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そもそも私が野球を好きになったのは姉の影響なのですが、
そもそも姉が野球を好きになったのはKK世代だからです。
ある日、すでに家を出ていた姉の部屋を整理していると、
押入れの奥から写真がどっちゃり出てきました。
甲子園の選手入口で待ちかまえていたのでしょうかねえ。
どれを見てもPL学園の選手が映っていました。
ほとんどピンボケでしたけど。
最近帰国した姉が、桑田・清原の変わり果てた姿に嘆いていました。
「あの時はむっちゃかっこよかってんから!」と主張していましが、
そういう姉だって、女子高生はとっくの昔、ふたりの子持ちですからねえ。
私の高校生時には、彼らのようなヒーローは生まれなかったので、
同じ世代に生まれ、同じ時に青春を共有できたのは、
ちょっとうらやましい気もします。
アメリカでひっそりと野球人生を終えた桑田と違い、
清原は今日、華々しく引退セレモニーを迎えました。
別に私は清原ファンではなかったし、
正直、引き際を誤ったのではというよけいな思いもありますが、
引退となると、やはり特別な感慨がわきます。
ひとつの時代に幕が下ろされた淋しさでしょうか。
ともあれ、
このように皆に見送られて人生にひとつのカンマを打てる選手もいれば、
これといった成績も残せず戦力外通告をされる選手もいる。
光と影の交錯するプロの世界は想像以上に過酷で、
だからこそ観ている側も背筋の延びるような試合を魅せ続けてほしいものです。