受験戦争

と、言われる時代ではすでにないのかもしれませんが、

今日から大学センター試験が始まっています。

 

私が受験生と呼ばれていたのは11年前（遠い目）。

ところが私は私大一本だったため、センターは受けていません。

昨年世間を騒がせた、「私大でもセンターで基準点を越えりゃ合格」ラインは、

五教科受けないといけないのでハナから眼中にありませんでした。

（なにせ、理数科目のないコースに進んでいた）

センター、センターと周囲が騒いでいたこの時期は、

赤本片手に「どないしょ・・・」と頭を抱えていました。

 

人生において、あれほど勉強したことはないでしょう。

自分の脳が午前零時をまわると、おもしろいくらいにぴたっと活動を止めてしまうことを知ったのも、

この受験勉強によってでした（卒論も零時以降は書けなかった）。

ごはんと睡眠時間以外はすべて勉強。今から考えると、一種のノイローゼ状態でしたね。

戦わなくても生きていける道を選んだ現在では、

もうあんなふうに自分を追い込むことはないだろうし、

自分の力と未来と限界、周囲とのギャップや軋轢、

毎日己を他人を責め、つきつめて考えながらとてもとても辛い一年間でしたが、

そういう混濁した底辺を経験したことは、人生においてプラスだったのかもしれません。

 

なぜだかこの時期、いつも寒波が来るような気がします。

明日は関西でも雪マーク。電車が遅れないといいですね。

ガンバレ受験生。