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いつの間にやら桜が咲いていました。
今年は佐保川を見てみようかな、でも月ヶ瀬も行ってみたいわ♪ などと考えていたのに・・・。
奈良公園に駆け込み。
の、はずが、フラフラ~っと奈良国立博物館『大遣唐使展』へ足が勝手に向いてしまいました。
NHKドラマ『大仏開眼』は見逃してしまったのですが・・・。
あの時代に、海を渡って異国へ向かう人々の胸中は、いかばかりであったでしょう。
故郷へは二度と戻れないかもしれないという悲痛な情念の残像が、祈りの舟形や人型に残されているような気がします。
ドラマの主人公でもあった吉備真備。唐へ渡った時の逸話が絵巻に残されています。
港へ着くなりいきなり幽閉されてしまった真備。唐の役人からあれやこれやと無理難題をふっかけられます。苦悩する真備の前に現れたのは、阿倍仲麻呂の亡霊。彼の力を借りて、真備は次々に難問をクリアしていきます。
空を飛んで問題を盗聴したり、相手の碁石をひとつ呑みこんで囲碁に勝利したり、と何やらコスイですが(笑)
おだやかな陽気にバンビちゃんもうろうろ。
散りがけの桜は、どうやら見おさめのようです。
季節の主役はバトンタッチ。
次は、あをによし寧楽の都の八重桜。