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おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
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阪神2連敗・・・。

 

昨日の試合、ひとことで言うと「ヒドイ」です。

 

先発読み間違いは、仕方ないです。内海対策で組み替えた打線が結果的には初回から当たりを見せたのですから。勝負は結果論、勝てばいいのです。中盤までリードを守り、これは「阪神勝つな」と余裕をぶっこいてパリーグの中継一本に絞って観ていました。

試合が終わってチャンネルを戻すと、あら、ピッチャーが替わっている・・・。

「え、久保田?」

久保は手負いですから、百歩譲って交替は仕方ないとします。が、その前日2イニング投げた久保田を7回から投げさせるという采配には疑問が残ります。同じ2イニングなら渡辺のほうが調子良さそうでしたし。まだ回を残していることを考えれば、他にも投手がたくさんベンチ入りしているのですから、ワンポイントずつ交替しても良かったと思いますし・・・。

結果的に最悪のかたちで3点取られ。このあたりで、雰囲気がガラリと変わりました。まだ1点勝っているはずなのに、完全に追い込まれてしまいました。銀傘の上から、徐々に暗雲が・・・。

 

で、久保田で点を取られたら、すわ球児。真弓監督は禁断の「球児2イニング」カードを切ってしまいました。

「1点リードで球児」、今までなら安心して観ていられたはずなのですけれど。出てきた時から、少し様子がおかしかったように思います。いつもの笑顔はなかったし、顔色が悪いようにも見えました。投げはじめてすぐに、冷や汗なのか脂汗なのか普通の汗なのかわかりませんが顔からとめどなく滴っていました。

逆点打を浴びたのも、予感がしていたといえばしていたのかもしれません。それは私に限らないはず。

調子が良くないことは、監督は知っていたようですね。でも球児ならなんとかしてくれると思った、と。

 

それって、どうなん?

信頼と言えば聞こえは良いですが、とどのつまり、采配の放棄ではないですか。

 

そして逆転されても、やはり9回は球児。ナンデ?

火の玉ストレートの面影はなく、ことごとく浮いた投球、明らかに異常でした。かわいそうでたまりませんでした。そしてマウンドに駆け寄るのは、城島と、遅ればせながら登場のコーチだけ・・・。

どうして、鳥谷は声をかけに行かないのでしょうか。

ここのところ、パリーグの試合ばかり観ているからかもしれませんが、ロッテの西岡やソフトバンクの川崎などは、歳上でベテランの投手でも、少しピンチを招くとすぐにマウンドに駆け寄ります。対戦相手の巨人でいえば、小笠原はしょっちゅう行っているようです。

鳥谷や新井は、あんな状態の球児をどうしてマウンドにひとり残しておいたのでしょうか。

今年阪神は、赤星引退、金本怪我と、彼らに替わるチームを引っ張る中心選手が不在でした。本来は鳥谷がそうならなければいけないはずです。もともとドライな性格のようですが、あの後藤ですら今年から積極的にマウンドに歩み寄るようになったのですから、それを言い訳にはできません。鳥谷だけでなく、外様とはいえ小笠原の例もあるのですから、内野のベテランとして新井もそういう姿勢を見せるべきです。

打撃陣の中で唯一勝利への執念と言う意味での積極性を感じたのは平野ですが、外様からレギュラー定着して日が浅いし内外野兼任ですから、チームを引っ張れというのは酷でしょう。だから、鳥谷と新井が中心となってチームに一体感を持たせるべきなのです。短期決戦なのに覇気を感じなかった原因はここにあると思います。いろいろ来年の課題はあるようですが、まずチーム内の意識を是正しないといけないと思います。

 

阪神ファンではないのに、あまりにも怒りを感じたのでつい熱くなってしまいました。

 

さて、一方のパリーグですが、これは渡辺俊介の投球につきます。シーズン中は不調が続いていましたが、西武戦から見違えるようになりました。日本シリーズやWBCなど大舞台をいくつも経験しているだけあります。本多への牽制もお見事の域でした。

ロッテはFinal初(!!)のタイムリーも飛び出し、不振の西岡もマルチと、明日に向けてあかるい材料が増えましたね。個人的には今岡のHRがうれしかった。今岡が活躍すると、なぜかうれしい。苦労は頭頂部に感じますが、悲愴感なく野球を楽しんでいるように見えるのはなぜでしょう。

今日は大隣-大嶺。ううーん・・・今日こそついに乱打戦、か・・・? 「良い子の大隣」ならソフトバンクですが、大嶺はどうやらソフバンキラーらしいので、久々の登板にプレッシャーさえ感じなければ勝機ありです。9回裏の連打でソフトバンクの主軸が貧打を克服しているならば話は別ですが。どうせなら、やはり最終戦までもつれこんで杉内-成瀬をもう一度観たいですね。杉内二度目の涙のお立ち台あるか、中4日連続の成瀬魂の投球再びか。燃える展開を願います。 

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