ドラフトもいよいよ今週となりました。今年は高校生が不作で大学生がハンカチ世代などと呼ばれ豊作という評判ですが、彼らの本当の実力と適正指名順位を野球坊主の僕が改めて検証したいと思います。
【高校生投手】
一二三慎太(東海大相模・投手) 4位
オーバースローに戻したら化ける可能性あり。ただ伸びしろは?野手としてはダメ。
宮国椋丞(糸満・投手) 見送り
確かに素材はいい。線が細くフォームに力強さなし。大学に行ってもまれた方がいい。
田中太一(大分工・投手) 4位
馬力があり直球は速いが変化球、コントロールがダメ。打ちやすそうなフォーム。
【高校生野手】
山下斐紹(習志野・捕手) 3位
捕手としてなら打力も問題なく、身体も強そうで、肩も良い。あとはキャッチングだけ。
中谷将大(福岡工大城東・捕手) 1位
全体に粗く時間はかかるが、肩、打力とも山下より上で、チームの要になれる逸材。
吉川大幾(PL学園・内野手) 見送り
まったく良さがわからない。
山田哲人(履正社・内野手) 2位
動きにセンスがあり将来的にプロでも二遊間を守れる。打撃も問題はない。
後藤駿太(前橋商・外野手) 3位
「群馬のイチロー」の評判通り走攻守三拍子揃っている。が、どれも中の上レベル。
【大学生投手】
斎藤佑樹(早稲田大・投手) 2位
今は凡庸な投手。高3、大1の頃に戻れれば2ケタは堅いが、時間がかかりそう。
大石達也(早稲田大・投手) 1位
ストレートは非凡で、将来的に2ケタは勝てるだろう。ただ、騒ぐほどの逸材ではない。
福井優也(早稲田大・投手) 2位
素材は一流だが投球術とフォームがダメ。時間はかかるが大化けの可能性はあり。
澤村拓一(中央大・投手) 3位
直球はかなり速いがプロで空振りの取れる球ではない。フォークを覚えたら使える。
加賀美希昇(法政大・投手) 5位
カーブとコントロールはいいが、直球に威力がなく、良い左打者が多いプロでは辛い。
南昌輝(立正大・投手) 2位
特に悪いところがなく大学生投手の中で一、二の即戦力度。ただ、すごいところもない。
榎下陽大(九州産業大・投手) 1位
すべてにおいて一流。即戦力度も南クラス。ケガしそうな腕の振りのフォームが不安。
阿部博文(東北学院大・投手) 見送り
まったく良さがわからない。
山崎雄飛(中央大・投手) 4位
いい身体で直球は力があり、それなりに速い。ただ、すべてにおいて粗い。抑えなら。
小林寛(大阪学院大・投手) 3位
直球が素晴らしく、素材はいいが、投球術がまったくダメで、時間がかかる投手。
石山泰稚(東北福祉大・投手) 見送り
素材は悪くないが、すべてにおいて未完成すぎる。社会人で経験を積んでから。
大野雄大(仏教大・投手) 1位
器用さはないが左でこれほどの力のある球を投げる投手はプロでもなかなかいない。
塩見貴洋(八戸大・投手) 2位
柔らかなフォームに素質を感じさせるが、全体的に線が細い。即戦力ではない。
乾真大(東洋大・投手) 3位
縦のスライダーはプロでも空振りが取れる。ただストレートに魅力がない。
中村恭平(富士大・投手) 4位
直球は伸びも球速も素晴らしいが、他は全部ダメ。化けるにはかなり時間がかかる。
【大学生野手】
荒木郁也(明治大・内野手) 5位
打撃は光るものがあるが足はプロでは売りにできるレベルではない。即戦力ではない。
伊志嶺翔太(東海大・外野手) 見送り
身体能力は高そうだが、動きにセンスを感じない。使いづらい選手になりそう。
柳田悠岐(広島経済大・外野手) 見送り
体格が良く、身体能力は高そうだが、動きにセンスを感じない。打撃も脆い。
秋山翔吾(八戸大・外野手) 5位
すべてにおいてそれなりで、プロでは埋もれそう。ミート能力を活かして外野のサブか。
【社会人投手】
安部建輝(NTT西日本・投手) 4位
直球も変化球もなかなかいい球を投げるが、安定感のあるタイプではなく、使いづらい。
須田幸太(JFE東日本・投手) 2位
即戦力度は全投手の中でも屈指。身体もなく伸びしろもなさそうだが、7~8は勝てる。
榎田大樹(東京ガス・投手) 2位
そんなにすごい球は投げないが、打ちづらそうなフォームで、即戦力度が高い。
岩見優輝(大阪ガス・投手) 3位
間違いなく良い投手だが、現時点で長所がなく、コントロールも甘い。即戦力ではない。
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