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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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『鹿男あをによし』

まった~り、もっちゃ~りのテンポは最後まで変わりませんでしたが、

まあ、慣れればこんなもんかなと。

次週が待ち遠しい! というほどの謎かけもなく、

私としては、奈良の身近な風景と、

綾瀬はるかと柴本幸の格好を参考にする程度の楽しみでした。

玉木宏は、ちっとも魅力的ではなかったのですが、

今回はそういう役どころなので、まずまず成功でしょう。

ラストは安易なラブストーリーになってしまいましたが、

綾瀬はるかのボケっぷりが良かったです。

かわいいのに、全然かわいく見えないところが、演出うまいですね。

堀田イトの淡い初恋(かどうかは知らんが)の行く末も、切なかったです。

駅のホームのシーンではじめて、イトに共感しました。

朱雀門で、車内の小川先生に片耳を振る鹿もgoodでした。

と、最終的に見れば、なかなか良いドラマだったのかなと。

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