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棚田の間を抜けて案山子ロードを戻り、飛鳥川の上へ。
なにやらぶらさがっています。
その名も男綱。神事に使うれっきとした由緒ある注連縄なのですが・・・。
なんとも、ストレートな表現で。
上流に行けばこちらも同じくらいストレートな女綱もあります。が、さすがにそこまでは歩けません。
かわりに、前から気になっていた飛び石に行くことにしました。
飛鳥川の両岸を渡す橋の役目をしていたものです。古代から残っているものは少ないそうで、明日香村の指定遺跡にもなっています。
あぜ道を通って川岸へ降りると、万葉歌碑がありました。
明日香川 明日も渡らむ 石橋の 遠き心は 思ほえぬかも
(あなたに対して遠くはなれた気持ちなど持っていません)
この石を踏みこえて逢瀬を重ねた男と女。水かさが増せばそれも叶わぬこともあったでしょう。今のように時間も場所も越えて言葉をかわすことすら容易ではない時代。逢えない夜には恋心もまた増して。
飛鳥川といえば、
口ずさみながら帰路につきました。
ちょうど石舞台に戻る頃、ポツポツと雨が。
「お、まずい」と小走りになっている間にもうどしゃぶり。
なんとか車までたどりつきましたが、もう少し遅くなっていたらと思うと。間一髪です。
女綱まで欲張らなくて、よかった・・・。
もちろんひさびさのウォーキングに、下半身は筋肉痛です。