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纏向遺跡から国内最大級の建物跡が発掘されたとあって、邪馬台国論争は一気に畿内説に傾いているようですが、日本史を学んでいたといいながら古代史はまるっきり興味のない身であっても、やはりはるか昔からのミステリーがついに紐解かれようとしている時代に居合わせたことはとても幸運であると思います。
思わず現地説明会に行ってしまいそうになりました。ものすごい人出だったようですが。
邪馬台国の謎には何人もの歴史学者が取り組んできて、結局これといった手がかりを発見することができずに今まで来たわけですが、雲の上で畿内説を提唱してきた多くの先人たちは、きっと手を叩いて喜んでいることでしょうね。ウチの父なぞも「絶対に畿内」と主張していますが(←何の根拠もありません)。
先日の『世界ふしぎ発見』の卑弥呼特集も興味深かったです。二年連続の皆既日蝕に寒暖差・・・。太古の自然現象まで検証してしまう現代科学の力はすばらしいですね。理数系が嫌いで文系を選んだといっても、結局こうして科学の力を借りなければマクロな観点で歴史を検証することはできないのですから、学問というのは文理でわけるべきではないのかもしれませんね。実際そうなったらイヤだけど。
番組は「もう畿内説で決まり」のような放送のしかたでしたが、この発見はあくまで邪馬台国論争に一石を投じたのみ。正式に「ここが邪馬台国」と確定させるには、魏が贈ったという金印が発見されることが必要です。もしそうなれば、経済効果は纏向遺跡だけでなんと146億円だそうです。来年見つかったら、遷都1300年とあわせて奈良は大盛り上がりでしょうね。ちょびっと期待。