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高知は二泊三日の旅でした。
横になが~い高知は移動も大変。
三日目は室戸岬に行きました。折しも台風が接近中。
曇り空の岬には人っ子ひとりいやしません。
観光地とばかり思っていたので、売店ひとつないバス停にぽつんと残され心は不安に。
とりあえず写真は撮らねばと水際に行ってみたのですが、
激しく岩打つ波に今にも飲み込まれそうでカメラを持つ手も震えます。
霊感のあるツレはもちろん、それ以下の私もなにやら冷たい空気を感じていました。
早くここを去らねば! バスはまだか! と気もそぞろでした。
つい最近のこと。
写真を整理していると、なにげなく一枚を取り上げたツレが、
突然「うわわわわーっ!」と叫びました。
「オバケや、オバケになってる!」
写真は室戸岬を背景に私ひとりを写したものです。
なにを失礼な、と彼が放り出した写真を見て、
私も「いーやー!」と背筋が凍りました。
写っているのは私です。
服も髪型も同じです。
なのに顔が変わっているのです!
私のはずなのに、私ではありませんでした。
それは「笑顔の私だったモノ」でした。
少なくとも生気ある人間の顔ではありませんでした・・・。
「そういえば、帰ってすぐに室戸岬に死体が上がってたな・・・」
ヒィ━━Σ(゚Д゚|||)━━ッ!!
「早く捨てろ!」「え~せっかく撮ったのに・・・(←ここまで来ても言う)」
闇に葬られました。
いやはや、高知は魅力イッパイ。