MENU | MENU | MENU | MENU | MENU | MENU |
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
文化的休日二日目。
「はっ! 今年は正倉院展に行っていない・・・」
と気づいたはいいものの、期間は月曜まで。
行くとしたら今日しかないですが、土曜ですから混雑は目に見えています。
「よし、開館前に行こう!」と、地元民の特権を行かして自転車を走らせたものの・・・。
到着は8時40分。
すでに長蛇の列でした。
開館時間を早めたのか、案外すんなり入れましたが、
中はわらわら、がやがや、ぎゅうぎゅう。
人の頭しか見えませんがな。
それでも目玉の展示品はしっかり鑑賞しました。
気の遠くなるような年月を経ても目にもあやな美宝の数々。
大仏開眼というイベントが、どれほど国家の大事であったかがわかります。
おもしろいのが写経。
字というものは人の性格が出ますね。
もちろん、とても整った美しい字なのですが、中には筆使いの豪快なものがあって、
ごっつい体格のお坊さんなのだろうかと想像してしまいました。
疲れ切って出口を抜けたところには、いくつかのテントが。
《鶴屋吉信》の和菓子、《植村牧場》のアイス、《ホテル葉風泰夢》のケーキセット・・・。
ちょっと、このタイミングずるくありませんか。
どうしてもそちらに向こうとする足をむりやりひきずり、興福寺へ。
秘仏と八部衆&阿修羅像の公開です。
教科書で見ていた阿修羅像を生で拝見するのははじめてです。
美しいお顔とすらりとした手足に、清冽な空気を感じました。
個性豊かな八部衆、仏典にもとづいたそれぞれの装飾もまたおもしろい。
彫刻には魂が宿るともいいますが、今にも動き出しそうです。
しかし、どこへ行っても人が多いのには困りもの。