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光文社文庫編。
『白馬山荘殺人事件』
マザー・グースって「おもしろ怖い」ですね。
谷川俊太郎訳の詩集を読んだことがありますが、不気味でした。
その詩を扱った殺人事件の謎を解くふたりの女子大生が主人公です。
マザー・グースを使ったミステリは『そして誰もいなくなった』が有名らしいですが(未読)、
こちらもこちらで、なかなか興味深かったです。
とにかくわけがわからない詩ですから、いろんな使い方がありそうです。
『11文字の殺人』
ふつ~のミステリでした。
何度読んでも印象に残らず、犯人も動機も「ふーん」で終わります。
一人称が「あたし」なのが、東野圭吾っぽくなくて変な感じです。
『殺人現場は雲の上』
スチュワーデス(今はこういう言い方はできませんが)が主人公の、かるーいノリの連作です。
本当にフライトの間に読めてしまいそうな、気軽に楽しめる作品です。
でも本当はこんなのん気な仕事ではないような・・・。
この出版社は文庫柄、いかにもミステリな作品ばかりです。
・・・つづく