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『鹿男あをによし』
なんだかんだ言いながら、録画しつつ暇な時に観だめしています。
謎がまったく解けないまま中盤をこえてしまいました。
『喜多善男』と違って、初回のネタをずっとひっぱっているので、
急激な展開もなく、マッタリと続いています。
まあ、正直、面白いとは思えません。
それでも、なんで観てしまうかというと、気持ちいい脱力感があるからですね。
首から上を鹿化されて、「さんかく!」「狐!」と騒いでいる小川先生、
話を次々飛ばす藤原先生、
イヤラシイ笑顔の福原先生、
無愛想な女生徒、モテモテのマドンナ、うさんくさい教頭。
登場人物が、どれもこれも「そばにいたらイヤだなあ」という人ばかり。
でも、現実ってこんなものです。
普通に見えてもいろんな人たちがいて、同じ空間で生活しています。
大阪といえばガヤガヤ、京都といえばはんなり。では、奈良は?
1300年もの歴史があり、そこらじゅうが遺跡だらけの町なのに、
なんのイメージもありゃしません。
だからこそ、鹿が人間の言葉を話したり、鯰が地震を起こしていたり、
突拍子ないくせに、ありそうな物語が展開できるのかもしれません。
ドラマを観ていて、ロケ地がわかるのは楽しいです。
今週の放送でも、いくつかありました。
福原先生が個展を開いていたのは《TEN.TEN.CAFE》という、ならまちにあるカフェです。
築百年近い町屋を改造した店内も魅力ですが、
オーナーは故河島英五さんのご家族です。
英五さんが書かれた絵画なども飾られています。
ランチやケーキはおいしいです。ならまち散策で歩き疲れた頃にほっとひと息できる場所。
本当に、ドラマのような陶芸展などのイベントも随時開催されています。
小川先生と長岡先生が食事をしたレストランは知りませんでした。
ステキな店でした、一度行ってみたい。
でも、プロの撮りかたひとつで印象はずいぶんと変わりますね。
動物園で出会った小川先生と長岡先生が話をした喫茶店は、家からすぐ近くの場所にあるのですが、
いたってフツーの喫茶店ですから。
こんなに近くでロケしているなら、いっぺんナマで観たいなあ、玉木宏。