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今年を表す漢字が決まりました。
この企画が好きで、毎年チェックしては日記に書き留めています。
不況まっただ中の頃よりは、悲しい漢字が減ってきているようにも思いますが、
なかなか上向き感は見いだせません。
今年は『命』。
あかるくもあり、悲しくもあり、複雑な漢字です。
弱者に対するいじめや虐待、毎日どこかで使い捨てのように命がもてあそばれ、
かと思えば、犬や猫の救出劇をはらはらしながら見守っていたり、
ひとりの赤ちゃんの誕生に沸いたり、確かに命の価値を考えさせられることが多い年でした。
私個人的にも、今年は命について思いを馳せる機会にめぐりあいました。
生まれいでた命の喜び、失われた命の悲しみ。
ひとつ学んだのは、命の大切さについてどれだけ言葉を尽くしても、
かけがえのないものはいつも失ってから気づくのだということです。
ひとつの命は永遠にひとつきりであり、
誕生の喜びも喪失の悲しみも、命ひとつにつきひとつきりなのです。
誰も代わることはできないし、埋めることもできません。
誰しもがそういう存在であり、あるべきなのだと思います。
くる年は幸多かれと祈りながら。