忍者ブログ
おのづから言はぬを慕ふ人やあるとやすらふほどに年の暮れぬる(西行)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

『鹿男あをによし』

なんだかんだ言いながら、録画しつつ暇な時に観だめしています。

謎がまったく解けないまま中盤をこえてしまいました。

『喜多善男』と違って、初回のネタをずっとひっぱっているので、

急激な展開もなく、マッタリと続いています。

 

まあ、正直、面白いとは思えません。

それでも、なんで観てしまうかというと、気持ちいい脱力感があるからですね。

首から上を鹿化されて、「さんかく!」「狐!」と騒いでいる小川先生、

話を次々飛ばす藤原先生、

イヤラシイ笑顔の福原先生、

無愛想な女生徒、モテモテのマドンナ、うさんくさい教頭。

登場人物が、どれもこれも「そばにいたらイヤだなあ」という人ばかり。

でも、現実ってこんなものです。

普通に見えてもいろんな人たちがいて、同じ空間で生活しています。

 

大阪といえばガヤガヤ、京都といえばはんなり。では、奈良は?

1300年もの歴史があり、そこらじゅうが遺跡だらけの町なのに、

なんのイメージもありゃしません。

だからこそ、鹿が人間の言葉を話したり、鯰が地震を起こしていたり、

突拍子ないくせに、ありそうな物語が展開できるのかもしれません。

 

ドラマを観ていて、ロケ地がわかるのは楽しいです。

今週の放送でも、いくつかありました。

福原先生が個展を開いていたのは《TEN.TEN.CAFE》という、ならまちにあるカフェです。

築百年近い町屋を改造した店内も魅力ですが、

オーナーは故河島英五さんのご家族です。

英五さんが書かれた絵画なども飾られています。

ランチやケーキはおいしいです。ならまち散策で歩き疲れた頃にほっとひと息できる場所。

本当に、ドラマのような陶芸展などのイベントも随時開催されています。

小川先生と長岡先生が食事をしたレストランは知りませんでした。

ステキな店でした、一度行ってみたい。

でも、プロの撮りかたひとつで印象はずいぶんと変わりますね。

動物園で出会った小川先生と長岡先生が話をした喫茶店は、家からすぐ近くの場所にあるのですが、

いたってフツーの喫茶店ですから。

 

こんなに近くでロケしているなら、いっぺんナマで観たいなあ、玉木宏。

PR
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
さや
性別:
女性
自己紹介:
ヤスオーと古都の片隅で暮らしています。プロ野球と連ドラ視聴の日々さまざま。
ブログ内検索
バーコード
ATOM  
ATOM 
RSS  
RSS 
Copyright ©   風花の庭   All Rights Reserved
Design by MMIT  Powered by NINJA TOOLS
忍者ブログ [PR]