忍者ブログ
おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

光文社文庫編。

 

『白馬山荘殺人事件』

マザー・グースって「おもしろ怖い」ですね。

谷川俊太郎訳の詩集を読んだことがありますが、不気味でした。

その詩を扱った殺人事件の謎を解くふたりの女子大生が主人公です。

マザー・グースを使ったミステリは『そして誰もいなくなった』が有名らしいですが(未読)、

こちらもこちらで、なかなか興味深かったです。

とにかくわけがわからない詩ですから、いろんな使い方がありそうです。

 

『11文字の殺人』

ふつ~のミステリでした。

何度読んでも印象に残らず、犯人も動機も「ふーん」で終わります。

一人称が「あたし」なのが、東野圭吾っぽくなくて変な感じです。

 

『殺人現場は雲の上』

スチュワーデス(今はこういう言い方はできませんが)が主人公の、かるーいノリの連作です。

本当にフライトの間に読めてしまいそうな、気軽に楽しめる作品です。

でも本当はこんなのん気な仕事ではないような・・・。

 

この出版社は文庫柄、いかにもミステリな作品ばかりです。

 

・・・つづく

PR
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
横浜紀行   *HOME*   雨の休日
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
さや
性別:
女性
自己紹介:
ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
ブログ内検索
バーコード
ATOM  
ATOM 
RSS  
RSS 
Copyright ©   風花の庭   All Rights Reserved
Design by MMIT  Powered by NINJA TOOLS
忍者ブログ [PR]