしていたのが、東農大。順位は最下位とはいえ、区間2位の好タイムでした。やはり昨日の津野選手の頑張りを心に刻みつけていたのでしょうか。
7区以降も、東洋大は手を抜きません。設楽悠選手は見事な区間新。8区・大津選手も区間賞。9区の田中選手は最後の箱根で思うような走りができなかったのか中継所で悔し涙にくれていましたが、それでも圧倒的な差は埋まりません。
ランナー同士が幾度も牽制とスパートをくり返す激しい上位争い、見えない敵を追うシード争いも熾烈な一方、襷をつなげられない繰り上げスタートもまた、できることなら見たくない箱根の情景の一部となります。
アンカーの待つ鶴見中継所、繰り上げ寸前にたどりついた神奈川大・鈴木選手が倒れこんだ時にはどうなることかと思いましたが、襷リレーが公認されて良かったです。一方、あと数メートルの距離でありながら眼前で号砲を聞くことになってしまった上武大・渡辺選手は順位を上げる力走も報われませんでした。
2区から一度も先頭を譲ることなく、総合新記録で完全優勝した東洋大。
他校が脱帽する圧勝でした。しかも活躍したのは若い選手ばかり。世代交代が行われても、地力の強さは継続すると思われます。もちろん、エース鎧坂選手を往路に欠きながらそれぞれが役割を果たし、アンカーとして登録された鎧坂選手はきっちり順位を上げ、3位という好成績を生んだ明大、安定した強さを見せる早稲田大や駒大、アンカーの激走が印象深い中大、さらに復活を遂げた順天堂大、新たな戦力となりつつある青学大など、今後の箱根の優勝争いを占うことは、すぐには不可能かと思われます。今年活躍した選手、悔しい思いをした選手、さらにはスーパールーキーの誕生など、来年はどんなドラマを見せてくれるのでしょうか。
今年の箱根が終わったことに、一抹の淋しさを憶えながら・・・。